ワイルド・スピード ICE BREAKのレビュー・感想・評価
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知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪ これが実写版『ONE PIECE』ちゃんですか?
カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの第8作。
キューバでレティとのハネムーンという幸せな時間を過ごしていたドム。しかし、とある女性と接触したことにより彼の運命が狂い始める…。
○キャスト
ドミニク・トレット…ヴィン・ディーゼル(兼製作)。
デッカード・ショウ…ジェイソン・ステイサム。
ルーク・ホブス…ドウェイン・ジョンソン。
レティ・オルティス…ミシェル・ロドリゲス。
ローマン・ピアース…タイリース・ギブソン。
ミスター・ノーバディ…カート・ラッセル。
オーウェン・ショウ…ルーク・エヴァンス。
○新キャスト
最強のハッカー、サイファーを演じるのは『ハンコック』『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』の、オスカー女優シャーリーズ・セロン。
謎の女性、マグダレーンを演じるのは『RED』シリーズや『モンスターズ・ユニバーシティ』の、レジェンド女優デイム・ヘレン・ミラン。
過去作は全て観てきているにも拘らず、今が何作目なのかさっぱりわからない。そう、それが『ワイルド・スピード』シリーズ。これって8作目?7作目?
シリーズの立役者、ポール・ウォーカー亡き後に作られた初の作品でもある。
まぁぶっちゃけ、ポール演じるブライアンが居なくても物語的には全く問題はない。
何故なら、このシリーズは筋肉ハゲ1号ことヴィン・ディーゼルを中心に回っているからである。
最初はポール・ウォーカーが主人公だったのにねぇ…。
薄々気付いていたのだが、今回この『ICE BREAK』を観て確信した。
自分はヴィン・ディーゼルが、というかドミニク・トレットというキャラクターが苦手だ…😅
なんでこの男に人を寄せ付けるカリスマが備わっているのか、よくわからない。
だって、終始顰めっ面で辛気臭いじゃないですかっ!
意外と神経質だし、いつもタンクトップだし、避妊はしないし…。
「ファミリー」が大事とか言っておきながら、ジゼルとかエレナが死んでも大してダメージ受けてねぇじゃねぇかこのハゲッ!
今回は隠し子が拉致られるという、ドムにとっては過去一でシリアスな状況となる。
その為、本作のドムはいつも以上に顰めっ面で辛気臭い。
シリーズの顔であるドムが辛気臭いので、どれだけ派手なアクションが展開されようがなんかいまいち盛り上がりに欠ける。
ニューヨークでの「ゾンビ・タイム」や、原子力潜水艦とのバトルなど、殆どギャグと言ってもいいほどに荒唐無稽なカーアクションは楽しいっちゃ楽しいんだけど、なんか爽快感が無いんすよね〜…。
ドムが辛気臭い分、筋肉ハゲ2号のホブスと筋肉ハゲ3号のデッカードがすごく頑張ってくれた👍
いくらなんでも、あれだけの騒ぎを起こしたデッカードが仲間になるのはNGだろっ!とか思わんことも無いんだけど、まぁ楽しいからオッケーです🙆♂️
この映画、殆ど少年漫画と同じノリだしね。
ホブス&デッカードのイチャイチャこそが本作の最大の見どころ。
特に今回はデッカードのキャラの掘り下げ…というかギャグ化が進んでおり、彼の登場シーンは軒並み楽しくて良かった。
単純に、ザ・ロックとステイサムが大暴れしさえすれば、私はどんな映画でも満足出来るのです😆
そうなると、『ワイルド・スピード』シリーズじゃなくても良いやんって話なんだけどさ…💦
シリーズ最大の悪役であるサイファー🦹♀️
過去の悪役の裏には全て彼女が存在していた…!ナ、ナンダッテー∑(゚Д゚)
これまでの敵は、なんだかんだ言っても可愛げのある奴ばかりだったけど、今回はマジでヤバそう。
正直、シャーリーズ・セロンはオーラが凄過ぎるので、良い意味でガラクタ感のある『ワイスピ』シリーズにはマッチしていないような気もするが…。
人間離れしたルックスとスタイルを持ち、殆ど瞬きをしない。もしかしてシャーリーズ・セロンってサイボーグなのかも?
シナリオはいつも通りめちゃくちゃだけど、そこはもう突っ込んでも仕方ない。
『ワイスピ』はそういうものなのです!!
