「夏のかほりがする。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? DEPO LABOさんの映画レビュー(感想・評価)
夏のかほりがする。
・なずなのたまに出るわるーい顔
・急なギャグに照れちゃう
・原作を見返すと子役たちの演技の素晴らしさに気づく
(ギャグ描写がスーパーナチュラル)
・なずなに魔性を感じる。自分を守るように誘導するような。
・その、なにを考えてるかわからないミステリー加減に男子はそそられるのです(誰)
・原作は、その底知れないミステリーさにそそられる加減の描写が非常に巧み。
・しかし、アニメではオリジナルのシーンで松田聖子を妄想ファンタジーの世界で歌う場面がある
・そこで、なずなという人物像が明確になりすぎて、嘘みたいにミステリーな妖艶さがサーーーッと晴れてしまって、萎えちゃった
・そのあたりが、なずなというキャラクターの魅力をちょっと減点させちゃっているのがもったいないな...と思った
(瑠璃色の地球って選曲は、時代背景ともマッチしてるしゲキ渋でナイスなのですが)
・そういうなずなの妄想ドリームの世界に翻弄され、ついには道ずれに引きずり込まれた主人公男子なのではないかと思いました
・原作と比べられちゃう呪いのような宿命があるなか、風景描写は原作以上に、夏の匂いが薫ってくるような香ばしさがあって、そこは素晴らしかった
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