羊と鋼の森のレビュー・感想・評価
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静かに観る
原作を大事に読んでいたので、この映画は静かに観たいと思っていた。万引き家族のおかげでそれが叶い、静かに耳を澄まして観ることができた。 森と羊と鋼と音か繋がって底を這って立ち上るような映像はひたすら静かで熱のある風景。 ピアノがたたずむ姿が静謐で美しかった。 キャスティングも大きなダメージもなく原作の世界観を伝えていたと思う。 難をいえばおそらく原作未読の方には表面的に感じてしまうところも多々あったのではと感じた。
音楽と映像がマッチして癒されました!
調律師の仕事って、職人技すぎて…感動しました。 何かを極めるのは、鍛錬と前向きな姿勢なんだろうな。音楽と映像がマッチしててとっても癒されました!また山崎賢人君が適任で安心して見れました!
キャスティングが完璧
上白石姉妹の初共演と、一風変わったタイトルに興味があって軽い気持ちで観てきました。 良かったです、泣けました。 ピアノの調律師が仕事の、森で育った素朴な青年が。 師弟愛、兄弟愛、家族愛によって失敗や挫折を克服して。 立派に成長していく姿を描いた、ヒューマンドラマです。 音楽や映像も良かったけど、何よりキャスティングが完璧だったと思います。 ぜひ観てください。
素晴らしい。一番かもしれない。音響演出すべて。
鋼のフェルト指す調整が深い。森で暮らしてきた外村に音の才能はあった。クラシック聞いて森林浴で兄弟や人の能力人生が描かれている。家と本番のピアノの環境と緊張、あらゆる調律。ピアノ病気で引けなくなり姉が進路もがき水のなかにいる音ともがいて水面に出る演出がよかった。
素敵な作品です
澄んだ空気感、自然の美しさ、草木が風に揺れる音とピアノの心地よい音色に疲れた心がスッと癒されました 一人前のピアノ調律師を目指す若い主人公の焦りや嫉妬、人生に何が大切なのか?などの気づきが見る人に訴えかけるかのように繊細に表現されていました。 自分の人生に疑問がある人も夢のある人も、何か感じ取ることができる、そんな映画です。 主人公がピアノを調律する際の純粋な眼差し、繊細な指先、美しさ、、吸い込まれました。 主人公、山崎賢人さんは適役ですね この優しい音色と映像美を際立たすことができる主人公は、彼しかいないんじゃないかな もうすこし主人公の心情の動きが多かったらさらに良かったかも。
森の音が響いてこない
『陸王』で山崎賢人氏の演技に惹かれて見た映画。
『陸王』ではいい演技をしていた彼だったが、終始おどおどした自信のなさが目立った。
その一番の要因は主人公自体の調律をしていくなかで培ってきた、核心的な部分がはっきり見えなかったからだろう。
序盤の学校での調律でのシーンでピアノの音が森の音と重なる表現も、全く何が言いたいのか見てとれない。
ピアノの調律が森のどういったことと重なるのか、さっぱり分からない。
主人公が生きてきたなかで森がどういう役割を果たしてきて、調律をしていくなかでどのように森を捉えるようになってきたのか、その辺の描写が足りない。
ピアノの音と森の音が重なって聞こえるなら、もっと自然の音も響かせないと見ている側にはその関係性は見えてこない。
だから、ライブハウスのシーンで柳先輩の過去の話を聞いた後に「柳から柳さんに変わったときだったんですね」と言う主人公の台詞も意味がよく分からなかった。
祖母が死んで弟から「兄ちゃんが調律しになるって言ったときも、ばあちゃんは兄ちゃんは森で迷っても必ず帰ってきてたから大丈夫だって言っていた」と告げられたのも、一つのターニングポイントになるはずなのに、主人公と森の関わりが見えてこないだけに、台詞が入ってこない。
最後の佐倉姉妹の「ピアノで食っていくんじゃなく、ピアノを食っていくんだ」って台詞も浮いている。
結局、原作ありきで作っている映画にしかなってないから、原作の台詞をただ引用して浮いてしまうのではと感じた。
最近こういう邦画が多くて、悲しくなる。
どうせならオリジナル作ればいいのに。
余談ですが、原作読んだ母と一緒に観に行きましたが、序盤から寝ておりました💧
なので寝れるに一票。
私は原作未読だったので、母から原作に描かれていた森の描写のことなど細かいことを聞いて、ようやく内容を理解できました。
映画だけではあの内容を理解するのはちょっと難しい。
ゆっくり、こつこつ
2回鑑賞しました。原作は読んでいません。 1回目は、美しい雪景色、自然の森、ピアノの音や曲がとても強く残りました。で、ちょっともったいないと思い、2回目。やはり、目線が変わりました。調律師という馴染みのない仕事がとても丁寧に描かれていて、この仕事を選んだ外村の成長して行く姿を見る事が出来ました。ちょっと退屈になる様なゆっくりとした映像も外村と同じペースなのかなと思って観ていました。先輩調律師の柳とのやり取りもクスッと笑えます。失敗や挫折をし瞳に光が無くなる表現は、胸が詰まりました。 主演の山﨑さんが、演じる事に悩んでた時期だと言っていました。きっと外村と重なる部分があったのでしょう。高校生の何となく過ごしていた頃の外村と、目標を決めた時の外村の表情は全く違いました。山﨑さんにとって、この作品が俳優をやっていく上で、後押ししてくれるものであれば良いと思います。 最後に流れるピアノは、本当にこ…続きを読む
美しい映画でした。
映像はまずまずな感じでした。 でも、演奏された音楽はどれも素晴らしく、 映画だけど目をつぶって聴きいってました。 僕は原作を読んでからこの映画をみました。 だいたいは原作通りでしたが 原作ではもっと戸村君が(言い方が雑になりますが) 汚かったのに映画の中では、 とても良い子ちゃんになっていて残念でした。
つまらない。。。
私は考えさせる系の映画が好きので、全然派手じゃなくてもいいし、むしろ派手な映画が好きじゃない。なのに、これはあまりにもつまらなくて、三回寝てしまた。ピアノについて何も知らない私は別の映画を選べばよかったが、監督とキャストに期待してしまって、見てしまった。綺麗な景色が多いが、いいところはそこだけかもしれません。
素敵でした!