ただ、元々はただのチンピラだったドム一家が、世界を救う為に戦うというのはちょっと抵抗感がある。
これまでは恩赦を得る為だったり、敵の方から襲ってきた為だったり、何かしらの理由があって行動していたのに、今回はなんかみんなの中に正義の心が芽生えてしまっていた。
悪党は悪党だからこそ輝くものだと思うんだけどなー。
主人公がカリスマ的な魅力の持ち主だったり、かつての敵が仲間になったり、アウトローたちが世界を救ったり、最後は宴を開いたり…。
これは実質『ONE PIECE』の実写版なのでは?
このマイルドヤンキー的なノリが段々とキツくなってきた〜💦
知り合いじゃなくて 友達じゃなくて オレたちはFamily〜♪
アクションよくばりセット
ワイスピ史上一番かな
持て余すほどの切り札を使い切った、ワイスピきっての良作
シリーズを通してのラスボス「サイファー」が登場し、主役であったはずのドムがファミリーに背を向ける。
全く同じと言うのは無いが、どこかで聞いた設定の繰り返し。
それが悪いとは言わないし、いい意味でもシリーズ内で異色の作品となった。
まず「ドムが裏切る」だが、これに関してはメタ的な意味を込めても、絶対本心じゃないのは明らかだし、既に前々作で「レティの復活」と共に描いた既出演出。
意外性もクソも無い設定だが、まぁ主役が敵側に着き、レギュラー陣が悪戦苦闘する様はある意味意外で面白かったので、結果的に良かった。
次に
1つ目の問題点として、この作品最大の悪手「デッカードの仲間入り」だ。
これは個人的主観もあるが、前作でステイサムがデッカードとして出演した時点でこうなることは見えていた。しかし世間はそれをよしとしないし、ドムのファミリーの概念からもかけ離れている。
作中でもレティやテズが「お前は仲間じゃない」と悪態をついていたが、その割には背中を預けて戦闘していたし、最終的にドムはデッカードを信頼して、「リトルブライアン」を救出する作戦を任せる。このリトルブライアン救出作戦の演出は大好きだし、ステイサムの無双シーンが見れて個人的には満足だが、如何せんこのデッカードは元ファミリーの「ハン」を殺している。
デッカード本人も、償いどうのこうのと言っていたが、正直この罪はそう簡単に償えない。
自分としては、これの次回作で「実はデッカードはハンを殺しておらず、水面下で行動を共にしていた」と言う大どんでん返しが待っているものだと勝手に期待して納得していたが、全然そんな事も無かったし。
そもそもデッカードほどのプロが、殺した"と思っていたが実は逃げていた"なんて事態を見逃すはずもないし、あれだけの時を共に過ごしたドムが、日本からハンの遺体を輸送するときに"本人かどうか見分けがつかない"はずも無いし、この件に関しては色々と設定や脚本に無理があった気がする。
何の説得力も無い個人的意見としては、デッカードはハンを殺しておらず、実はデッカードとドムは東京でコンタクトを取っており、以降の敵「モーゼ」ひいては「サイファー」を倒すために敵同士を演出していた。ハンはドムと共に東京から戻ったが、サイファー(当時は登場すらしていないが…)の件が片付くまで身を顰めることにした。
これならすべての辻褄があうし、無理も無い。まぁあくまで個人的妄想だが。
最後に
2つ目の問題点として「不要人員の退場」だ。
これを聞いてピンときた方もいるかもしれないが、本作で退場した唯一のレギュラー陣「エレナ」だ。
本作のキーキャラクターでもありながら、シリーズを通して不要と判断された彼女は、何の見せ場もないまま敵の手によって殺されてしまう。
初めて見た時には、身近なキャラクターの死…と言う衝撃的な内容から何も思わなかったが、後々考えてみるととんでもなく酷い退場方法だ。
どうせなら「ジゼル」の様に見せ場を作った英雄的退場でも良かったのに、レティに子供を産ませない為と、ドムの復讐心作りの為に、何の見せ場も無いまま無残にも殺されてしまう。
だが、そんな悪手も帳消しにしてくれる最大の見どころが、「金を使ったカーチェイス」「見ごたえの良い復讐」だ。
まず「金を使ったカーチェイス」だが、これは物語中盤のいわゆる「ゾンビタイム」や、これでもかと言うほど爆薬を使いまくった終盤の氷上チェイス。
これらのシーンには目を奪われた。特にパーキングからの雪崩シーンは、劇場で唖然としてしまったのを覚えている。
次に「見ごたえの良い復讐」だが、本作には3パターンの敵が存在し、殺されるべき敵が明確化している。
