「SFではなく愛の物語」散歩する侵略者 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
SFではなく愛の物語
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人類の概念を奪う宇宙人による地球侵略が描かれる。
設定は面白いのだが、所々ちゃちくなるのが残念だった。元々舞台用の脚本をスケールアップさせてもいいことない。SF的な細かい設定を考えると矛盾点が目立つ。侵略者(偵察部隊?)が3人だったり、愛の概念が地球を救うのも苦笑ものだ。
でも、なぜだか心には残った。愛の概念を知った夫(宇宙人)が海を見たときの感想は、そうだろう!そうだろう!と思ったし、前の夫とは違っても新しい夫・理想の夫として未来を考えるところには考えさせられた。
気に入ったのだが、やはりこれは映画。舞台でなら楽しめたというのはいい評価とは言えないかもしれない。
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