「不謹慎だが笑ってしまう。乱痴気騒ぎが育んだ、親子の絆。」真夜中のパリでヒャッハー! 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
不謹慎だが笑ってしまう。乱痴気騒ぎが育んだ、親子の絆。
【賛否両論チェック】
賛:ハジけてしまった主人公達の行動が面白すぎて、思わず笑ってしまう。やがて心を開くようになった上司の息子との、まるで親子のような絆にも注目。
否:お色気シーンや不謹慎な笑いがメチャメチャ多いので、好き嫌いは分かれそう。
イメージとしては、「ハングオーバー!」をもう少しソフトにした感じでしょうか。夢を叶えるチャンスだったはずの子守の仕事が、悪友達に巻き込まれ大騒ぎになってしまったフランク。まずはそのハチャメチャ具合がおかしくて、不謹慎だとは思いながらも、思わず笑ってしまいます。個人的には公道でのマリオカートのシーンが好きでした(笑)。
そんな中でも注目すべきは、フランクとレミの関係性です。始めこそ悪態をつくレミに閉口していたフランクでしたが、行動を共にしていくうちに、次第に意気投合し、最後には本物の親子のような絆が生まれていくのが、なんとなく感動させられるから不思議です。
お色気シーンなんかは結構ありますが、意外なところ同士が繋がっていたりもするので、気になった方は是非。
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