公開前試写会を観て、公開初日に映画館で鑑賞しました。もうすごかったの一言です。静かな映画なのですが、映像のきれいさと音の迫力のすごさ。そして、山﨑賢人くんがすばらしかった~。キラキラ王子を封印して朴訥な外村くんになりきっていました。それでいてやっぱりかっこいい❕もちろん他のキャストもピッタリはまっていました。映画館で観てほしい映画です。もっともっと多くの人に観てもらえたらいいなと思います。
めちゃくちゃ地味だなおい。笑 これ実写化する意味あったのか…?美し...
めちゃくちゃ地味だなおい。笑 これ実写化する意味あったのか…?美しいっぽい景色と今旬キャストで間を持たせているつもりなんだろーが、長すぎるし退屈だしなんじゃこりゃ。 出演者が全員今まで観た中で一番ぶさいくに見える奇跡。あと無駄な下手くそELLEGARDENにはイラしかない。最低。
キャストが良い
原作、コミックの両方を読み、完成披露試写会で観てから更に公開後も観るほどハマっています。やはりキャストが皆さんはまり役でそれぞれの人物を生きている、と思います。活字ではなかなか想像出来なかった音を見事に再現されていて美しい北海道の自然を引き立てています。演奏曲の中では子犬のワルツが好きです。また、毎回エンディング曲が流れると自然と涙がこぼれます。見終わると心がキレイになったように感じるので何回も観たくなってしまいます。実際あと2~3回は観るつもりです。
低レベル
セリフが棒読みにしか聞こえないキャスト陣の演技力の低さに驚き。そして纏まりの無い展開と水中や森での不要な演出まで全てが低レベル。そんな中でも唯一、ピアノの音色や音楽は良かった。 2018-112
設定は面白いけど、中身がない、そして
主人公がつまらなすぎる。1番頑張っていない。 表現が曖昧すぎる。原作を表現出来なければ省いてor主人公過去エピソードなんか辞めて現場進行形だけにすれば良いものの。 星5はやれません。 また、今年1番とか最高(お前には何個あるのだ?)とか書き出すこの映画のみ評価記載レビュアー、愛は盲目レビュアーの星5評価が増えない事を祈る。 好きな俳優の為なら、辛い評価もすべきだ。
人生に勇気を与えた作品
映画は何のためを見に行ったのか、人それぞれでしょう。 今まで、いろいろの違う題材の映画をみましたが、 この作品が最高だと思います。 家族全員で見れるし、子供と学生さんにきっと人生に対し、 もっともっと、頑張る気が湧き上がると思いますね。 映画が人生に力を与え、子供たちにいい人生観を作ってあげることができれば、それはある意味での、よりよい作品ではないかと思っております。 俳優さんと監督さんはお疲れ様でした。でも、いい作品ですね、 山﨑賢人さんは以前より成長した気がしますね。 っていうか、彼はイケメン俳優だけではなくて、 自然で、うまく演じることができる俳優さんになりましたね。 はい、感想は以上です。 まだ見ていない方は映画館で見れば、実感ができると思いますね。
440khz単音の清々しさ
ピアノと調律に関して、非常に真面目に取り扱っています。 調律・整調はもちろん、接客や椅子の動かし方まで、教科書的と言っていいくらい丁寧で、好感が持てました。 また、劇中の演奏で使われる曲のチョイスもかなり良かったと思います。 映像はひどいと言っていい部類です。 名脇役に助けられて、何とか観続けました。 音楽や音を題材にした作品に、BGM的な音楽を重ねるのは考えもので、本作品では邪魔に感じました。 ピアノや調律、音楽について知るにはとても良いと思います。 反面、いわゆる映画力(映画観たなぁという実感のようなもの)には乏しく、残念な出来栄えで、厳しめの採点です。 『ピアノマニア』という調律師のドキュメンタリーと合わせると、より理解が深まると思います。
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