「ハラハラ・イライラ」エクストーション odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラ・イライラ
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エクストーションとは、強請りのこと、人の弱みに付け込んで金を強請るハイチ人漁師の所業のことだろう。家族休暇でカリブ海のリゾートを訪れた医者一家が借りたボートの故障で無人島に取り残される、運よく通りかかった漁船に救助と思いきや、これがとんでもない奴で話は恐喝サスペンスに一変、いろいろあって何とかなったようだが、話が悪い方へばかり転がるのでハラハラ・イライラの連続で不快な映画でした。
特に悪い奴とは言え、その子供に罪はないのに現地人の娘を殺してしまう成り行きは許しがたい、脚本・製作・監督のフィル・ボルケンはハイチに個人的な恨み、トラウマでもあるのだろうか、一人で3役も独占していると客観的な意見は通らないのだろうから周りがおかしいと思ってもやりたい放題、よく言えば作家性が出るのだが、何をしたかった映画なのか、単にバカンスは計画的にとか、慎重にとかという啓蒙映画ではないでしょう・・。
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