散歩する侵略者のレビュー・感想・評価
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今朝、北朝鮮からミサイルが…
宇宙人が地球侵略にやって来た。
3人の人間に寄生し、人間の概念を吸収する。
概念を抜き取られた人間は無秩序な行動をとり、日本中が混乱に陥る。
国家はこの混乱をウイルスと言うが…
夫が突然別人格になってしまったら。
浮気をされ夫婦間は破綻寸前だった妻の前に現れた怪しい夫。
言葉の概念を知りたがる面倒な夫。
家族を惨殺した少女とその少女を探す青年。地球人のガイドとして行動を共にするジャーナリスト。
無慈悲な少女は邪魔者を次々殺す。青年は使命を全うする為最後はジャーナリストに寄生し、仲間に情報を送る。
ついに地球侵略が始まるが…
妻からの大きな愛の概念を吸収した夫の宇宙人は愛の偉大さに動揺する。
2ヶ月後…
人類は生存し、概念を無くした人間の治療法を探りながら診療の手伝いをする宇宙人の夫。
もはや愛を知った宇宙人は心を持った人間となりつつある。
呆然と佇む心を失った妻にずっと添い遂げると決めた夫だった。
地球には大きな問題がたくさんあり過ぎた。
宇宙人の侵略により滅びまた再生する人類。
「ちょうど良かった」の言葉がチクリと胸に刺さった。
Jアラートが鳴った今日に偶然見た映画。
ミサイルがもしも日本に落ちたらと思いながら鑑賞した。
期待させといてーー!🤔
なんか侵略する準備だけ見て肝心の侵略はなくなったのは自分的には残念。
侵略が始まってからが楽しみだったのにーー!
侵略が始まるぞ始まるぞって思ってたら終わってたー笑😥
ブラックユーモアとして楽しめる。
冒頭のバイオレンス描写と音楽から、ブラックユーモアとして楽しむものかと感じました。
実際、宇宙人との概念に関する会話やバイオレンスなど、シニカルなブラックユーモアとして楽しめました。
松田龍平の飄々とした宇宙人ぶりや、クライマックスの長谷川博己など、役者の演技も印象的でした。
黒沢清作品ということで、不穏な空気感も良かったです。
しかし、もっと恐怖描写を期待していた為か、物足りなさを感じました。
また、ラストは、やはり愛が地球を救ったという解釈でしょうか。
愛の概念が無くなると、人間は虚無になるという解釈でしょうか。
愛が最も重要ということで、綺麗に纏めたという印象でした。
夫婦愛の物語としては、成る程と思います。
黒沢清監督作という点からホラー、あらすじからSFを連想しがちである...
黒沢清監督作という点からホラー、あらすじからSFを連想しがちであるが蓋を開けてみるとヒューマニズムな面にフォーカスを当てつつ色々な要素を含んだエンターテイメント作に仕上がっている
出来としては中々派手さはないものの設定のユニークさといい他の映画と一線を画す独自的な映画であると感じた
このような映画には個人的に何か一種の気持ちいいものがあるので今後もこのようなユーモアに富んだ映画に出会えるのを楽しみに待ってます
エンタメ作品
前情報一切なしで行ったのでいつものホラー系の黒沢清映画と思ってたら違いました
でも演出とところどころは黒沢ですが
ミステリー、コメディ、ラブストーリー、アクション、感動などなどふんだんに盛り込んだエンターテイメント映画でした
この映画好きです
あと毎回車窓がバリバリの合成なのは十八番やお家芸みたいなものでしょうか。
急にコントみたいになるからこういういつも笑ってしまう
長澤まさみと松田龍平は、それぞれの個性にピッタリ
映画『散歩する侵略者』を見て来ました。大変ユニークな設定ですが、そこは邦画です。こじんまりとした作品に仕上がっています。
宇宙人が人間の概念を奪うという設定がミソですね。
長澤まさみと松田龍平は、それぞれの個性にピッタリの役どころで、良く演じています。
SFではなく愛の物語
人類の概念を奪う宇宙人による地球侵略が描かれる。
設定は面白いのだが、所々ちゃちくなるのが残念だった。元々舞台用の脚本をスケールアップさせてもいいことない。SF的な細かい設定を考えると矛盾点が目立つ。侵略者(偵察部隊?)が3人だったり、愛の概念が地球を救うのも苦笑ものだ。
でも、なぜだか心には残った。愛の概念を知った夫(宇宙人)が海を見たときの感想は、そうだろう!そうだろう!と思ったし、前の夫とは違っても新しい夫・理想の夫として未来を考えるところには考えさせられた。
気に入ったのだが、やはりこれは映画。舞台でなら楽しめたというのはいい評価とは言えないかもしれない。
ウルトラQ
のようなカテゴリーだろうか?