1パターン目は「ドム」。しかし彼は、敵として振舞っていただけであって敵では無い為度論外。
2パターン目は「サイファー」。これは公式も見解している通り”シリーズを通してのラスボス”なので、本作で死ぬことは無い。
そして3パターン目、エレナを殺した仇の「ローズ」だ。
彼はラスボスでも無いのに、作中通して無駄にドムを煽り散らかし、ドムはおろか観客のヘイト値を買いまくり、最終的に見事な殺されっぷりを披露する。
今までのワイスピに登場した敵は、比較的呆気ない最後が多かっただけに、コイツの死は見応えがあって良かった。
これだけシリーズが長く続くと、スポンサーや主演陣、果てはファンまでもの意見が入り混じり、監督が思った作品に成り立たないのも事実だし、続かせる努力が必要なのも分かるが、個人的には(言い方は悪いが)キリがよかった前作で締めていた方が、後々の結果を考えると良かったのかもしれない。本作は間違いなくシリーズきっての良作だし、見ごたえ抜群で何度見ても面白いが、続ければ続ける程自分の首を絞める結果になる。
本作で使い切ってしまった二人の名優「ドウェイン・ジョンソン」と「ジェイソン・ステイサム」がその良い例で、彼らは本作を最後にシリーズを脱退※している。
これだけ名の知れた名優が抜けてしまうのは、シリーズにとっての大きな痛手であることは間違いないし、抜けた彼らをカバーできる魅力がこのシリーズにあるとは到底思えない。
難しい判断だろうが、これ以上被害が大きくならない事を心から願う。
(※ステイサムは次回作にもノンクレジット出演している。)
個人的感想
シリーズで1、2を争うほど好きな作品。
1の様ないい意味で安っぽい感じも良かったが、金のかかったカーチェイスものも好きなので、どちらも捨てがたい。しかし長期シリーズに見て取れるネタ切れ感や方針転換時の矛盾が見て取れるので、シリーズ作品としては少し厳しいかな。
迫力満点!!
とにかくキャストが豪華。 ヴィンにドウェインはもちろんだけどJステ...
とにかくキャストが豪華。
ヴィンにドウェインはもちろんだけどJステイサムにヘレンミレン、シャーリーズセロンまで。
敵対せず全員仲間でオーシャンズやればと思う。
今までになく少しシリアスで内容にもこだわったような作品。
何でもかんでもデジタル化した弊害とハイテク過ぎる物を作ってしまった結果を表現したような。
やっぱ何でもデジタル化は反対というか嫌だな。
ヴィンがかっこいいのは毎度の事ながらJステイサムさすが期待を裏切らない。
スカイミッションといいこれといいここ最近のワイスピは盛り返してきて一段と面白い。
これは観て良かったな〜。
シリーズのファンですが
あえてドムを敵に回すという大胆なプロット、派手さもまたアップ
劇場で観て以来2回目の鑑賞。観たはずなのに観た気がしないくらい面白いし熱くなったな…。やっぱりファミリーの関係性を知ってから観ると全然違う。
トレックが敵になる…という衝撃的な所から始まる今作。ファミリーによって魅せられたシリーズであること、ポール・ウォーカーの死去後初めて本筋に出てこないという中、このテーマに挑んだ脚本にただ驚く。それがファミリーの関係性を揺るがしながら進んでいくストーリーは、やっぱりシリーズを追わないと楽しめない。逆に良く単発で楽しめたって思えてくるほど。笑 それはカーアクションがすごいから楽しめるけどもね。
面白いんだけど、強いて言うなら絶望感の方が強め。設定もそうだし、途中で描かれる展開も割と重い。爽快さよりその絶望のディティールが一層かかっていたのがある意味新鮮であり、衝撃でもあった。やっぱりクルマを大量に落としたりハッキングしたりするシーンはいつ見てもあ然とする。車が折り重なるシーンは何かトミカで遊んでいた頃を思い出す。笑
毎回恒例のクルマ的映画論。実は今作、あまり新型車が出てないというのも1つのポイント。ベントレーコンチネンタルもモデルとしてはそんな新しくないし、アヴェンタドールも言うほど…。強いて言うならジャガーFタイプくらいか。逆にガレージでコンセプトカーの日産「IMx」を置いていた方にびっくり。相変わらず細かいところまでこだわっている。
さて、いよいよ最新作への準備が整った。どんなアクションで、どんな展開で、待ちに待ったワイスピシリーズを盛り立ててくれるのか。ようやく観れるので、楽しみでしかない。
稀代のカーアクションムービー健在。カットしまくりのTV版だがとりあ...
