打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
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腑には落ちない
映像は綺麗でした。
楽曲も素敵。
主演俳優も好き。ただし実写なら。
大人びたヒロインに広瀬すずは、序盤違和感あったものの、ただん馴染んで行き、まぁこれはこれでアリかなと思えました。(まんま広瀬すずだから)
菅田将暉に中学生は無理でした。
こういう話題作りのためだけのキャスティングって大っ嫌い。
玉の正体はよくわからず、まぁ結局彼らが世界を選択したところで尺玉モードの謎玉が打ち上げられて起動して… ということなんでしょうが、何か物足りない。
玉のギミックからすれば、「そういうことだったのか!」と終盤気付かされる伏線回収や驚きが欲しかった。
中学生による甘酸っぱい一夏のストーリーにキスはいらない。
酷い
ここのレビューを見て期待せずに観たにも関わらずそれ以上に酷い話でした
ところどころ挟まれる“瞳のアップ”の演出もほぼほほ滑り倒すと言う制作側の自己満足
これを『期待作』として各メディアで告知していたと思うと怖い
米津玄師の無駄遣い
エンディング曲の米津玄師作詞作曲の歌が割と好きだったので観たことなかった本編を録りためていた金曜ロードショーで観た。
感想を一言で言えば酷い。
主人公の男が終始ポンコツでイライラしかしない。
気概も根性も優しさも、好きな女を大切にする心も友情も大切に出来ないダメ男が、何度も失敗したのを都合良いアイテムでリセットするだけの話。
そもそも、ヒロインの女のコは親友のユウスケが好きなんじゃないのか?
石を投げる前の描写が現実な訳で、やり直した世界では「花火に行こう」とは言っても主人公に「好きだから」とは言ってない。
あの描写で、実はヒロインはやっぱり主人公が好きだったと描きたいなら脚本家のセンスがないにも程がある。
つまりは何も出来ないダメ男が石によって自分の都合の良い世界を作る話。
某22世紀のネコ型ロボットに出てくる男の子はまだ小学生だから許せるし、の○太は話の中で成長する。
なのでクライマックスでどれだけドンデン返しで感動させてくれるのかと思って惰性で観ていたら何も起きずに終わった。酷い。
今まで米津玄師の曲を聞いていて、「この曲がベストなタイミングで流れたら涙を誘われるな」と思っていたが、映画の最後に流れた時の感想は
「は?」
だった。
この曲、出来れば他の映画で使って欲しかった。
時間を無駄にした。
恐ろしい出来の怪作(悪い意味で)
この作品を見て沸き立つ感情は主に2点。
「気持ち悪い」と「分からない」です。
まず、この作品には原作があります。
小学生が自分の力ではどうにもならない事に翻弄されながら、笑ったり悩んだりして、別れを経験する。
それを「もしも」というテーマで、2つのルートを用いて繊細に描写した隠れた名作です。
リメイクするにあたって、監督は主人公の設定年齢を中学生に差し替えました。
よく考えもせず行なってしまったこの変更が大問題で、話のあちこちにガタ付きが発生しています。
登場人物は中学生なのに、小学生が悩む様な幼稚な事で悩み、幼稚な発言を繰り返し、幼稚な我儘を言い、降りかかる問題には幼稚な解決策を捻り出し、幼稚な喧嘩をします。
この点がとにかく気持ちが悪いのです。
全編通してそのノリなので、「見てはいけない系統の人」を見させられている様で、正直とても気分がよろしくない。
小学生が子供として悩み、足掻くから微笑ましいのです。小学生が小学生としての世間的な「力」の壁にぶち当たって、別れを経験するからほろ苦い物悲しさを表現できるのです。
この作品は、雑に中学生に差し替えた結果、見事に気持ちの悪いストーリーに仕立て上げられてしまいました。
「打ち上げ花火を横から見たら平たいのか?」なんて悩む中学生なんか居ませんよね。
つまり小学生以下の年齢でしか成り立たない題材なのです。そもそも、中学生に差し替えるというアイデアを出してしまった企画段階から失敗していたのでは、と思いました。
これが1つ目の「気持ち悪い」点。
上でも述べましたが、この作品は元々「もしも」をテーマとした作品群の一つで、「打ち上げ花火」は中盤のある「結果」がもし違っていたら?という発想で、2つの「ルート」を使って描いた作品です。
どんなルートを通ろうとも、主人公達とヒロインにはヒロインの引越し(夜逃げ?)という避けようの無い別れが結局訪れるのですが、ルートを2つ見せる事で、子供達の葛藤や心理状態を立体的に描く事に成功しています。当時、この手法は見事としか言えないものでした。
