ナミヤ雑貨店の奇蹟のレビュー・感想・評価
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なんだかごちゃごちゃしてるなあ。 おそらく見せ場であろう大人セリの...
なんだかごちゃごちゃしてるなあ。
おそらく見せ場であろう大人セリの歌唱シーン、もう少しまともに歌える女優キャスティングしてくれないと…
子役のリオちゃんが一番歌上手かったな。
そもそもあの曲自体いい曲だと思えなかった。
少年3人がいる意味はあるんだろうか。
もういっそのこと西田敏行を主役に悩み相談のやり取りで人々の人生に影響を与えるっていうストーリーの方がよっぽど泣ける映画作れそうだけど。
雑な作品ですね。
ED曲に☆半分だけ入れました。
やりたい事は何となく伝わってきますが全部が中途半端で感情移入できませんね。主人公も定まってない感じでドラマの総集編観てる気分になる。また、少年達のストーリーと西田さんのストーリーがたいして交わらない。 一番ヒドイのはたぶん主人公らいし少年3人のキャラブレがヒドイ……、 私怨で女社長の家に強盗しに入った挙句、孤児院関係者発言までして証拠隠滅も目撃者の処理しない上、カバン1つだけ盗んで金分け合ってるマヌケのクソガキが、あからさまに心霊現象臭い手紙に返信を書こうって言う展開が呑み込めない。(指名手配されててもおかしくないって自覚してるのに)
そして西田さん側のストーリーも、普通の雑貨屋ライフで普通のお悩み相談しか経験してないのに、病気で入院した途端、未来から手紙が来るから家に戻りたいと言い出すのも呑み込めない。息子もガチで未来から手紙が来てるのに平然としてるし…、二人とも気色悪い。
あと、手紙でアドバイスして社長に導いた下りも、いくらスマホでググれるとは言え、あの3バカが経済的に導けるとは到底思えない。まだ万馬券の勝ち馬でも教えて儲けさせる方が納得できる。成り上がった女社長もインサイダー上等レベルの予言経営のくせに聖人君子感やばいし、ガキどももいきなり改心して現場戻ってエンドったけど? なにあれ? 実は俺たちが手紙書きましたって告げて和解する感じ?ww
ガキどもが土下座する描写までないと納得出来ないぐらいの犯罪犯してるんだけど…
更に、ガキどもが返信していた相手が孤児院繋がりだった点が改心のきっかけじゃなく、女社長が孤児院の援助者だと気づいた点だけって…、最初の魚屋は見殺しなのに、キャバ嬢にだけガチ予言授ける展開も胸糞悪い👎
これで泣ける人凄い!ソンケーシマス!?
映画館に行かなくてよかった
映画館は安くても1000円
予告見て、東野さんだし西田さん出てるし、これは泣けるなと時間さえあれば行くつもりでした。
でも、行かなくて本当に良かった。
序盤、何やら三丁目の夕陽的な昭和の懐かしい雰囲気から始まります。
これはいいなと思ったら、
何故か現代に戻り、強盗した若者達がドカドカと懐中電灯を手に逃げ回ります。
古びた雑貨店に不法侵入します。
まず、彼らは何故、誰も住んでないとわかったのでしょう?
居住確認もせず、家の中でもドタバタやってます。
奥で誰か寝てたらどうするつもりなのか?
車も通ってない静かな町。
店内でこれだけ音を立てれば近所の人が気付きます。
室内を物色します。
暗闇で何故か古い雑誌を読み漁ります。
金目のものを探すなら納得いくけど、何十年も前の雑誌を暗闇でわざわざ手に取る謎。
ナミヤ雑貨店の記事を偶然見つけます。
急に手紙が投函され、気味が悪くなり、若者達が街中をドタバタと懐中電灯を振り回しながら走り回ります。
…あなた方、逃げ回ってるんですよね?
普通、商店街の明かりもついてて暗くないのに懐中電灯点けてドタバタ走ってたらおかしくないですか?
その後は時空を超えた悩み相談。
…あり得ない。
100歩譲って一夜限りの不法侵入なら許せる。
一夜で起きた不思議なお話。
でも、その後も寝床として不法侵入を繰り返し、親切にもお悩み相談を受け、挙げ句の果てには真夜中に大声で内輪もめの喧嘩。
再度言います。
あなた方、逃げ回ってる設定なんだよね?
