打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想・評価
全640件中、181~200件目を表示
素直に面白かった。
初レビューです。
この作品を見る前、タイトルを見て20数年前のif〜もしも〜という短編ドラマの内容と被って、もしやと思いながら鑑賞して来ました。事前に詳しく調べてなかったので視聴後にこの作品とドラマが同じ原作から来てると確信。即、ググってみたらかなり有名な作品だったことに驚きました。
多くの方が酷評されてますが、以下は私の見解となります。まず原作のドラマ自体が古い事もありアイデアとしては使い古された感がある内容に否定的な意見がある事と、シャフト独特の映像表現の二点がネックだと思います。
原作を見たのが自分が思春期ど真ん中のテレビしかない世代だったので、思い出補正として強く残ってる事。また物語シリーズ等の表現が好きな人にはすんなり受け入れられるのでオススメです。
無駄なシーンや意味不明なシーンにこそぜひ目を向けて貰いたいなと思います。
面白かった!けど惜しい。後一歩。
これは君の名はと被ってしまったが故評価が下がってしまった映画だと感じた。
と言うのも、「君の名は」はアニメーション映画でありながら世間一般にうけた映画である。
ストーリーもわかりやすく、絵も丁寧に風景を描写しており普段アニメを見ない人達から大きな評価を受けた。
この映画は君の名はと似たような絵であり、しかも人気俳優を声優として起用した為、君の名はと同じ様なものとしてアニメを見ない一般層への期待値が上がっていったのだろう。
レビューの評価はあまり高くないが、個人的には絵も綺麗でストーリーも良く、歌も良かった。
しかし、絵はシャフト独特の表現方法であり君の名はの様な綺麗な描写という訳ではない。
ストーリーは不思議なことがたくさん起こる。そして、それがなんなのか最後まで答えは出てこない。更に、わかりやすいエンディングは迎えない。最後どうなったのか、あの不思議な現象を通して主人公がどう変わったのか、それは個人の想像に託されているのである。
そこが面白いところであり、難しいところでもある。
つまり、この映画を楽しむには
ファンタジックな事をそういうものだと受け入れること、時々出て来るアニメちっくな絵を受け入れること、物語に描かれていないことを想像すること
これらが必要になる。
なので、この映画はアニメを見ない一般層では無くアニメを見る層への映画だと感じた。
実際僕はとても面白いと感じた。
しかし、ここで残念なのが声優である。人気俳優2人を主人公としているがやはり声優を採用すべきだったと思う。実力不足である。
一般層にはこの人選は受けるかもしれないが、アニメを見る層にはこの2人の実力不足が違和感として残ると思う。
いい加減俳優を声優として起用することはやめた方が良いと気づいてもいいと思う。
普段アニメを見ない方にはあまりおすすめしない映画ではあるが、アニメを見る人には是非一度見てもらいたい映画である。
声優にさえ目を瞑るととても良い映画である。
こちらが恥ずかしくなる
時折映る風景の静止画、赤と青の使いかた、主題歌は最高に綺麗でした。
しかし、内容はほとんど無く、話の辻褄は合わず、いきなりメルヘンなお菓子の国で王女と王子に扮した主人公2人が踊り出す等意味不明でした。
掴めたものは
昼間に主題歌をたまたま聞いて退勤後に。
物語シリーズの制作会社ということで場面どこにそれのオマージュ(と思わせる)があって序盤はそのウキウキで流れていった。
始まってすぐに菅田将暉の声が良くないなと思った。上映前の予告映像の中に「火花」もあり、そこでは鬼気迫るものから何気ない一言まで何ら違和感なく素晴らしい演技だとさえ感じさせられたのに。理由は声質だと思う。粘り気がある、というか声に水分が多すぎるイメージ。キャラクターがしゃべっているというより菅田将暉本人がそのまま出てきてしまっていた。長ゼリフ(とまではいかなくてもある程度の長さ)はまだ聞けた。問題は息遣いや短い「え」や「ん」などそれだけで感情の変化を表して欲しい場面。文字通り「え」「ん」と言っている。特に今回のような、表情
こ作りを凝るタイプのアニメでは致命的だった。
これは下手とはまた少し違う気がする。なにせ初挑戦。やったことがないのだから上手くなくて当然。
というのは擁護でもなんでもなく単なる事実であり、菅田将暉の将来性や宣伝における話題性を抜きにすると「失敗」と言わざるを得ない。
ストーリーは確かに風呂敷を畳まず終えた感じ。行き着いたのが『様々な選択を全ての人が自ら行うことでこの世界が成り立っている』ということ。とは言えこれが正しいのかは分からない。今のところ広がりは感じられないので暫定的に。
これを私の中に落とし込んだ時に抱いた感想を端的に表すならば『私のこの手では世界中の何も掴めない』だった。選びはするし失敗もするし時には飛び込むかもしれない。だけれども圧倒的に力が足りない。
