ナミヤ雑貨店の奇蹟のレビュー・感想・評価
全240件中、61~80件目を表示
映画を観ている人だけがこの設定に気付くみたいな感じにしないとだめだ...
映画を観ている人だけがこの設定に気付くみたいな感じにしないとだめだと思う。登場人物が何にでもすぐに気が付き理解力がありすぎる。
外からハーモニカが聴こえてくる セリの曲?外に出ると誰もいない...セリの曲を作った人=弟の命を救った人じゃない?のコレ。本を読んでる時に登場人物たちが知ってちゃいけない事実をセリフでいうみたいな感覚。みんなカンが良過ぎる。理解が早すぎて違和感。
火事のシーンの見せ方もよくない。
若者3人にはわからないまま話しがすすむようにできなかったんだろうか。設定や繋がり部分は良いとしても、経済の勉強をして...とかいう手紙もなんなのか説得力ない。迷える仔犬女社長がぐるぐる巻きにされた場面はなんか全部おかしい。共感できるところがなかった。
若干甘い作り
時間軸があっちこっちに移動する作品
時空を超えた人生相談
空き巣をした若者三人組が空き家に逃げ込むが、空き家のナミヤ雑貨店は時空を超えた家で、逃げ出すことは出来ないようだった。
昔、相談事を手紙にして投函すると、翌朝、牛乳箱に回答が寄せられるというやり取りがあり、店主(西田敏行)が対応していたらしい。
そんな若者の前に30年以上も前の相談が投げ込まれる。
ハートウォーミングなファンタジー。
小説向きでは?
ナヤミ雑貨店
SFは空想科学ですから屁理屈が要りますがファンタジーであれば容易に時空を越えられるのが人の心理の不思議さです。
ミュリエル・ルーカイザーは宇宙は何でできているかの問いに「物語」と答えています。人と人の関わりが星座のように綾なして一つの光の筋に繋がる本作はまさに物語の醍醐味を味あわせてくれました。
若手に混じって、きら星のごとき名優が脇を固めているので説得力というか安心感があります。少年たちも邦版スタンバイミーのようです。一人では受けとめられない仮想現実も3人の同時体験であれば尤もらしく化けるのは東野さんの巧みさですね。
情報量の多さは活字では少々しんどいですが映画ならではの良さでしょうか、すーっと、心に滲みてきます。
同名の香港映画も観てみたい
ナミ(並)な話
そもそも時間を超えて手紙が往復するのは、韓国映画「イルマーレ」からのアイデアの頂き。
中心になる強いテーマがない。
強盗の青年が「人を信じられそう」と言うが、元々人間不信で強盗をしたわけではない。むしろ人情に厚い理由の犯行なので、人を信じていないはずはなく、感動に繋がらない。
悲しい設定といえば孤児、不倫、病気、自殺、愛人。
夢と言えば歌手など、まるで演歌の世界。発想が貧困。ノスタルジックな昭和の世界だから、昔の演歌のような設定で良いだろうと言うのは製作者の甘えだ。設定があざと過ぎて泣く前に笑ってしまう。
幾つかのエピソードは、全てに絡んでいるようで実は関連性は薄い。
本来、全てのエピソードが忍び込んだ三人の強盗に繋がるべきだと思う。
『クリスマス・キャロル』の傲慢な主人公が、三つのエピソードを体験して心変わりしたように、積み重ねないと強盗は改心しないはずだ。
しかし中盤の話は雑貨店の主人と手紙の送り手との繋がりで、強盗達との関係は薄い。話が途切れた印象になる。
話の積み重ねが無いまま強盗が改心するから説得力が無い。
しかも強盗自体が、本来善良な若者たちなので簡単に改心する。
いや、そもそも単なる勘違いで強盗しているのだから、複雑な状況などまったく不要で勘違いに気づけばよいだけだ。時間を超えた人との繋がりなど実は関係なく、「お前ら勘違いで強盗してるよ」と注意すれば、本来善良な彼らは簡単に改心するのである。だったら、2時間観る必要ないではないか?
手紙が綴る奇跡の感動ストーリー
全240件中、61~80件目を表示