巷で騒がれてる関西の逃亡犯、こんなことしてたらすぐに見つかると思う。
いくら映画でももう少しリアリテイ無いと。
時空を超えてる時点でリアリテイないけど。
西田さんのシーンは一気に引き込まれ、若者3人のシーンで演技力の差に幻滅。
西田さん、やっぱり名俳優過ぎる。
セリフの一言一言に重みがある。
若者3人はもっと勉強した方がいいよ。
あえてそういう風に演技してたのかは知らないけど、顔だけでキャーキャー言われるのは若いうちだけです。
もうね、矛盾だらけと若者3人の演技が下手すぎるのと、他の人も言ってるけど若者3人の勘の鋭さ笑
1時間くらいで飽きたね。
あなたの人生に役立ちましたか?
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督)から。
何年か前に読んだ「東野圭吾さんの同名ベストセラー小説」を
ボンヤリ思い出しながら、鑑賞することになった。
書籍と映画、違う箇所も多々あり、こうきたか・・と驚くことも。
ただ、メモを比較し、共通した台詞を探したら、
本の帯(表)には「あの時の回答は、あなたを救いましたか?」
映画では「あなたの人生に役立ちましたか?」がぶつかった。
あらゆる悩みの相談に(手紙で)答える、おじいさんが「浪矢さん」で、
「人の運命ってもんは、そう簡単に変えられるもんじゃねぇだろ!」と
思いつつ、一生懸命に回答をする。
例えば「子供を妊娠した。しかし父親はいない。さて、産むべきか?」
こんな相談には、こう答えている。
「大事なことは生まれてくる赤ちゃんが、幸せになれるかどうかです。
子どもを幸せにするためなら、どんなことにも耐える。
あなたにその覚悟がないのなら、生むべきではありません」とピシャリ。
どうして、こんな答えが出来るのか、それは、書籍に書いてあった。
「多くの場合、相談者は答えを決めている。
相談するのは、それが正しいってことを確認したいからだ」
あとは、背中を押してあげられるかどうか、の視点。
だから、相談を受ける側の心境は、いつもこうだ。
私の回答は「あなたの人生に役立ちましたか?」
誰かの人生の役に立つようなアドバイス、心掛けなきゃなぁ。
東野史上もっとも泣けるというのは微妙
基本的にファンタジーとかは好みのジャンルではないが、感動するのかなーと思ってDVDで鑑賞。
ストーリーとしてはよくできてるとは思うけど、ツッコミどころが多すぎて・・・感情移入が半減。
そもそもの32年の時空を超えた手紙のやりとり。
孤児院の火事で残された子どもは助かり、助けに入った青年だけが助かる。
火事で死ぬことは言わないのに、バブルで儲かることは教えてしまう。
見逃したのかもしれないが、なぜ雑貨店と孤児院がつながるのかもよく分からなかった。
はいここ泣くところ!と言わんばかりの演出ではなく、自然な流れにして、ファンタジー度を下げるとまだよかったのかもしれない。
内容自体は好きだけど
他の俳優はものすごく好きだし上手いんだけど
山田涼介の泣く演技がものすごく下手でした笑
わざとっぽさがありそこだけで評価3です笑
ジャニーズのイメージが強すぎるため、
俳優は向いてないかと思います。
カラコンしてるし化粧してるし俳優って感じがまったくないよね
ジャニーズの方が向いてると思います(((^^;)
登場人物も伏線も多過ぎる
本作を最後まで観て思ったことがある。日本の映画は伏線が良くできているなと。
生まれてこの方東野作品を読んだことがないので正直なところはよくわからないが、東野圭吾の原作ですでに伏線がうまく張られているのかもしれない。
ただ伏線が上手く張られていることと作品の善し悪しはまた別である。
それにヨーロッパ映画を観ているとほとんど伏線がないので、なくても映画が成立することに慣れてしまっている。
むしろ伏線が多過ぎると少し鼻につく。
その意味で本作は伏線が多すぎてその回収に忙しい作品に思えてしまった。
小説は足し算が許されるが、映画は引き算によって成り立つ。
そのため原作が複雑だと映画化は難しいとも言える。原作は十分説明できる分もっと流れもゆっくりしていて余韻もあるのではないかと勝手に想像している。
