劇場公開日 2017年3月31日

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ムーンライトのレビュー・感想・評価

全367件中、181~200件目を表示

2.5あまりLGBT映画という感じではない

2017年6月2日
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母と息子の、長い年月をかけた相克と和解が心にくる。ナオミ・ハリス演じる母親のクズっぷりが、それもモンスター的な存在ではなく、ごく自然な存在としてあって重い。

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花火

5.0詩的で美しい芸術作品

2017年6月2日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

観る前からこれは好きなやつだ…と思っていたけど 期待通りでした。
ウォン・カーウァイの「ブエノスアイレス」のオマージュが散りばめられ、過剰なほど寄せてきてはいたけど、良いものは良い。カーウァイ大好きな私には堪らなかった。
良い映画はシーンのひとつひとつが美しい。
余韻に浸りたくなる。

役者が知らない人ばかりだったから入りやすかった。
そもそも、主題や撮り方なにもかもが素晴らしい。
黒人映画といえば必ず沢山の問題提起があり、観ていて辛くなるシーンも多い。だけどこの作品はその問題は単なる状況でしかない。肌の色にも、性別にも、社会での居場所にも関わらず、純粋に人を愛することを教えてくれる。
考えれば辛いことは沢山ある。現実は厳しい。
それでもこの世界は美しい。

そんなことをそっと優しい視点で、美しく詩的に伝えるこの作品を愛したい。

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Ao

4.0少年の魂は解放される

2017年6月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

全編を貫く言いようのない緊張感に、どっと疲れた2時間だった。
暴力を振るわれる恐怖、友人を失う恐怖、自分の中に芽生えた感情をもてあます恐怖、それが露見する恐怖、母親が壊れていく様をなす術も無く見守る恐怖。
主人公はもどかしいほど無言。しかしこれほど沈黙が雄弁に語る映画はあっただろうか。
心の中に言葉はあふれているのに、幾重にも暗いベールに世界を閉ざされ、それを払いのけることができない苦しさがこちらにも伝わり、息が詰まった。

肌を撫でる音、初めて他人と触れあった夜の波の音、探るような息づかい、夢精した朝。匂いまで感じられるような生々しさに戸惑いながらも、彼の心の震えに共振する。

暴力や貧困、マイノリティーであることに苦しむ中、主人公が秘めてきた想いに一筋の光が差す。
そのとき気づかされた、紛れもない純愛に心が揺さぶられた。

物語を追体験したいと思う映画ではない。でも、劇場にいる間は確実に、私は彼そのものであるような錯覚に陥っていた。

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REX

2.0いわゆるアート系映画なのかな

2017年5月24日
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予告編では面白そうだったけど、ちょっと残念な映画でした
お父さん的な人がいきなり死んでたり、主人公がムキムキマッチョになってたり
その過程をもうちょい描いて欲しかった
カメラもアップが多すぎて見にくい気がした
思春期に誰にでもある感情を普通に描いた普通の作品でした

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たつ

3.5ピュアっ子の恋

2017年5月23日
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鑑賞方法:映画館
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なまこ

3.0社会を反映した映画

2017年5月23日
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泣ける

今の社会を反映した映画なんだなあという感じ。ラストシーンが良かったですね。

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もりめろん

5.0暗く美しく

2017年5月21日
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人種関係無く、その土地で息をしている一人の人間の話としてとても良かった。素晴らしかったと思う。マハーシャラ・アリがイケメン過ぎて落ちた。

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Rei

0.5現実。

2017年5月21日
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終始暗め。まず、映画の過激な性描写が苦手な私には駄目でした。
愛情を受けられない子供、ドラッグ、同性愛への偏見が世界からもっともっと減って欲しい。

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アンナ

3.0何がそんなに評価されているのかが、全然わからなかった

2017年5月21日
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鑑賞方法:映画館

正直に言って、何がそんなに評価されているのかが、全然わからなかった…。人種とか、LGBTとか、そういった差別を優しく包みこむ、普遍的な愛の物語なのだろうけど、全然響かなかったのはそのジャンルへの私の感受性がまだ狭いからなんだろうなぁ。なんか悔しい

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みな

2.0は?アカデミー作品賞?

