「スーパーコンボのために その8」ワイルド・スピード ICE BREAK つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパーコンボのために その8
とうとう、スーパーコンボのために過去作を見終えたのだ!ヒャッホー!
最初はかなり義務感先行だったのに、作品を重ねるにつれ、普通に次作を観るのが楽しみだった。
V8も300馬力も相変わらず「何のこっちゃ?」なままだが、とにかく面白い。
振り返ってみると、その5である「MEGA MAX」が分岐点だったんだな。
皆で協力してミッションに挑むチームものの面白さ、過去作を彷彿とさせるアクションを序盤で見せる手法、常識を更に破り続ける新アクション、豪華さを増すキャスト。
実際、私が夢中になり始めたのもMEGAだったもの。
今回はやっぱりニューヨーク市内のカーアクションが最高だったね!
シャーリーズ・セロン演じるハッカーのサイファーが半径5km圏内の車をジャックするんだけど、大量の車が氾濫した川のように怒濤の疾走を見せる場面は圧巻。
普通に考えたら「どうせCGだろ」なんだけど、ワイスピ撮影チームは映画以上に無茶するからなぁ。運転手いないわけだし、ワイヤーで繋いでレール引いたりして撮ったんだろうか?
うーん、興味深い!ホント凄い!
推しのステイサム君もバッチリ活躍するし、前作はヤバさ爆発の最凶ヴィランだったのが、なんか可愛いところも兄貴なところも見せつけてくれちゃって、キュンキュンだわ!
あと、やっぱりレティはカッコいい。むさ苦しい男所帯で、アクション映画は男映画なのかもしれないけど、度胸も運転テクニックも愛の深さも、レティは本当にカッコいい。
スカッと楽しい中にも、しんみりと心に染みる大切な人への大切な思い。何年もファンとキャストと制作チームが作り上げてきた、不思議な一体感があるよね。
途中で「もういいや」と諦めたりせずに、ドムに着いてきて良かったよ。
「スーパーコンボのために」最高にエンジンが温まって来たぜ!エンジンがどれなのかはイマイチよくわかってないままだけどな!
結論「スーパーコンボのために その8」
観終わると無性にBBQがしたい