本作を観る数日前にたまたま立ち寄った新宿の紀伊国屋書店で館内放送が流れていた。その中で西田敏行が「感動する作品です。私も泣きました」と手前味噌に本作を宣伝していた。
出演者がそう言ってもね〜、誰が真に受けるんだろ?と思ってしまった。
本作を観たのはひとえに『武曲 MUKOKU』を観て村上虹郎を気に入ったからである。
ただ彼も含めて山田涼介と寛一郎は走ってばかりの割に出番が少ないように感じて本作では彼の演技をあまり楽しむには至らなかった。
門脇麦も『愛の渦』で乱交セックスをする風俗店に初めて来店した女子大生役を体当たりで演じて以来ずっと注目している。
本作の役は出演時間が短いものの、意外に歌は聴けることがわかった。これから歌う役が増えるかもしれない。
一方ミュージシャンなのに林遣人の歌はひどかった。歌詞を歌わせずに「ルルル」で通して歌い始めてすぐにカットしたのは賢明な判断だと思う。
『バッテリー』以来10年が経ち紅顔の美少年も髭面の親父になってしまった印象だが、頼りないが心優しい青年をうまく演じていたと思う。
ただ1点、あの火事なら逃げられそうだし、あの高さなら2階からも飛び降りられそうに感じてしまった。昔の映画の火事シーンはもっと火勢があったように感じる。
消防法に抵触するのかわからないが、最近の映画はこういう細部を疎かにしている。
その他の俳優も、西田敏行を初め、尾野真千子、成海璃子、萩原聖人、小林薫、吉行和子、山下リオ、手塚とおる、と下手な役者はいない。
しかしそれに比べるとどうしてもジャニーズの山田涼介が見劣りしてしまう。また本作は登場人物の多さから群像劇の一面も備えているのに、伏線の回収に忙しいあまり、1つ1つのエピソードを有機的につなぎきれていない。
本は読み返すことができるが、映画ではそれができないので、ああそう言えばさっきそうだったね、と思い出しながら観なければいけない。
そのせいか本作からは何か全体的に締まらない印象を受けてしまった。
山田の言葉遣いも気になる。
崩しているというよりただ乱暴なだけに思えて聞いていてあまり愉快ではなかった。
また浜辺での門脇の踊りはインサートカットにしては長過ぎるかもしれない。
しかも門脇の動きがぎこちない。なんでも監督からの無茶ぶりだったらしい。可哀想に。
豊後高田市は古い町並みも残っていてなかなかいいロケ地だったと思う。
ただどうしてもインフラ設備の中で病院は真っ先に改築されてしまうので、小林薫の入院していた病室は明らかに1980年のものには見えなかった。
このシーンだけのためにセットを造るほど資金が潤沢にあるとも思えないので、そこはしょうがないかもしれない。
本当は町全体のセットなどを造ることができればいいとは思うが、それは無理な注文だろう。
なお山下達郎の新曲は本作に合っていたと思う。
原作小説は5年前に刊行されているが、今映画化されたのはやはりタイムリープの流行に乗ろうとしているように思われる。
また集客のためにジャニーズ所属のアイドルを起用することも問題だが、こういうタイムリープ作品は過去のシーンがその時代に見えないことには始まらないので、今の日本映画界の資金力のなさも大きな問題であるのを痛感した。
原作の良さがメチャクチャ壊されていた
小説の原作が映画化されると
脚本により内容が変わってしまうことが多いですが
この映画は酷すぎました。
まず冒頭から。。。
原作ではタイムスリップする場所は
ナミヤ雑貨店の店内だけなのですが
何で商店街にて変な市電が走って
そこでタイムスリップしたかのように
見せたのか???
こんな場面を作ったので
かえって時系列が分かりにくくなり
極めつけ最後には
実際には40代に突入しているだろう
教師になった昔の小学生が
新人先生だったこと。
東野圭吾の大ファンで
【ナミヤ雑貨店の奇蹟】は
超面白くて一気読みしたのに
原作の良さが滅茶苦茶に壊されていて
ガッカリしました。
脚本家はちゃんと小説全体を
理解していたのか謎です。
それに、1980年には
チンドン屋はもう廃れていませんし
豆腐を鍋で買いに行く人もいなくなっていました。
背景は1960年代かと思いました。
ナミヤ雑貨店の神秘性が消されていたので
大きなショックを受けました!
