「時間が長く感じた」メアリと魔女の花 ネズ吉さんの映画レビュー(感想・評価)
時間が長く感じた
ネタバレあり。予想通り。借りぐらしを見た時に、消化不良になり以降、ジブリ系は映画館で見なくなりました。主題歌に興味があり、見る事にしました。同行者は冒頭付近からうつらうつらと寝てしまい、寝てしまう気持ちもわかるかな。借りぐらしからすると、言いたい事はなんとなくわかりましたが、あくまでもなんとなく。最後、魔法なんていらないという事を主人公が言います。魔法なんていらない、自分で強く生きていくんだという事がいいたかったのなら、最初に「魔法があれば、今の自分を簡単に変えれる」という具体的な言葉で表現があるストーリがあった方が、主人公が様々な事を経て成長してい事がみてとれたのかも。このシーンは余談だと思うけれど長い。なぜこの様に話が飛ぶのか説明のシーンがないなど、バランスが悪く、混乱というか、何が主軸なのという感じでした。映像では、この風景、表現の仕方等が既出の他映画と似ているなと思う部分も多々ありました。構成部分がどうしても、何かとダブってしまい、新鮮味がないというか。。。「今までとは違う映画になっている」と聞いた記憶があります。間違っていたら申し訳ありません。ただそこを期待し見にいきましたが、内容が薄いのは、相変わらずでした。映像も、ジブリの後継にしては、雑、特に食事部分が美味しそうには見えず、エンドロールの最後に、駿監督と二人の方のお名前に感謝と題しでていました。駿監督の解釈の仕方をお聞きしたくなりました。帰宅時、同行者が「面白くなかったが、ここは音響がとてもいい。しかも綺麗だった」と言い、同じと答え、映画の感想でなく映画館の感想になってしまいました。必要のない部分ではと思う所をカットし、伝えたい事をしっかりと表現をしていただければと思いました。初日でしたが、驚くくらい人数が少なく、予約段階から、嫌な予感はしていました。一消費者ですが、その一消費者すら、興行収入がマイナスにならなければいいけれどもと心配になりました。想像力のない一個人の感想で辛口で申し訳ありません。ご理解のほどお願いいたします。追記。やはり同じ事を思われている方が、おられますね。キャラも、このキャラはあのジブリ作品の〇〇と似ている、あの光景は、あのジブリ作品のあのあたりという具合です。シンプルで飽きさせない映画を作る事はとても大変な事だと思いますが、興行収入を目的としていないにしても、消費者を楽しませるアニメーション映画を作って頂きたいですね。