しかし、今作の監督は「もしも」の2ルートを完全に切り捨て、何故かSFファンタジー?的なループ系設定に変更してしまいました。
簡単に言うと、ヒロインがループ能力を持っており、物語を何度もループさせている、というものです。
この何だかよく分からない謎の味付けにより、多角的に表現出来ていた筈の内容は薄っぺらくなってしまいました。
しかも、途中までの作り方があまり面白くない上に、上記のループ設定が唐突に現れるため、物語としても完全に破綻しており、何の為にこんな変更を施したのかが本気で分かりません。
よく分からないまま2つの話が飛び込んできて、よく分からないままループしてると言われ、よく分からないままヒロインはよく分からない理由で消え、よく分からない結果に収束し、よく分からない後味が残ります。
最初から最後まで煙に巻かれたようで、内容が本当に「よく分かりません」。
この映画の問題点は以上の2点なのですが、これはリメイクに当たって監督が変更を施した2点なのがまた皮肉と言うべきなのでしょうか。
監督が「これは面白い!」と信じて行った工夫がどれも逆効果だったという訳です。
嗚呼、出来れば当時のままの設定で当時のままの作りで、現代のアニメ技術を使った映画を作って欲しかった。
そんな事を思って止みません。
岩井さん。怒っていいですよ。
まあ、正直言いたい事も分かるし、やりたい事も分かるけど、あまりにも原作のイメージを壊しすぎている。
岩井俊二が怒っていいレベルだと思う。
1番思ったのは、これは恋愛の話しではなく、本来は友情の話しであるということ。
最後キスをしていたが、いい加減にしてほしかった。
散漫な映画。バルサやマンUにはほど遠い。
この映画には終始なんとも言えない不快感が付きまとう。
それは何故か?各ジャンルに一流の職人が集まっているのだが棟梁がいない。
まず注目すべきはキャラクタデザインが恐らくヒロインだけのデザイナーがいてそのデザイナーの強い指向性によってヒロインは極めてエロティックに演出されていてそこにかなり気がひきつけられる。
次に背景。これはもう背景と言うより表景と言ってもいいほど作品として成立するレベルの光と影、連続した風景画の様な存在感がある。そしてぜったここは多くの人が感じたであろう水を中心としたクリスタルガラスにおけるCG表現の凄さである。ここはまさに見て見て状態でここぞとばかり頻繁にあらゆる箇所で表現される。
更に今度は演出である。紙キャラのようなキャラクタたちを今度はモーションピクチャのような演出の中で動かそうとする。かなりインパクトがあり見る側は画面に張り付けられる。ハンディカメラによる演出に近い効果も生まれている。さらに総合的な演出としてミュージカル仕立てであったかと思えばドタバタギャグ風であったり、いちいち背景ともかみ合わなかったり、CG表現のハイパーリアルともかけ離れる。そこにヒロインなずなの妙なエロティシズムが加味されるので、見ている側はその度に様々なところで気がそぞろにならざる得ない。その為肝心のストリーが入ってきにくい状態なのに、そのストーリーときたらタイムループをテーマとしてますますをけむに巻く結果になる。米津も松田聖子も何とも唐突なのである。僕はこの元となった岩井の作品を見てないので何とも言えないがこう言った一連の混乱がこの作品の評価を下げているのであろう。しかし・・・・
これだけのタレントを揃えていたのだからあとは監督の問題である。
監督は新房昭之と決して役者として不足はない。
この監督能力をここの荒武者たちの能力が超えてしまった結果であろう。今後の日本アニメの大いなる可能性を考えるうえで作品の出来とは別に★4は大いに上げたい作品である。
見る側にもそれなりの覚悟を要す。
原典よりこっち。
劇団ひまわりのエース然とした子役だらけの原典よりこっち。
青春の無数のifから選びとった未来が今の私と教えられ泣いた。
青春の終わりの始まりを切り取る大根仁脚本。
序盤プールシーンの異様な出来の良さ。
原作大きく変えすぎた
ストーリーも声優も作画も微妙
ストーリーは原作を大きく変えすぎていて、オリジナル要素がこの作品に傷をつけてしまったように思う。
声優も主人公の男の子がキャラクターにあっていなくて違和感あった。モブはちゃんとした声優がやってたらしいけど何人かキャラにあってなかった。
作画もシャフトの強い癖がでていて深夜アニメが無理な人は受け付けないようなものだった。
唯一、edが良かった
打ち上げ花火
アニメーションの豊かさを活用して非現実世界を描いた『もしも』の物語。
最後、ガラスが割れて、それぞれの『もしも』がガラスに描かれていたシーンは良かった。
次はいつ会えるかな、とポジティブな感じで終わったのは好感が持てる。
作画崩壊してません??
