アウトレイジ 最終章のレビュー・感想・評価
全199件中、161~180件目を表示
1作目がベスト
現代社会を描いてる感じ
これにてこれにて
枯れバイオレンスの美学を堪能
西田敏行さん、凄すぎです!
アウトレイジ、凄かったです。
同じ日にナラタージュも見たんですが、
こっちは、凄かったです。
西田敏行さん、演技上手すぎて、引き込まれました。
塩見三省さんが痩せていて、びっくりでした。
ラストが北野武監督でした。
線香花火の様に……
懐かしい
全員老人。ヤクザの黄昏
たけしが死に場所を見つけたりと死に突き進んでいく様は北野武の初期作品を思い出す。撃たれたタチウオが『ソナチネ』の槍が刺さったナポレオンフィッシュに重なる。そうなると結末はいわずもがな…たけし自身がこれ以上ない形で「ケジメをつけた」堂々たる完結編
一作目のキャッチコピーが「全員悪人」なら本作は「全員老人」という印象。たけしも西田敏行も塩見三省も老いを隠せない。白竜でさえも『その男、凶暴につき』が重なって随分丸くなったように思える。「全員暴走」というが実は皆が分ををわきまえている。描かれているのは「ヤクザの黄昏」
たけしの言葉でいう「因数分解」的なストーリーテリングの前二作に対して本作は本筋に関係ないたわいない会話から始まる。このリズムも初期作品を思い出した。でもあの頃のような荒さと気負いはなくて円熟味を感じさせる。『アウトレイジ 最終章』は北野武のバイオレンス映画の集大成といえるだろうな
まあでもどうだろう。北野武自身『ソナチネ』をかなり意識した『アウトレイジ 最終章』やけど『ソナチネ』は超えられんかったかな。『ソナチネ』のようなたけしが死にたどり着くまでの「遊び」が『最終章』は弱いんよな。紙相撲とか釣り人の殺し屋とかはほんまに今観ても素晴らし過ぎて恍惚とするよ
『アウトレイジ 最終章』は『ゴッドファーザー PART Ⅲ』でもあるな。つまり俺は大好きだよバカヤロー!
アンビエントヤクザ映画
期待はずれ
アウトレイジthe END
三度目の正直ならず
このシリーズの放つ艶っぽい雰囲気にいつも引き込まれてしまいます。妖しく光るピカピカの黒塗りの車、ヤクザたちの目元を陰らせる照明の光加減、拳銃の扱い方の滑らかなスピード感、スーツの特殊に洗練された着こなし、などなど別に誇張されてる感じではないのに、雰囲気をつくる一個一個の要素が絶妙にカッコいいです。個人的には一作目の椎名桔平の艶っぽさが特に大好きで、静かにギラつくあの早死にしそうな危うい暴力性は、クラリと来る色気すらあります。
まず、三作品を通して、起こるドラマはパターンになっています。大友が筋を通すために動く愚直さが結局はいいように利用されてしまう、これが大雑把な流れかと思います。なので、大友どこまでいけるんや!という不思議な期待と応援をもって、僕はいつもスクリーンを眺めていました。けれど最後には、やはり大友は大きな流れのおまけとして終わってしまう。この無情な結末が大友の意地を悲しく浮き彫りにする迫力こそ、アウトレイジの魅力だと僕は思っています。
今回の最終章も流れは同じです。しかし、とにかく話が地味で、大友の動く動機も環境も納得はできるのですが、過去二作品と比較するとどうしてもちっぽけな感が否めません。最終章としては誠実に作られてると思いますし、あまりに不器用な大友の哀愁みたいなものにはしんみりしましたが、観終わった後の満足感は過去2つのと比べるとイマイチでした。観て損はないけど、1.2をもう一回観たくなる腹6分目くらいの作品でした。
つまらなかった
全199件中、161~180件目を表示