羊と鋼の森のレビュー・感想・評価
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丁寧に紡がれた物語でした
久々に落ち着いた美しい映画を見た。
山﨑賢人、いいなとはじめて思った。ピアニストの姉妹の複雑な感情や完璧だと思ってた、先輩の人生の苦悩を知ることで動く胸の内を主人公から素直に感じることができた。三浦正和は本当に役を生きていて素晴らしい。
「ちはやふる」のメンバーがそろっている
新米調律師の成長物語として見れば面白かった。夢も目標もなかった少年が、人には理解されにくいピアノの調律師になろうとして悪戦苦闘する。初めは自信なさげで全く頼りない山崎賢人が、ラストでは仕事のやりがいを見出して調律師としての夢を語る。調律師の先輩たちやピアニストとの関りの中で自信を得ていく姿は成長物語のセオリーをしっかり踏まえている。
しかしながら調律師の仕事の面白さみたいなものが今一つ伝わってこなかった。調律で音色が変わるというのならば、もっと印象的なエピソードを入れてもよかった。上白石姉妹の性格の違いが音色の違いになっているというのはナイスキャストである。息もぴったりだ。ミュージカルスターの堀内敬子の美声がずっと気になっていた。
自分だけの感性
自分だけの感性の大切さを感じた。
こと音楽という繊細な領域では、その感覚を信じ、他人の感覚とすり合わせることで、作品に意味が出てくるのだとも思った。
寝不足で行ったこともあるが、静かなシーンが多くピアノが流れるうえ、展開がスローであるため、眠気は覚まして行くと吉。
ゆったりと、穏やかに、こつこつと。
山崎賢人の佇まいが、穏やかでとても素直な青年を演じるのに似合ってた。ただ、そこまで責任を感じなくてもいいんじゃない?というのが、正直な印象かな。
調律師は、ピアニストにとって名バイプレイヤー。でも、その存在自体は観客に感じさせてはいけないのかもしれない。例えればサッカーの審判のように。試合が終わった後に、選手全員や観客が審判の存在を忘れていたような、そんなゲームがグッドゲームなように、ピアニストにとっての調教師も、そうなんじゃないかと思うわけで。
静かで、きれい
とっても静かで綺麗な映画なんだけど、ごめんなさい、ちょっと眠たかったです。
調律師さんなんて出会ったことのないお仕事、大変参考になりました。また、北海道な感じがまた静けさを読んでましたし、役者さんも落ち着いた方ばかりで。
エンディング曲は最高でした!
癒される。
小説を読んでいたので、内容はある程度熟知した状態で拝見しました。
映像化という事で少し不安もありましたが、いざ上映が始まると一瞬で引き込まれました。
映像も音楽も本当に美しくて、2時間があっという間でした。
何より、ピアノの音と森や山の描写に心が癒されました。
新米調律師の葛藤と成長を描いているので、ポジティブな気持ちにもなれます。
また、ピアノの専門的な所は解説してくれているので、知識のない人も安心して見られます。
比較的に静かで、心地よい雰囲気の作品です。
役者さんの演技も素晴らしくて違和感はありません。
しかし、山崎賢人さんが出ているからという理由だけでは、退屈に感じる人もいるかもしれません。
綺麗で美しい映画
森の風景、クラシック音楽、雪の街並み
それらが非常に綺麗な作品。
そして、やっぱり主演の山崎賢人はこういう真面目な好青年の役を演じさせたらピカイチ。
素晴らしい演技でした。
アップダウンの激しいハラハラドキドキ映画が好きな人には物足りないかもですが、自分はこういう静かなヒューマンドラマが大好きなので、満足の内容でした。
目立つ分、心狭い方々に批判も受けておりますが、やはり山崎賢人は素晴らしい。
職人として生きていく難しさ。類を問わない玄人好みの文学的映画。
【賛否両論チェック】
賛:調律師として歩み始めた主人公が、日々葛藤しながらも成長を遂げていく姿が清々しい。音楽と自然との見事な調和も印象深い。
否:文学的な描写で淡々と進んでいくイメージなので、どうしても好き嫌いは分かれそう。
調律師の方に限らず、「プロ」「職人」と呼ばれる方々は、皆さん外村のような苦悩や葛藤を乗り越えていらっしゃるのでしょうか。調律師という夢を叶えながらも、幾度となく壁にぶち当たり、その度に悩みに悩んで少しずつ成長していく外村の姿は、まさに1つの技を極めていく者の宿命のようです。「調律」という特殊な世界にあって、弾く人それぞれの想いを汲み取る難しさにも、考えさせられます。
そして勿論、作品全体を彩る北海道の大自然と、ピアノが奏でる珠玉の音色の数々も魅力の1つです。外村の迷い続ける心情を、うっそうと生い茂る森の情景で描いていくのが、見事な演出でした。タイトルの「羊と鋼の森」も、ピアノの特色を的確に言い当てていて、ステキな表現ですね。
かなり文学的な要素が強いので、好みは分かれそうですが、自分の生き方に少し悩んでいる人なんかには、是非観ていただきたい作品です。
久石譲と辻井伸行がタッグと聞いたから期待して観に行ったら、主題歌の...
久石譲と辻井伸行がタッグと聞いたから期待して観に行ったら、主題歌のみで、劇中音楽がないのが残念でした。
ピアノが好きなので映画館で観てよかった。
映画としてはとても見やすく、登場人物の存在感もキャラ性もすごく良かった。
光石研、三浦友和が本当に良い。
良い師匠達に出会えて、これから主人公が成長していく姿が目に浮かぶ。山崎賢人もすごくはまってた。
自分に何ができるのか、何がしたいのか?
自分のやっている調律師とは、仕事とは?
誰のために何ができるのか、何を求められてるのか。
ストレートで簡潔なので考えさせられるというよりも
見終えて清々しい気分になれる。
ただ少し長い。ピアノ好きだけどレイトで観たから少しうとうとしてしまった。笑
静かで心癒される映画
静かな物語運びにセリフも最小限な作りでした。ピアノの音や、キャストの皆さんの繊細な演技が素敵で映画館でゆっくり見たい映画だと思いました。
素晴らしかったです。
とても感動しました。
ゆっくり静かに流れる作品の時間には惹き込まれるものがあり、
主人公・外村の調律師としての葛藤や苦悩、周りの人間との交流が、とても丁寧に描かれていて、心が暖まりました。
″ピアノでピアニストをどうこうできないなら、どうして自分は調律師になったのか″
調律師が一度は向き合うテーマなんだろうな、と思いました。
何度も挫折をし、傷つき悩み、
それでも周りに支えられ前に進もうとする外村を見て、とても勇気をもらい、応援したい気持ちになりました。
なんといっても、やはり
主人公・外村役の山﨑賢人がよかった。
やはり彼の演技が好きだなと思いました。
板鳥役の三浦友和も素晴らしかった!
久石譲×辻井伸行の主題歌が素敵でした!
ピアノや森の描写が多いので癒された。
ここ最近観た映画の中でもかなり上位です。
観てよかったです。
テレビドラマですよね!
物語は良かったと思いますが
お金と労力を使って映画館で見なくても
家の大型テレビで十分ですね!
気になったのは、北川みずき役の 堀内敬子さんの大きすぎる
声がうざかったです!
平日だからでしょうか、観客は20人くらいだったと思います
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