ゆるゆる〜
原作未読です。まず、最初に3人の少年がナミヤ雑貨店につき、手紙の返信を書いたり過去に興味を示すのが突発的すぎて、無理やり感がしました。ファンタジーなので、そこは受け入れる必要があるかもしれないです。ただ、最後の方に伏線回収のようにいろいろな物語が繋がって行くのは、面白かったです!個人的に鈴木梨央ちゃんの演技には泣きました!流石プロですね。山田さんの演技はちょーっと違和感を感じる部分が多かったです。かっこいいから、普通の少年っていう役どころも、もうすでに違和感なのかもしれませんが…笑山田さんは、異世界とか現実からはかけ離れた役の方がしっくりくるかもしれないです。
この映画が公開されたことが奇蹟
雑貨店店主の妄想?
物語の語り手は、三人のやんちゃ坊主たちだろう。しかし、さっきまで強盗をしてきたらしいので、なんかそれが気になって本筋に入り込めない。
ネタバレをすれば、三人は施設育ちの悪ガキ三人組。
主要舞台である廃屋になった雑貨店で彼らがみた一夜の夢なのかもしれない。もしくは、老人になった雑貨店店主の夢かどちらかだろう。
脚本がだめというより、この原作を映画化しようとした製作陣がチャレンジャーすぎると思う。
廣木隆一監督で、東野圭吾原作で、西田敏行出演で、ムービルでなければまず見なかった作品である。およそすべてのカットにやっつけ仕事的なムードが漂っており、ラストまで見つづけるのが辛かった。
特に林遣都を使った施設の火事の場面は必見である。ああいうシーンは余程うまくやらないと感動的にはならないということを教えてくれる。ほかに、セリという歌手が歌うシーンも長すぎるし、屋上から飛び降りて奇跡的に助かった少女の病室の場面も異常に長すぎる。実験的ゆえに斬新というより、劇場作品として現代に成立しえたのがとにかく不思議な映画。門脇麦が海岸で踊るカットは、だれのためのサービスなのかよくわからない。邦画はたまにこういうのがあるというのを思いだした。
ラスト山下達郎が流れたときは、やっとこの映画から解放されることに涙がでた。
レビュー見てから観ました(原作未読
涙脆いので、やっぱり泣いてしまいました。
すべての行動に意味があり、繋がっている。
ナミヤ雑貨店の店主が身分の差から身を引き、その元恋人が起こした奇跡の話。
もちろん現実ではあり得ない話だけれど、日頃の行いが巡り巡って返ってくるって事自体はフィクションではないかも知れないですね。
つまらなすぎて爆睡。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」鑑賞。
*概要*
過去と現在が繋がる不思議な「ナミヤ雑貨店」を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と悩み相談を請け負う雑貨店主の時空を超えた交流を描く。
*主演*
山田涼介
*感想*
すみません辛口レビューです。
東野圭吾原作だったので、鑑賞。
期待したんですが、、とにかくつまらない。感動しない。前半、三人がタイムスリップするくだりから嫌な予感がしたんです。とにかく、つまらなすぎて、西田敏行さんと成海璃子さんの会話シーン辺りで寝ましたw 起きた時には、尾野真千子が画面に映ってました。(^^;
映像は綺麗ですが、非常に退屈。それに間の取り方が長過ぎ。。でも、西田敏行さんの演技はとても素晴らしかったです。
総じて、駄作です!つまらなすぎて寝ちゃいました。
金返せ!
残念
原作は読んでないけど、多分、原作は東野圭吾の力量を考えると面白いものなんだろう。話の設定や筋は面白いと思った。
なのになんで映画としてこんな面白くないのか。
役者がめちゃくちゃ悪かったかと言われたらそうでもないと思う、でもなんか惜しい。
しかも、長い。飽きる。
やっぱり小説は小説のままがいいのでは。
この話の筋なら小説よんで感動してた自信がある。
よかった点は村上虹郎。
村上虹郎はスクリーン映えする。演技がめちゃくちゃうまいわけではないけど、あの独特の雰囲気は、この映画でも健在だった。
これからどんな風になっていくか、楽しみな役者さんだと思う。
村上虹郎効果で星は2つかな。
涙無しには観られない素晴らしさ
本当に映画を見たのかと問いたくなるような酷評が多いが、個人的には素晴らしい大作。
ツッコミどころがいくつかあることは否定しないが、それらは物語の本質に関わる部分ではない。
あくまでも1冊の本を時間が限られた映像にする際に生じた粗であり、批判するための粗探しをしたい人でもなければ、何ら気にすることではない。