■声優下手くそ
主人公、典道の声が菅田将暉くん。
演技素晴らしいのに、声優になるとダメですねぇ。。
■作画がちょいちょい酷い。
綺麗な映像もいっぱいあるんだけど、随所に手抜きなの??
・・って思うくらい酷い箇所があって目に付きます。
①序盤の自転車で坂降りて友人と合流して曲がるとこ。
CG丸出し、動きが不自然で昔のゲームかよ・・って思ったw
②プールサイドで典道と安雲が一緒ん歩くときの足の動きがキモイ。
③表情と声が合ってないシーンがあって違和感ありあり。
■同い年なの??
中学1年生という設定らしいのですが、
なずなが大人びてて高校生くらいに見えますw
それに花火は丸いか平べったいか
・・・なんて中学生にしてはガキすぎる会話じゃない?
■ifの世界を、ただただ見せられる。
ifの世界ならもっと面白くしなさいよ(´・ω・`)つまんない妄想だなぁ。
■もしも玉の大きさ。
ずっと手のひらサイズだったのに、酔っぱらい花火師の時にはデカくなってる。
もしもを叶える度に大きくなるのかな?玉の説明無いまま終わるので謎のまま。
■不可解
もしも玉が打ち上げられて割れてから、なんかワケワカラン。
最後はなずなは転校して、典道どうした??
なずなと会えなくなって傷心なのか?
なんかすっきりしない終わり方だし、ストーリーもつまんない。
新房昭之ということで・・私、まどマギ好きなんだけどね、
まどマギは脚本の虚淵玄さんが素晴らしいだけってことがよく分かった。
(外伝もつまらなかったしね。)
この映画は全然面白くなかったです(;´∀`)
小中学生が見たら面白いのかも??
エンディング曲は最高です。米津玄師天才だものw
初めて見たがおもろい
いくつかレビューで原作と比較したコメントがあり、アニメとしてのリメイク版?が原作より良くないという意見があるが、私は今作で初めてこの作品を見たがとても面白いと感じた。
作中に出てくる校舎の形、ヒロインのスタイルの良さ、放課後のプールでのシチュエーションなど現実では考えられず現実味がないが、こんな学校に通いたかった、こんな学生生活送ってみたかったという夢物語のようなものを体現しておりそれこそが、アニメの良さであるためこういった作品は個人的に好きである。
最後の終わらせ方も人によっては雑だと感じるかもしれないが、あえて曖昧な終わらせ方によってその後を見てる人に想像させるという楽しみや余韻を与えるという意味合いを持たせることができるため面白い。
なずなを救える男などは居なかった(まだ中学生だし)
いろいろと前評判を聞いたけれど、思ったほど悪くはなかった。無力な子供がした無意味な抵抗を、せめてもとキラキラと美しく飾り立てた感じ。なずなには佑介か典道を頼るしか選択肢がなかったけれど、望む未来になることは始めから不可能だろう。
世間の不評を買ったらしいセクハラ発言などの男子中学生のホモソーシャル的な悪ノリはシラケたが、最後に佑介がやっと見せた、男同士の付き合いや友情を優先したけれど、本当はなずなが好きという本心を際立たせてくれたと思う。佑介は発言が終始フラフラしていて、本心とは別のことを周りのノリに合わせて言うから、本当に行動が読みにくかった。
一方、友情よりもなずなを選んだ典道は、彼女のことだけを考え、キラキラとした「もしも」の世界を彼女のためにいくつも積み重ねるけれど、それを知っているのは自分だけ。親の再婚とそれに伴う引っ越し、中学生の駆け落ちカップルの生活は成り立たない、という現実がある世界を変えることはできない。夢の世界での彼女の幸せしか叶えられない。
ミステリアスで魔性の女と思いきや、親に対して無意味な子供っぽい反発をするしか出来ないなずな。彼女を救える男などは居なかった。居たのは、中学生に対してそれを求めるのも酷なんだろうけど。
こっちも、観月ありさ?
