「愛は人類を救えるか…?」散歩する侵略者 syu-32さんの映画レビュー(ネタバレ)

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散歩する侵略者

劇場公開日 2017年9月9日
全212件中、3件目を表示
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愛は人類を救えるか…? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

レンタルDVDで鑑賞。

思わず「復活の日」のキャッチコピーをレビュー・タイトルに書いてしまいました(笑)

それはさておき、「散歩する侵略者」―公開当時、タイトルを聞いただけで体がゾクッとしてしまいました(笑)
特撮ファンの琴線に触れて来るようで、観たかった映画のひとつでした。ようやくの鑑賞!

地球は狙われている…静かに、しかし着実に…!
日常の中に非日常が溶け込んでいく様が秀逸。じわじわと侵食されていき、いつの間にか取り込まれちゃうような緊張感が堪りませんでした。
概念を奪う…最強の侵略方法だなと思いました。指針を失うと全てが崩れてしまいます…あな恐ろしや。
しかし、概念を奪われた人たちの大半は自分を見失い精神に支障を来してしまいますが、一部の人間は凝り固まった考えから解き放たれ新たな視点を獲得していました。常識、慣習とは何ぞや…と突き付けられた感じがしました。

スリルとサスペンスを徐々に高めながらそのテンションを持続させる手腕が素晴らしかったです。さすが黒沢清監督…よっ、ホラーの名手!(笑)
しかし、ユーモラスな場面もあって侵略者なのに憎めないキャラクターになっているのも上手いなぁ、と思いました。
地球人類のことを理解するために概念を採集していく彼らですが、“愛”の疑問にぶつかった真治(松田龍平)と彼にその概念を授ける妻の鳴海(長澤まさみ)とのやり取りが響いて来ました。
何かを愛し慈しむこと…それを知った侵略者たちは、我々のことを理解して愛してくれた、ということなんでしょうかねぇ…?

松田龍平の飄々と捉えどころの無い感じが絶品でした。
周りに静かに不協和音を撒き散らしながら、来る日も来る日も散歩、散歩…。
こういう類の役をやらせたら彼の右に出る者はいないんじゃないかなと改めて思いました。

隣にいる人もいつもと変わらないように見えて、実は宇宙人に入れ替わっているかもしれない…ひょえー!(笑)

syu-32
さん / 2019年6月15日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 3 件)
  • 共感した! (共感した人 5 件)

コメントありがとうございます。

「予兆」の劇場版を借りようかなと思っていたところでした(笑)
連ドラ版にします。教えていただきありがとうございます!

syu-32さんのコメント
投稿日:2019年6月27日
syu-32
kazz
kazzさんのコメント
投稿日:2019年6月27日

松田と長澤がいいですよね。
だけど、私は設定と役者の良さが活きてなかったな…と感じました。
WOWOWで放映されたスピンオフドラマ「予兆」の方が黒沢清の本領発揮…と感じました。
「予兆」も編集して(恐らく)後に劇場公開されてます。
観てませんが。
もしレンタルで「予兆」を観られるなら、連続ドラマ版をご覧下さい。

近大
近大さんのコメント
投稿日:2019年6月16日

『ウルトラセブン』には『散歩する惑星』というのがありましたね。

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