ペピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たちのレビュー・感想・評価
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いや、強烈!でも異様に面白い。私は好きですよ、こういう映画。
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①監督デビュー作ということで、カメラ廻しや画面の切り替えに習作っぽいところや荒削りなところはあるし、街角で撮りました、建物の隅で撮りました、セットとも言えないセットで撮りました、という映像ばかりだが、話の内容と登場人物(女たち)が異様に面白い。②途中で出てくる、バイの夫を持ち髭を伸ばし甲高い声でひとり喋りまくる女が面白い。ぺピのパンティのコマーシャルも傑作!臭いおならを芳しい香りにしたり、中でオシッコをしても漏れないうえ色が変わって楽しめる、一人で寂しい時に丸めておとなのオモチャにして⚪⚪ニーできるパンティなんてよく考え付くなあ、と感心する。女たちのどことなく噛み合っていない会話もオカシイ。他にもゲイ、レズ、サド、マド、トランスジェンダー、⚪⚪スの大きさ・太さ比べなどどんどん出てくるが、奇才ならではのデビュー作というところでしょうか。
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放送禁止
フィルムも内容も今観ても「放送禁止」系なので、約40年前の作品と知り驚きです。ここまで変態度が高い作品だと、スペイン国内でも一部でしか公開しなかったのではないでしょうか。良い意味で女性の自由な魂の血を飲まされたみたいな感じでした。この作品を原点に、「罰当たり修道女の最期」「神経衰弱ぎりぎりの女達」「オールアバウトマイマザー」と変態性が段々洗練されていったのが分かりました。カルメン・マウラが可愛かったです。
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