そんな些細なことが全く気にならないほど、作品に没入させる力がこの映画にはある。
山田涼介の演技が酷いというレビューも散見されるが、本当に映画を見たのかと問いたい。
山田涼介の実力について私は全く評価していないが、今回の映画には関しては全く違和感のないレベルの演技が出来ていた。
西田敏行や尾野真千子の演技はやはり圧倒されるものがあり、それに比べれば軽薄な演技には見えたが、そもそも配役的に「まともに就職もしていない孤児院育ちの半グレ」なのだから当たり前である。
ストーリーに関しては文句の付け所が見当たらない、流石は東野圭吾原作である。
演出も申し分ない、特に最後に半グレ3人が女社長に全てを話しに行くシーン。
話す場面をスッパリカットして、夢を叶えた姿と雑貨店の牛乳入れを設置した孤児院を見せることで「女社長へ全て話したこと」「それを女社長が受け入れたこと」「孤児院再興のため努力したこと」「半グレ3人組も改心して努力したこと」が端的に示されている。
もし説明する場面を1シーンでも入れれば、それは蛇足にしかならなかったであろう。
総じてレベルが高い作品に仕上がっており、このレベルの邦画がもっと出てくることを祈るばかりである。
山田君好きorデトックス映画
普通にいい話だけど人には勧めない
山田君が好きなら自然と感情移入して感動出来るし日頃のストレスが溜まってて
雨なだけで泣けそうなぐらい疲れてる人もデトックスになると思います
実際周りの方も数人泣いてました
が
それ以外の普通の映画好きにはとっても大味な感動系映画です
映画と西田敏行が好きで見に行きましたが
彼の部分や設定の不思議さはともかく
全体として寒いので味の濃い煮物を食べに行ったつもりがポトフ出された感じ
というかツッコミ待ちなのかという場面が…
以下ツッコミ
多分原作通りにし過ぎた違和感なのかも知れませんが
逃走中になんで懐中電灯付けてるの?とか
本気で人生かけてやってるミュージシャンが
11年も自分の曲に歌詞付けないの?とか
それをあんな所で歌うの?とか
急にセリって誰だよ…とか
浜辺で踊るのは誰得?PVですか?とか
泣けとばかりと役者のアップの多用とか
使い古された病室のシーンの定番感とか
山田君の妙に気になる鼻とか
なんで医師志望から理学療法士とか…
つかこんなに母園を純粋に好きな卒業園児て超稀だろ…
心が斜めな私にはほぼ響きませんでした
東野圭吾版"ドラえもん"。これは廣木監督のせいじゃない
"東野圭吾作品史上、もっとも泣ける"とは、ずいぶんと大げさなコピーだ。
むろん東野の同名小説が原作となっており、原作の構成がガチガチに固まっている。・・・要するに"東野圭吾臭い"。何から何まで作為的な構成が鼻につく。だからこれは廣木隆一監督のせいじゃない。
プロットに寄り添って具現化した映像を用意すれば、誰が作っても、おそらく同じテイストになってしまうだろう。
とか言いつつ、不覚にもウルっとしてしまったばかりか、やっぱり気になって、すでに2度目の観賞である。なので、少し冷静に分析してみたい。
ストーリーは、"ナミヤ雑貨店"という場所を介して、昔(1969年~1980年代)と、現代(2012年)で生きる複数の登場人物の"人情エピソード"が、互いを伏線としながら、リレーしていく群像劇。
その伏線の組み立ては、犯罪ミステリーの執筆手法を応用しているので、東野圭吾らしいといえば、その通りである。そこが鼻につく人には、気に入らないところばかりになる。
本作は人間ドラマやミステリーではなく、ひとことでいうと、タイムループを素材としたSF映画であり、タイムトリップするのは"手紙"である。過去と現在との"手紙"のやりとりが複数の優しさをつないでいく。
言ってみれば、東野圭吾版の"ドラえもん"的エピソードなのである(笑)。
それゆえ、見事に腑に落ちる時系列の整合性は、必ずしも叙情的ではない。"ジョン・レノンの殺害事件"と当時の音楽シーンへの影響、"バブル景気"のくだりや、"シャッター商店街のはじまり"など状況分析力は冷静すきるほどで、"そろばんずく"な構成が目立つ。
エンディングのマジメな終息のさせ方は、明るくていいのかもしれないが、むしろ西田敏行の最期の夜で終わらせた方が、感動作としては号泣できた。だからこそ、この順番は廣木隆一監督なら変えてほしかったかも。
全編VFX処理が多用されているが、画質はデシタル的でスッキリとヌケている。大胆な画角のフレーミングは、廣木監督とよくタッグを組む、鍋島淳裕。
