羊と鋼の森のレビュー・感想・評価
全216件中、141~160件目を表示
温度感が素晴らしかった
監督が原作の温度感をとても大事にしているのがわかる。会話の間とかピアノの響き、ピアノに人が触れる音、ハンマーが弦を叩く音、そういう細かい音の1つ1つまで大切にされていて、なんだか観ていて嬉しくなった。観に行けて本当によかった。
板鳥さんがとても板鳥さんだったし、柳さんの鈴木亮平もすごくかっこよくて頼れる兄貴で(ドラムのシーンかっこよすぎてそこだけ繰り返し見たいくらい)、秋野さんは光石さんのおかげで原作ほど嫌味ったらしくないというか嫌味の奥の優しさがにじみ出ていて好きです(笑)
山﨑賢人は今作が1番はまり役だったのではないだろうか。一生懸命で真っ直ぐでもがいている姿が、とてもはまっていた。山﨑賢人が外村で本当によかった。
上白石姉妹もとても素晴らしかった!原作通りの姉妹の温度差が可愛らしくて愛おしかった。ピアノの違いも!
本当に素晴らしかったです。
映像が美しく静かな印象の映画
静かに観る
キャスティングが完璧
素晴らしい。一番かもしれない。音響演出すべて。
素敵な作品です
森の音が響いてこない
『陸王』で山崎賢人氏の演技に惹かれて見た映画。
『陸王』ではいい演技をしていた彼だったが、終始おどおどした自信のなさが目立った。
その一番の要因は主人公自体の調律をしていくなかで培ってきた、核心的な部分がはっきり見えなかったからだろう。
序盤の学校での調律でのシーンでピアノの音が森の音と重なる表現も、全く何が言いたいのか見てとれない。
ピアノの調律が森のどういったことと重なるのか、さっぱり分からない。
主人公が生きてきたなかで森がどういう役割を果たしてきて、調律をしていくなかでどのように森を捉えるようになってきたのか、その辺の描写が足りない。
ピアノの音と森の音が重なって聞こえるなら、もっと自然の音も響かせないと見ている側にはその関係性は見えてこない。
だから、ライブハウスのシーンで柳先輩の過去の話を聞いた後に「柳から柳さんに変わったときだったんですね」と言う主人公の台詞も意味がよく分からなかった。
祖母が死んで弟から「兄ちゃんが調律しになるって言ったときも、ばあちゃんは兄ちゃんは森で迷っても必ず帰ってきてたから大丈夫だって言っていた」と告げられたのも、一つのターニングポイントになるはずなのに、主人公と森の関わりが見えてこないだけに、台詞が入ってこない。
最後の佐倉姉妹の「ピアノで食っていくんじゃなく、ピアノを食っていくんだ」って台詞も浮いている。
結局、原作ありきで作っている映画にしかなってないから、原作の台詞をただ引用して浮いてしまうのではと感じた。
最近こういう邦画が多くて、悲しくなる。
どうせならオリジナル作ればいいのに。
余談ですが、原作読んだ母と一緒に観に行きましたが、序盤から寝ておりました💧
なので寝れるに一票。
私は原作未読だったので、母から原作に描かれていた森の描写のことなど細かいことを聞いて、ようやく内容を理解できました。
映画だけではあの内容を理解するのはちょっと難しい。
ゆっくり、こつこつ
2回鑑賞しました。原作は読んでいません。
1回目は、美しい雪景色、自然の森、ピアノの音や曲がとても強く残りました。で、ちょっともったいないと思い、2回目。やはり、目線が変わりました。調律師という馴染みのない仕事がとても丁寧に描かれていて、この仕事を選んだ外村の成長して行く姿を見る事が出来ました。ちょっと退屈になる様なゆっくりとした映像も外村と同じペースなのかなと思って観ていました。先輩調律師の柳とのやり取りもクスッと笑えます。失敗や挫折をし瞳に光が無くなる表現は、胸が詰まりました。
主演の山﨑さんが、演じる事に悩んでた時期だと言っていました。きっと外村と重なる部分があったのでしょう。高校生の何となく過ごしていた頃の外村と、目標を決めた時の外村の表情は全く違いました。山﨑さんにとって、この作品が俳優をやっていく上で、後押ししてくれるものであれば良いと思います。
最後に流れるピアノは、本当にこの作品を表す素晴らしい曲でした。
美しい映画でした。
つまらない。。。
素敵でした!
めちゃくちゃ地味だなおい。笑 これ実写化する意味あったのか…?美し...
キャストが良い
設定は面白いけど、中身がない、そして
全216件中、141~160件目を表示