実写版と続けて観ました。
実写版はキャストの年齢差が
より際立ち、極端に言うと
色っぽいお姉さんが、小学生を
たぶらかしてる様。
今作は、アニメーションならでは
を期待しましたが、以外に実写版
に忠実でした。
これ、小学3年の女の子が
観たがってるけど、大丈夫?
ドラマ化した奴を昔見て
更にこれを観たが、実写ドラマの時は小学生だった主人公たちとヒロインが身体の大きさでかなり負けている感じだったので違和感があった。
再度映画化する強い理由があるほどの作品とは思えなかったが、とりあえず「観てから文句を」と 思い観たのだが、何だろう?これは…。
中学生ってこんな感じだろうか?
さらにキャラクターに魅力を感じない。
子どもが背伸びしたとしても、服を一枚脱ぐシーンが間に入ったりしてムリに色気を出しているように見えた。
そう思ってしまうと、余分な部分として観てしまい、「またこんなシーン入れてる」とブツブツ言う羽目になった。
個人的には過去に見た奥菜恵主演のドラマが「変だ」と思った印象を持ったが、カッコつけてリメイクし成功した感じはしない。
もしも、あのとき、告られて、無視しないで、つきあっていれば、そう思うときもある、全てがifになる
見終わって思ったのは、君の名は以下、天気の子以上、そんな感じ。
全てが、もしも、で始まり終わるので、自分に置き換えて、自分にももしもがあれば、なんて、考えながら見てた。
昔、高校時代、女の子に告られたけど、無視してしまった、それで、人生が悪い方に変わったような気がした。
自分が変わらないと、もしもの世界は、なにも変わらないとも思うけど。
この映画は、二人の存在すら、もしもかもしれないという見方もできる、とも感じるけど、それはそれで良かった。
すずの声は良かったけど、すだまさきの声は投げやりな感じて嫌な感じがした、感じだけど。
最後の歌とよくマッチしていた。
素材はいいのに調理が残念
まず、最初になずなを性的に表現しているのに嫌悪感がありました。
男子がプール掃除で側にいるのに、水着で寝転がってるなんてあり得ない。精神年齢が大人なのね、なんてとても感じませんでした。
女子が男子に水泳で勝つのにもリアリティを感じませんでした。女子トップでもどんくさい男子に負けてしまうくらい体格差が付いてる時期なのに…。
なずなは男子の理想の虚像なのだなと思いましたが、それにしてもぶっ飛んでるなと思いました。
親友の祐介のあまのじゃくな態度を見て「そういえば、こういう男子もいたな」と思い出し嫌悪感。中学生の時の体験を思い出してドキドキなんて、とてもなりませんでした。
典道が単になずなの外見に惹かれてるだけに感じて陳腐に思えましたし、なずなも自分に好意を寄せてる男子を利用してるだけのように見えて、少しも好感が持てませんでした。
見なければよかったとまでは思いませんが、君の名はや聲の形などレベルの高いアニメ映画の数々を見て来たので驚きました。
広瀬すずの声はよかったですが、菅田将暉が中学生らしくなく違和感を感じました。
もっとなずなが家出をする理由が大人から見たら「それくらいで?」と思えるものでも、もう少し明確に分かればよかったなと思います。
友達が少なくても今の学校が好き、再婚相手の男が嫌いとか…。
また、とくに関係性もなかったなずなと典道のふたりがタイムリープ出来るのに違和感を感じるのだと思います。ふたりが強く思いあっていたりすると評価も変わって来てると思いました。
あとは、時代設定が非常に分かりにくい。制服がアニメの中にしか出てこないような非現実な制服なのに20年以上も前の設定で驚きました。
それにもっと人物を掘り下げれていたら、いい映画になっていたと思います。
世の中にはたくさんの「もし」で溢れているというのはおもしろいなと思いました。体験してみたいな〜と思いました。
何を伝えたいかが分からない
劇場で1回、
金ローで1回見ました
私の解読力が無いってのもあるのかもしれませんがストーリーがよく分かりません
美味しいシーンのみを詰め込んだような気がしてあまり面白く無かったです
全640件中、21~40件目を表示