2017年5月20日
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またもや残念賞。Mahershala Aliは前半しか出てないのになぜ助演男優賞?私にとってはアカデミー賞作品賞ではない。

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YATokyo

4.0スタンドイン

2017年5月20日
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この映画は差別に対する映画だったと思う、黒人だったり同性愛だったり、そして主人公シャロンの心と同じ、"何も知らないくせに"というのが世への訴え。この世にどれだけ黒人差別があっても、周りにどれだけファゲット(オカマ)と言われても関係ない、強く生きていいんだというメッセージ性があった。どちらでもない僕や日本人には真っ直ぐ来なかったと思う、でも僕は受け取った。黒人が投げて黒人が打ったホームランを。優しくて力のこもったその球を。スタンドで待ってるだけじゃダメだった 向かって行く気で観れば良かった。

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114645

3.0アメリカ映画界の底力をみた。

2017年5月18日
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麻薬中毒で売春婦の母に育てられる黒人シャロンの鬱屈した、しかしピュアすぎる半生を、極めて淡々と描いた本作は、第89回アカデミー賞作品賞を受賞している。

演出過剰の現代の世の中で、きわめて重厚な人間ドラマをここまで静かに淡々と描く作品は、正直興業的に作りたくても作れないというのが実情に違いない。しかしそれが確かに存在した! この映画を観終わって、(ポスト・トゥルース的な)今日という世界に、かくも純粋な映画を産み落とすことができたハリウッドの「良心」と「奇跡」への礼賛こそ、この作品賞であったのだと私は理解した。

この映画はかなり消耗する。寝不足や体調不良、特に精神的不安を抱えた状態で挑むと、あとが大変だろう。とにかく「強度」がものすごい作品なのだ。人種による貧困、イジメ、犯罪、さらに精神的に崩壊寸前の母親が重要なモチーフとして描かれている。そこに主人公の性的マイノリティも絡んでくる。現代の閉塞感に満ち満ちていて、終始、分かりやすい出口は提示されない。

でも、ちゃんと希望は描かれていた。主人公の内面の、かくも純度の高い「純粋」という精神に。これを現代で描くのは、簡単に虚構になってしまうから至難の業だ。しかしこの映画はそれに完全に美しく成功している。それに心底驚いた。

さて、ここからは好き嫌いの話。正直、私はかなり苦手な作品だった。抑制した演出、という演出が苦手すぎた。もうこれは、どうしようもない話。あとはやはり自分がアメリカ社会に生きていないため、実感からややほど遠いというのも、正直な印象。本来、もっと身につまされる物語なのだろうと想像しながら観ていた。

渋谷の映画館はいまだに超満員。アカデミー賞受賞作の箔付はかくもすごい。もちろん私もそのおかげで出会うことのできた一人だから、やはりありがたいと感じている。作品に出会えるのは、やはり縁だと思う。

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もと

5.0めちゃくちゃ良かった。

2017年5月17日
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あともう3時間くらい見て居たかったです。こんなに心に訴えられる映画、確かにオスカー受賞作で間違えない。あーー良かった。

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Raraismama

4.0シビアな人生観

2017年5月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ララ・ランドとどっちが取ってもおかしくなかったな。

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ドラゴンミズホ

3.0分からない

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

1回見ただけでは、分からないな。シャロンを含め登場人物の心の中に迫ることができなかった。おそらく何度か見れば、感じ取れたのかもしれないが。自分には合わなかったかもしれない。

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ヒイロ

3.5静謐。

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

知的

最近は派手な映画に毒されているのか、本作のような静謐な作品は、なかなか咀嚼できなくなっている。

まあ、見事に黒人しか出でこないわけだが、そのことをことさら強調しているふうではない。
言ってみれば、これは男の生き方の問題であり、それを自分の身近な世界を使って描いたということだ。

バリー・ジェンキンスの演出は長編2本目とはとても思えない、流麗なカメラワークが特徴的である。冒頭の長回しは素晴らしい。

ただ、これはこちらの都合だが、もう少し体調を整えて観賞すべきであった。

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mg599

3.5ずっしり

2017年5月14日
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鑑賞方法:映画館

人は変わるし、変われる。だけど、本当の部分はかわらない、というお話かな。

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あいきくん

4.0エモい

2017年5月14日
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ブラックの社会での同性愛。
映像がとにかく綺麗でした。

ただこの作品がオスカーを取るとなるとやはりスタッフ側を見てしまうのも事実です。

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you

4.0シャロンの中に自分を見る。

2017年5月13日
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だいず

4.5ヒップホップIQ/LGBT/せつなくて泣ける

2017年5月12日
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すごい面白かった。
宇多丸の映画評を聞いてからが良い。
オープニングのevery niggar is a starという曲のサンプリングから、ケンドリックラマーのto pimp a butterflyとの共通項を見いだして、ハードな生活の中の叙情的な話である、という解説や、
テーマ曲のチョップド&スクリュードというリミックス手法を用いた音楽の使い分けをどういう意味があるのか、
などヒップホップIQ高い解説がピッタリ。

中身はLGBTからのせつない恋。
青年期の切り替わりと、レストランシーンで泣いた。

面白い!単館系!

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