楽しい人には楽しいのだろう。
導入はかなり秀逸だと思う。
代わり映えのない日常にいきなり投げ込まれる異物。盤石であったモノが侵食されていく不気味さ…ホラーのような作風で前半は進んでいく。
なのだが…
この違和感は、時間が経つにつれ緩和されていく。どころか、コメディかとも思えてしまう。それは妻がその違和感を受け止めてしまうからなのだが、後半は、その精神の闇の深さに戦慄を覚える。
女性と断定していいのかは、問題ではあるのだが、その業の深さ故に満たされ、かつ、打ちのめされる女性を長澤さんは好演してた。
いや、ホントに。
凄い難解な気持ちの変遷だと思うのだが、観てる俺は違和感など抱くはずもなく、寧ろ納得さえしてた。
どこか無機質な松田龍平さんを観るのも楽しいのだが、今作はこのタッグを観るのが楽しかった。
落差とでもいうのだろうか?非日常と日常の掛け合いが、とても好き!
なんというか、空想科学読本の様相を醸し出す本作。BGMもなんだか昭和のソレを意図している節もある。
長澤まさみという楔が、現実の価値観との接点であり、そのありようが、当時のソレと一線を画してるように思えてならない。
「愛」を認識してからの松田氏の目に、もう少し違う何かが映っててほしかったかなあとは思うのだが…そもそも長澤さんから発信される「愛」のイメージに純然たるものはあまりなく…他の言葉に置き換えても説明がつくものばかりで、柔らかな陽射しに包まれるラストカットとの整合性には、少々違和感を覚える。
長澤まさみの色気が足りない
愛という概念を知ってしまったから侵略を止めたという随分安直なストーリーでこれならアニメ「理解するカド」の方がSFとしては良くできている。長澤まさみは女優としての魅力がなく一時セクシー路線に転換したと思ったら元の木阿弥という感じ、もっと濡れ場ぐらいあっても良かったのでないだろうか。淡々とした展開も悪くないのだが随分安く上げたなという感じ。ただ宗教からは愛の概念は得られなかったというのはシニカルでよかった。
好きだ!なんて大声で叫ばなくったって、ラブストーリーは成立するわけで
とてつもなくB級の雰囲気を醸しながら、実は深いメッセージが込められている。そりゃあ黒沢清監督なんだから、その辺の担保はあるものと安心して観ているわけだが。
澄ました顔して野望を抱える侵略者、「概念」が取り除かれるとタガが外れたように心が解放される人々、声高に真実を訴えられても無反応な民衆、、、アホ臭いなあと思うんだけど、はたと我が身を振り返るとそら恐ろしくなっていく感覚に侵されている。いや、これ結構現実なんじゃないか、と。
それまで冷徹だった侵略者松田龍平が、長澤まさみから〇〇の概念を奪ったとき、不覚にも涙で潤んだ。しかもその概念は、松田龍平の知識となるだけでなく、感情となるのだ。なんとも皮肉なことか。お互いが同時にその感情を持ちさえすれば、幸せが存在するのに。
ただ個人的には監督の画はいつも不気味すぎて好きになれず、物陰の使い方なんて怖くてイヤ。ま、近所がロケ地だったんでいいか。
黒沢監督はやっぱり好きだな。 コミカルで皮肉な視点が最高。 2人の...
黒沢監督はやっぱり好きだな。
コミカルで皮肉な視点が最高。
2人のもう、交わることの無いであろう愛が切ない。
その愛の強さを知り涙。。
**は地球を救うって・・・^^;
冒頭のスプラッターからどんだけ面白くなるねん!?思わぬ当たり作品かと期待するも・・・・
アングラな小劇団の舞台なら延々と睡魔で戦いながら寝落ち確実zzz
長澤まさみちゃんのナチュラルな可愛さと長谷川さんの踏ん張りで、なんとか半落ちしながら鑑賞^^:::
最後いきなり・・・キョン2登場
そして、愛は地球を救うって結末な☆2.2
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