「娚(おとこ)の一生」(2015)や「さよなら歌舞伎町」(2015)などでも撮影を担当している。今年は、ミニシアター系の小作品「彼女の人生は間違いじゃない」でも、いい画を撮っていた。
ついでに映画主題歌が、なぜ"山下達郎"なのか・・・。それも、劇中歌"REBORN"が80年代に作曲されたという設定に合わせていると考えられるが、その真意を認めてしまうと、"山下達郎は昔の人"ということになるので、角川も松竹も否定するだろうね(失礼)。
主演というには、群像劇なので、誰ということもないのだが、一応、西田敏行と山田涼介ということになる。西田敏行の力の入りすぎた演技は、若干、食傷気味。逆にダチョウ倶楽部の上島竜平が頭をよぎってしまう(・・・泣)。
しかし、"Hey! Say! JUMP"のアイドル山田涼介がこういう正統派ドラマに主演するのは、とてもいいことだ。色メガネで評価するスレたオトナはほっとけばいい。ジャニーズ事務所のブッキングとしては、"ウルトラ イイネ(👍)"である。
ひとつひとつのエピソードに主役がいるので、それぞれの俳優の演技合戦である。なかでも子役の鈴木梨央ちゃんがいい。ついでに、門脇麦ファンにはうれしい歌声と、ちょっとしたコンテンポラリーダンス的な振りが拝める。これは収穫。
これだけ悪口を並べてしまったあとだが、アタマで考えずに受け止めれば、素直に泣ける映画である。
(2017/10/1 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ) + ( 2017/7/4 /松竹試写室/シネスコ)
時を越えて紡がれる物語
原作は読んだ事ありませんが東野圭吾さんの泣けるストーリーという事で観に行ってきました。
小説をあまり読まない私でも東野圭吾さんの名は知ってます。
映画だと『容疑者Xの献身』。
ドラマだと綾瀬はるかちゃんと山田孝之くんの『白夜行』。
あと『新参者』辺りが好きですね。
東野圭吾さんの作品をそんなに知ってるわけではないのですが、個人的な印象としては最後のどんでん返しを醍醐味にしてる所があります。
今回も予告を観た時に、何か時間のトリックを使った展開が待っているのかと思ってたのですが、SF物語だったのでこんな物語も書くんだなと驚きがありました。
生きてると誰しも何かしら悩みを抱えてると思うんですが、ナミヤ雑貨店のお爺さんの様な答えをくれる人がいるといいですよね。
手紙に沢山文字が書かれていた割に読むの短いなとか、意外とあっさり不思議な出来事を受け入れたりとか、所々雑に感じる所もあったんですが構成が面白く、ひとつひとつの小さな物語がナミヤ雑貨店を通して時を越えて紡がれていくストーリー展開は好きでした。
私は、ちょっと目が潤んだぐらいでしたが周りは泣いてる人もいましたね。
あと歌が良かったですね。
「REBORN」という歌が二つ出てくるんですが、ひとつは物語の中でセリが歌うREBORN。
もうひとつは、この映画の主題歌、山下達郎さんが歌うREBORN。
どちらもいい歌で、その曲の雰囲気と物語があっていてしんみりと余韻に浸りながらエンドロールを観てました。
なかなかいい話だったと思います。
音楽が心に沁みる
過去と現在をつなげる物語では
韓国映画の「イルマーレ」を思い出します
時空を超えての物語は不思議な感じで
大好きです
今回も過去と現在そしてさまざまな人々が
描かれていて泣かされます
色んな話がひとつにまとまって
またまた感動のラストで涙 涙・・・・
想定内の泣かされる映画で終わった後もジーンと
来ましたが・・・
それだけにおしい作品だと思いました
多分原作は登場人物はそれぞれ丁寧に描かれていたことでしょう
しかし それを2時間にまとめるのは難しい
私は一人の人物を中心に物語が展開し
その人物と共に映画の旅をするのが好きなので
今回は視点が定まらず
いったい誰が中心なのか
泣かされて 感動はしたのですが
登場人物に感情移入が出来ず残念でした
これは テレビドラマ
もしくは3時間くらい大作にして
(そうすると上映回数減りますね)
もう少し登場人物が描かれた良かったなあと
そこが残念です
映画の主題歌が良かったです
主題歌が映画のシーンを盛り上げます
予告編で門脇麦がこの主題歌を歌うと言うのを観て
あのキーの高い曲歌えるの?と心配しましたが
しっかり 歌ってましたね(笑)
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