映画1つまともに観られない。
明日こそは何かを。
中学生の未熟さとそれに伴う魅力を表現した作品
なずなは透明な硝子の様な少女。複雑な家庭環境のため今にも砕けてしまいそうな印象である。
事実、あのまま誰も何もしなければ粉々に壊れてしまっていただろう。だからこそ典道に助けを求め家を出たのである。
実の父親の死、間をおかずに母親が再婚相手を連れてきたことで生じた母親の父親に対する愛への疑念、再婚相手への不信、そこから生じる家庭内での疎外感、父と暮らした土地からの移住への抵抗。透明な少女の痛みは想像に難くない。
また無力な子どもである自分と、自分が正しいと認める道を進みたいという芽生えたばかりの自我の間に苦しんでいる。
典道もまた同じ年ごろの少年なのである。だがこの無力で無知なる少年はその純朴さゆえ、なずなを助けようと奮闘する。
あの玉の中に映された、あったかもしれない過去や未来の夢を少年はみたのであろう。それはとても神秘的なことである。
しかし、それにもましてこの作品で特に描かれたものがある。
少年の純粋な気持ちから来る懸命さ、無知ゆえにその行いの意味すら知らない不器用さ、それにふれた時、少女は嬉しそうに笑うのである。
少女の目、口、髪、声、表情、その言葉に少年は目を奪われ、魅せられる。あたりまえのことがあたりまえではなくなり心を打つ。
そして今日この一日の間、共にいることを願うのである。今、ただ二人あることを願うのである。
この平凡が平凡でなくなる奇跡を表現する意図がこの作品にはあるのだと思う。
現在、他の作品において中高生の登場人物が妙に大人びていて気の利いたクールで綺麗な言葉を口にする。うわべだけ綺麗に取り繕われた恰好の良い恋愛をする。そのような作品が人気を集めることは人々が表面的に綺麗な恋愛を恋愛だと思っていることと関係がある。あるいはそのような作品を見てそう思うのかもしれない。
また日常とは異なる事件によって人々の関心をひこうとする作品も多く人気を集める。だが人は人が死んだり、世界が滅んだりする事件によってでしか興味を魅かれないのであろうか。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」において二人は中学生だ。
だから、彼は無力で無知である。しかしそれゆえ純朴さを失わずにもち、不器用で懸命なのだ。
彼女もそうであるように無力で無知である。薄く壊れやすい心で強く自分を生きようとする。
二人はお互いがお互いであることの奇跡を純粋に思い、心から感動する。
多くの人にとって日常の中に奇跡は埋没してしまっているが、彼らは未熟ゆえ奇跡を奇跡のまま感じることができたのである。
最後に、2人はどうなったのであろうか。
時間はもとに戻り、もう起きてしまったことは戻らない。
それでも典道は今できることをやったのだと思う。
なずなを救い、2人は共にあるのだと思う。
見て良し 寝て良し
制作は決まったけど最後まで作品に魂が入らないまま締め切りが来てしまった感じ。
君の名はがヒットしてるっぽいという事で
急いでノリに乗っかったんでしょう。
ファンタジーの世界の話なので
辻褄は合っているし、シャフトらしい表情の演出も良かったですが
力弱いストーリーをなんとか形にする為に
無理くり考察を誘うような終わり方に
さすがに苦笑い。
物語の力が弱いならせめて映像美で押しきって欲しかったなぁと感じました。
見るものないし見ておこうって感じで良いと思います。
騙されないで
映画に関わる人達は最高だと思う
監督の力量は分からないが、
ストーリーや展開が他作品を連想させるようなものでありながら、全くの下位互換、共感や感動等は無く、申し訳ないが途中で帰ることも検討したくなるほど憂鬱な時間だった。
キャストや主題歌には★5を上げたいですが、
映画としては大目に見てこの評価をさせていただきます。
神作画。さすがシャフト
少しループものが入っている作品とは知らずに予備知識なしで見ましたが、難解な描写や理屈があるわけではなくわかりやすかったです。
原作が一昔前のドラマとは知りませんでした。
少し調べてみると、原作と違うところがあるみたいですね。
親の再婚を期に近々転校してしまう同級生のなずなのことが好きな主人公の典道が、時間を巻き戻すことのできる不思議な玉の力を借りて、なずなに思いを打ち明けるまでを描いた作品です。
主人公が行動を誤ってしまい望まない結果を生んでしまったときに
作品のキーワードにもなっている「もし、あのとき....」と思うと時間が巻き戻ります。
正直、原作ドラマが放送されていた1990年代であればループものになじみがなかったため、真新しく面白かったのかもしれません。
ですがループものなんて腐るほど放送されている現代において(特にアニメ)、ループものとして完成度が高いのかというと、それほどでもなく微妙です。
