「独特な世界観…。」散歩する侵略者 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
独特な世界観…。
受け入れられるか、阻害してしまうか、人によって意見が分かれそうな内容でした。
ざっくり言うと、謎の宇宙人に、地球を侵略されてしまう話です。
もし、夫から「地球を侵略しに来た」と言われたら…。
という、突拍子も無いテーマに、正直ポカーンとしてしまいました。
でも、徐々に映画の世界に引きか生れて行ったことも事実です。
人間が持つ様々な概念を、次々に奪ってゆく宇宙人たち。
地球侵略の糧として、数多くの罪のない人々を襲い続けます。
これほど静かな侵略は、なかなかないのではないでしょうか?
アメリカ映画のような、大規模な戦いは起こりませんが、小規模な侵略によって、徐々に人々は狂っていきます。
何をどう解釈していったらいいのか難しいですが、エンターテイメント性は十分に感じられそうな内容でした。
この映画の魅力はなんと言っても、豪華キャストの方々の出演があってこそ!
長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博己さんなど、ベテラン俳優の方々の演技に、魅了されました。
個人的には、高杉真宙さんが出演していたことが嬉しかったです。
終始、彼の演技に魅入ってしまいました(笑)
また、東出昌大さんにも注目してしまいました。
ちょっと、人間離れした雰囲気を醸し出す人たちの演技は、最高に魅力的です!
世界が終わるとして、その時自分はどうするべきなのか、考えるきっかけとなる作品となりました。
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