ドムの裏切り!?
今作は最強のサイバーテロリスト「サイファー」との戦い。
見どころはやはり、ハッキングを利用したゾンビカーアクションは恐怖だ!車が雨のように降られた暁には回避は不可能である。
テズとラムジーのハッキング対決も緊張感があっていい。
ドムにできた新しいファミリーを守るべく、デッカードのベイビーアクションも面白い。
ドムがファミリーに息子を紹介する場面でブライアンと呼んだのもファンからするととても感慨深いものがあった。
これでいいのかドムよ
【あー、ブライアン】
僕は、凍った海をバスに乗って、島に渡ったことがあります。
氷は結構丈夫なのです。
まあ、潜水艦とデッドヒートするのは荒唐無稽だけど、ワイスピならではで、大好物。
町山智弘さんが、ラジオで8月6日から公開の「ジェット・ブレイク」について話していた時、この「アイス・ブレイク」で駐車場から車が雨のように降ってくる場面、あれは実写だと話していて、改めて観て、結構びっくりしました。
あと、「スカイ・ミッション」の話だけど、このワイスピ・シリーズでCGを使ったことがあるのは、ポール・ウォーカーの実弟をブライアンの代役にして、顔を重ねたところだけだと。
知ってはいたけど、町山智弘さんの話を聞いて、再びしんみりしてしまった。
このワイスピシリーズでは、敵が味方に、そして友人になる話は、日本の漫画のようでもあるし、本当に楽しい。
最後の”新たな”ブライアンの笑顔がナイス。
ワイスピは、日本の漫画宜しく、死んだと思ってた人が、再び登場することがあるのだけれど、このブライアンのケースは、生まれ変わったということで。
ジェットブレイクでも蘇るキャラがいるのはご存知の通りだし。
楽しみ楽しみ。
なにこれ!楽し~~い!(初見)
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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シリーズ物は追いかけ出すとキリがないので
見て見ぬフリをしてたワイスピシリーズ。
でもこの連休中のたった1日だけの休みに観る作品として、
1番スカット係数が高そうだったので、初めて劇場で観ました。
これまでの大体の経緯をザックリ、ネットでチェックしてからの鑑賞。
思った通り文句無く、スカット係数はマックス!!
冒頭は、今注目のキューバの街中での
クラシックカーオンパレードに始まり、
ワクワク感が半端ないカーチェイス!
そして、ドム兄の男気がたまんないです!!
沢山の伏線を 内包するキューバロケシーン!
これ、目に焼き付けておいてね!!
007とか、MIとかと年をずらして、上手く作って貰えれば、
きっとこの後も観るかも~~
シャーリーズセロンとヘレンミラン以外はスカでやんす‼️❓
ワイルドスピードは何処へ
【”最凶の女サイバーテロリスト降誕。”カーアクションから、カーディストラクションムービーに変容して行った作品。スコット・イーストウッドもソコソコ頑張ってます・・・。】
ー ワイルドスピードシリーズは、無名に近い俳優さん達が、頑張って、世界的に莫大な興行収入を収めるシリーズ作品にしていった作品である。ヴィン・ディーゼルも含めて・・。ー
◆感想<Caution! 内容に少し触れています。>
・今作では、ハリウッド俳優の大御所である、シャーリーズ・セロン姉さんを始め、出番は少ないがヘレン・ミレンが参加している。
シャーリーズ姉さんは、流石の貫禄で超悪役を演じている。
一方、ドムの恋人だったエレナ(エルナ・パタキー)は、今作でアッサリ、シャーリーズ姉さんにヤラレテしまう・・。
何だか、寂しい感じがする。
・ワイルドスピードシリーズは、元々ゼロヨンレースに命を懸ける若者達の映画だった。
だが、作品の規模がスケールアップするに連れ、派手なストーリーを求められるようになり、映画制作陣がその要求に答えるべく、頑張ってきたことは事実である。
・今作では、ドムファミリーに新たな男が迎えられている。
今までと同じ流れで、敵役だったデッカード・ショウを演じるジェイソン・ステイサムがドムが、シャーリーズ姉さん扮するサイファーの言いなりにならざるを得なかった拉致されたエレナとの間に生れた息子をコミカル要素を交えながら、必死に助けるシーンは良かった。
<ドンドン、スケールアップしていくワイルドスピードシリーズ。
何処に向かっていくのであろうか。
若干の不安を抱えつつも、スピード&ディストラクション(何台、車を壊したのかな?)シーンに魅入られた作品。>
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