「信じられるのは己だけ。家族を救うための絶体絶命の戦い。」エクストーション 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
信じられるのは己だけ。家族を救うための絶体絶命の戦い。
【賛否両論チェック】
賛:事故と事件によって、家族を命の危険にさらされた主人公が、助けるために全てを捨てて奔走し続ける姿が、痛々しくも雄々しい。
否:展開はかなり強引でご都合主義なので、現実味はない。
楽しいはずの家族旅行が一変し、前半では命の危機にさらされた一家が、必死に生き延びようとする姿が、痛々しく描かれます。
その後の中盤では、助かったと思ったのもつかの間、今度は悪質な地元の漁師に捕まり、家族を人質に取られてしまうという、考えられうる最悪の事態が主人公を襲います。そして後半では、警察に疑われて追われる身となりながらも、それでも愛する家族の命を救うべく、犯人達と攻防を繰り広げる主人公の孤高な戦いに、思わず手に汗を握ります。
展開はかなりご都合主義で、
「いやいや、それは・・・」
なんてツッコミたくなる場面もありますが(笑)、家族のために奔走する父親の姿を、是非ご覧になってみて下さい。
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