劇場公開日 2017年4月15日

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「【”『鏡の中の中国』そしてリアルプラダの悪魔再び。”今作は、中国をテーマにしたメットガラ開催までの舞台裏のプロフェッショナルたちの”仕事”を描いたドキュメンタリーである。登場セレブ何人分かるかな?】」メットガラ ドレスをまとった美術館 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”『鏡の中の中国』そしてリアルプラダの悪魔再び。”今作は、中国をテーマにしたメットガラ開催までの舞台裏のプロフェッショナルたちの”仕事”を描いたドキュメンタリーである。登場セレブ何人分かるかな?】

2025年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

ー メットガラにて、中国をテーマにした『鏡の中の中国』の開催が決まる。

  そこから、「VOGUE」US版編集長のアナ・ウィンターと、メットのアンドリュー・ボルトンが動き出す。ウォン・カーウァイ監督が美術観衆を務めるが、中国側の反応は彼らには厳しい。
  開催時期が近付く中、アンドリュー・ボルトンの焦りは募って行く。又、セレブたちのパーティでの席順選びや、特にリアーナの出席交渉などもリアリティがある。

  観ていると、ハイファッションと、映画一流俳優達や人気歌手たちとの関係性も分かって来る。
  両者は、共依存関係にあるのである。

  それにしても、開催側の関係者、特にメットのアンドリュー・ボルトンの心労は凄いモノだろう。そんな中、アナ・ウィンターの振る舞いは余裕すら感じさせるのである。

  今作で披露される数多くのチャイナドレスを始めとした金色のマネキンが纏う衣装や、巨大な壺を飾る何万もの薔薇の花など、豪奢極まりない『鏡の中の中国』が今作では見れるのである。-

NOBU
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