劇場公開日 2017年1月17日

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「美人記者と出張できるカメラマンが羨ましい」奴隷の島、消えた人々 お前の頭はただの飾りかさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5美人記者と出張できるカメラマンが羨ましい

2019年10月12日
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ルポライターって楽しそう。非日常なスリルを味わえる。事件の真相に迫る過程で新たな事実が浮かび上がり公にはされていない特ダネを自分だけ知っているという優越感。

さらにこんな美人記者と同行できたらテンション上がる。吊り橋理論みたいな非日常なドキドキを恋と勘違いし深い関係になるのを予感してワクワクして仕事にも精がでる。

塩の生産過程を取材したいのは表向きの理由で実際は労働現場で雇用者が作業員を奴隷のように酷使している実態の調査。なんとか作業員の証言から証拠をつかむが摘発の一歩手前でひっくり返る。

なんとも韓国映画らしい一筋縄ではいかないストーリーの凝りよう。明らかに犯人だと思われる容疑者が実はシロで最も意外な人物がクロだったりする。

過酷な労働現場の闇をえぐりだし韓国警察の怠惰な捜査を浮き彫りにした作品。

お前の頭はただの飾りか