エクストーションのレビュー・感想・評価
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ひねった作りも無いしな・・。
カリブに旅行に出かけた夫婦と幼い息子が、現地の人間に嫁と息子を人質に取られ、10万ドルを要求される。
主人公は必死で、現地やアメリカ大使館員に助けて欲しいことを訴えるが、捜索はなかなか進まず。そのため、主人公が勝手な行動に出たため、警察などから「あいつが嫁と息子を殺したんじゃないのか?」とか「マネーロンダリングをしようとしてるんじゃ」などと疑われる。
主人公の気持ちは分かるが、先走り過ぎてると感じた。おまけに凝ったひねりもなく、面白くなかった。結果はもちろん、ハッピーエンドだけど。
また、主人公やその嫁が有名俳優や女優じゃなかったことも面白くないことに拍車をかけた。「知る人ぞ知る俳優」なのかも知れないが、私は知らない。
ハラハラ・イライラ
エクストーションとは、強請りのこと、人の弱みに付け込んで金を強請るハイチ人漁師の所業のことだろう。家族休暇でカリブ海のリゾートを訪れた医者一家が借りたボートの故障で無人島に取り残される、運よく通りかかった漁船に救助と思いきや、これがとんでもない奴で話は恐喝サスペンスに一変、いろいろあって何とかなったようだが、話が悪い方へばかり転がるのでハラハラ・イライラの連続で不快な映画でした。
特に悪い奴とは言え、その子供に罪はないのに現地人の娘を殺してしまう成り行きは許しがたい、脚本・製作・監督のフィル・ボルケンはハイチに個人的な恨み、トラウマでもあるのだろうか、一人で3役も独占していると客観的な意見は通らないのだろうから周りがおかしいと思ってもやりたい放題、よく言えば作家性が出るのだが、何をしたかった映画なのか、単にバカンスは計画的にとか、慎重にとかという啓蒙映画ではないでしょう・・。
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