では、親の再婚したときの子供の難しい心情やそれに伴う難しい恋愛を深堀していて考えさせられるストーリーかというと、みずはの心境はそこまで多角的に深堀されておらず、こちらも微妙です。
しかし、作画は終始美しく、シャフトが制作するから見に行ったという私からすれば、ある程度満足できる内容でした。
特に、タイトルにもなっている「花火」の作画は、力が入っていて色とりどりの火花が夜空に散っている様が幻想的で良かったです。
オススメはしない。
冒頭のトイレのシーンや母親がフリーマーケットへ出店するエピソードは何だったのか。その後の伏線になってるのかと期待したらまるで関係がない。しかも、そのあと両親は出てこない。あのシーンは必要だったのか?カレーを食べてるシーンもまるでわからない。あのシーンは必要だったのか。
テンポよく物語を進めたら20分くらいで収まる内容をグダグダと2時間に引き伸ばし、間延びして内容が薄い。
いろいろとツッコミどころが満載の駄作である。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
ご存知岩井俊二監督作品のアニメ化になります。
この実写=アニメの関係は本当に良い感じがしなく、この作品も原作は一度頭から無くしたレビューとなります。
まずとても美しい。いつものシャフトとは思えない背景です。
キービジュを見てたときも、渡辺明夫のキャラが無ければパッと見シャフトの制作だとは思えなかったでしょう。
その作画の美しさに見とれながら始まった物語ですが、いざ始まってみると実にシャフトでした。
間あいだに挟み込むカットイン、風力発電の羽根、そしてここでもやるシャフ度。振り返るといつも通りでほっとします。
メインキャスティングには最初戸惑いますが、最後の方では割と慣れてきます。
水泳のシーンなどは直近で同じアニメ作品の「Free」があるのに良くやったなぁと、その心意気すら感じます。
全体に同じ時期の夏の空気が良く再現されていて、とても気持ち良く観れました。
最後の皆の「if」で溢れる場面では、何だかんだと私は涙していましたよ。
夏の花火みたいなパッと現れパッと消える、そんな刹那的な部分はとても良く表現できていたと思います。
あと音楽と、歌が素晴らしかった。
これはこれで、原作とは別物として鑑賞してみてください。
折角メディアが違うのだから、色々変えてしまって良いんだと思うんですよね。
とてもワクワクさせてくれる作品でした。
誰しもが望む世界
もしもっていう世界を叶えていくそんな素晴らしい映画でした😌
自分はあまり恋愛映画は観ないんですが、本当に素晴らしい映画でした😢👍
公開中にまた何度か観に行ってきます😆
劇場アニメがこんなものを宣伝するべきではない。
映像は、君の名は。並みに美しいから宣伝しやすいんだろうな。
しかし、中味は思った以上にさ最悪だった。
結局、キャラの性格は、子供じみてて共感持てないし、実写との差別化もうまくできていない。
観客からは、終了後「はぁ?なにこれ?」と言う声が漏れてきても無理はなかった。
脚本をアニメ用にきちっと詰めなかったと思う。
楽しめました
この映画が気になっているけど、酷評が気になる、という方、見ない後悔より見て後悔です。私は十分楽しめました。
シナリオは淡々と進み、親切な説明セリフなどは無い作りで好感が持てました。画面描写、台詞から色々な情報が読み取れるので、考察好きの方にお勧めです。
シャフト好きなら星5、それ以外なら星1
私は、たまたま先週、化物語を見たあとに君のいない街をみていました。ヒロインは戦場ヶ原ひたぎサン?主人公はリバイバル?
映画公開してすぐのレビューが酷評だったので躊躇ってましたが【スタッフ好きなら観るべし】てきなレビューを読んでから観ると、
あら良いじゃん!
阿良々木クンがモブでででましたね!笑
とても絵が綺麗で、シャフト特有な絵の綺麗さとキャラのキメ顔。
単調なストーリーが好みなので大変満足しました。
ありきたりなストーリーでも良いじゃないですか。
眠くなるストーリーでも良いじゃないですか。
(ベルリン天使の詩は眠くなるけど最高峰の映画)
別に興奮したくなかったり泣いたりしたくない時だってある私。
もちろん、君の名は。を観ましたけど、比べながら観るのはナンセンスだと→私は思います。むしろ君の名は。を何回も観るために映画館に行けばいいだけの話。
君の内臓
上からたべるか
下からたべるか
なんてネタがまわっていたので気になりしかたなく観てしまった映画。(私にとっては)最高でしたよ
ガッカリ…
CMがかなり頻繁にやっていて、声も菅田将暉くんと広瀬すずちゃんということでかなり期待して行った。
感想はとてもガッカリ…
残念ながら菅田将暉くんは声優向きではないかな💦
内容は様々な事象が、最終的に繋がるのかなと思いきや、風呂敷を広げるだけ広げて「さよなら〜」って感じで終わった感覚😂
全640件中、181~200件目を表示