散歩する侵略者のレビュー・感想・評価
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人間の概念って…⁉️
宇宙人が人間になりすまして地球侵略のために、人類の概念を奪っていく。やがて、宇宙人の侵略が始まる…と聞けば、ハリウッドならCGを駆使した大作SF映画になるのかも…。
本作品は、元が舞台劇だったそうで、淡々とした宇宙人の会話で地球侵略の危機を表しているだけに、役者さんの力量が試される作品なのかも。
その点では、長澤まさみや松田龍平、長谷川博己等の一流の俳優さんを配し、なかなか良い味を出していると思いました。
但し、やっぱり舞台設定やストーリー展開は雑さが目立ち、今ひとつ入り込めなかった。
最後は何を訴えたかったのかな…❓
響かなかった
なんかもっと薄気味悪いJホラー調の作品を想像していたので、個人的には残念な結果に終わりました。
なんだか生ぬるい時間が延々と続く。キャラクターたちの心理もいまいち飲み込めない。
あと乗り移っても肉体は人間なんでしょ?女子高生がなんでそんなに強いわけ?
予兆に比べるとアクションが増えてる
やっぱり愛が肝に。2つ作った意味がわからん。
東出君は別キャラになってチラッと登場。
長谷川博己が相変わらず効いてる
前川知大氏率いる劇団「イキウメ」の人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。
銚子市の屛風ヶ浦
茨城県の常総市
鬼怒川
横浜にあるセンター南駅
所沢駅周辺
ロケ場所は茨城、栃木、埼玉、静岡、神奈川。東京周辺の各県のあちこちをつなげて。地元の方は判るかもしれませんが、多くの人には特定できない場所をさがして撮影。とのこと。
なんか中途半端
WOWOWにて鑑賞。
概念を奪う宇宙人という設定は面白い。
ただたった三人が概念奪っただけで、
あれだけの人の概念を奪って心身喪失状態に出来るかは、ピンとこない。
女の子だけ異様に武闘派なのはなぜだ、、笑
まぁ盛り上がりのためだろうけど。
侵略の仕方がなんともしょぼい。
最後は感動した。
なかなか
なかなか変わったテイストな作品。それをいつもの焦らしの演出を極力抑えて違ったテイストで仕上げてきたな〜地球が侵略される中、唯一マトモな役の長澤まさみがラストに取る行動が…だよね!なのか結局そういうことなの…と思うのかですね^_−☆
俺たち『概念』を集めてるんですよ
映画「散歩する侵略者」(黒沢清監督)から。
言葉の定義や概念を言葉にするのが大好きな私には、
ちょっとヤバいくらいにはまってしまった。
もしかすると、ここ数年では一番メモが多い作品かも。
「俺たち『概念』を集めてるんですよ」でメモ、
「欲しいのは、その元にある概念の理解だからね、
理解そのものを頂くんだ」でメモ。
とにかく「○○って何?」の質問の嵐で、楽しかった。
「所有って何?」から始まり「ねぇ、刑事さん。自分って何?」
「あの、仕事って何ですか?」「罰って何ですか?」と、
矢継ぎ早に、定義、概念を見つけていくのだが、
イメージも千差万別で、言葉で説明もできないものがある。
それが「愛」ということだ。
牧師に「あなたなら、正確にイメージできるんですね」と訊ね、
「愛は、あなたの内側にあります」と答えられて戸惑うシーン。
愛に対する概念が多すぎて、誰も定義できない。
「愛」以外は、その概念を地球の侵略者に奪われてしまうが、
「愛」だけは、彼らにも奪うことができなかった。
それが、この映画のテーマかも知れないなぁ。
松田龍平が好きな私には、楽しめました。ハッピーでもバッドでもない考...
松田龍平が好きな私には、楽しめました。ハッピーでもバッドでもない考えさせられる終わりかたもよかったです。教会のシーンで何となく終わりかたが想像できましたが、それでも演技力ですね。満足です。
予測できないストーリーで面白い
ホラー風味と思わせて、コメディタッチだったり、突然アクションシーンになったり、退屈しない内容だった。
ちょっとシュールな場面などもアクセントになっていると思う。最後の方は印象的なセリフやシーンもあり、満足。展開が分かっていても、もう一度見たいと思える映画。
長澤まさみの演技が特に良い。
これぞ映画
この映画がわからない人は映画を語る資格はないとおもいます。
人とは何か、人間とは何を求めて生存しているのか。日常では考えない視点で物事を見てみる。そんな作品です。
エンドロールのときには何かを考えさせられ忘れられなくなるような映画になっています。
この映画を見てどう感じるのか自分自身が見どころです。
同じ原作者で映画化した「太陽」はつまらなかったけど、これは面白かっ...
同じ原作者で映画化した「太陽」はつまらなかったけど、これは面白かった。
CGはアレだったけど。そんな撃ってちょっと燃えるだけとか威力弱すぎでしょと思った。
あと概念を奪い取る時、舞台版だと質問責めにして答えに詰まった時に奪い取っていたけど、映画版だとちょっと質問しただけですぐに取っていたから、舞台版にはあった、言葉で説明できない深い部分が無かった気がする。
でも、終盤に侵略してくる所からラストまで、舞台版には無かったシーンも綺麗にまとまっていたし、心配していたほど酷い出来ではなかったように思う。むしろ私は好きだった。
愛についても、舞台版より分かり易かったように思う。
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