アウトレイジ 最終章のレビュー・感想・評価
全254件中、81~100件目を表示
前作と比べてしまうと
ずっと観たかった【アウトレイジ】シリーズ。今回の最終章はスクリーンで観たくて、前作、前々作を急いで鑑賞。
前作、前々作で印象的だった殺しのシーン(首に紐巻きつけてブチっat湾岸線、バッティングセンターパカパカ)は無く、強いていえば花田の花火ぐらい。
今まではひとりずつ殺してた大友も、今回はパーティー会場で銃乱射という、大味な香港映画のように。
そのせいか、バイオレンスさは少なくなったと思う。
それでもバカ野郎の言い合いは楽しめたし、一人の男のストーリーとしてまとまったので、観れてよかった。
酷評も多いがあえて評価したい
同じストーリーの延長でシリーズ化していくことそもそもが、脚本、演出両面で難しいものなんだなーと思わせられた。
傑作として後世に残る作品になるためには、このシリーズはあのシンプルな終わり方が理想だったんじゃないかな。
余計なハッピーエンドやまとめにいった感を匂わせず、適度な残尿感を思わせる終わり方にたけしの才能を感じた、そんな印象。淡々としている中にある細部のクリエイティブと理屈を楽しみながら観れるといいかも。
ブラックレインと比較して
ブラックレイン依頼約30年振りにお金を払って観てみたいと思って映画館に足を運びました。アウトレイジ、アウトレイジビヨンドが面白かったのでアウトレイジ最終章に大きな期待をしていました。私としてはビヨンドの最後が木村の通夜で大友が片岡を射殺して終わっていたのでその場面から観てみたいと思っていましたが、いきなり大友が韓国のキャバレーの用心棒になっているところから始まっていたのは残念でした。また、花菱会中田の極道迫力演技が物足りなかったのも気になりました。又、花菱会会長の商社マン上がりの極道会長としは貫禄を感じませんでした。そして皆暴走をするのであれば、山王会五味、花菱会西村、中田も殺して欲しかったと思います。ラストシーンも大友の自殺という形で終わりましたが、えーこれで本当に完と物足りなさを感じました。ブラックレインでは高倉健、松田優作、マイクロダグラス、若山富三郎、内田裕也etcの俳優やラストシーンの空港で高倉健とマイクロダグラスの別れの場面でワイシャツの中に偽造のドル版が入っていた時の感動と比べると正直劣ると思いました。
最高
任侠系映画を観たことがなく、アウトレイジのシリーズも観たことがなかったが、好奇心と豪華キャストに惹かれて鑑賞。とても面白かった。大友がマシンガンをぶっ放すシーンは、バラエティ番組で暴れるビートたけしと重なった。北野監督の感性や思考が、よく表れている作品だと思う。本当に面白かった(観た後はちょっと怖かったですけど)。
今度はほんとに最終章
オープニングはソナチネっぽい
音楽はやっぱりいい
劇場だと銃声の迫力を感じる
最後もいつも通りいい
メインキャストの滑舌の悪さと関西弁のまずさが気になる
松重豊と岸部一徳が際立つ
張会長も出番たっぷり
西野(西田)が前に出過ぎ
本宮泰風のガタイが桁違いに凄かっただけに最期が不憫すぎる
大森南朋が予想以上に良かった
松方さんへの手向けで息子を出してやったのか。
出がらし
…色々整理しました的な印象。
冒頭のアップの応酬に感じた単調感、やっつけ感が最後まで拭われる事はなかった。
ご本人はやりたくなかったんじゃなかろうか?なんつうか…旬を過ぎてるというか。
説明台詞のオンパレードだし、なんちゃって関西弁は横行してるし。
なんつうか、無理矢理終わらせた感しか感じなかった。
唯一、松重さんにだけ監督しての愛情を感じたかなあ。笹本さんとか出て欲しかったな。
総じて、残念…。
だけど、哀愁みたいなのも感じたかなあ。
作中の大友同様、監督も疲れたのかな。
そおいうものが狙いであるなら、かえって意欲的な作品とも思えなくはない。
今回アウトレイジも北野武の世界観が出ていてとても良かったですそんな...
今回アウトレイジも北野武の世界観が出ていてとても良かったですそんなにアウトレイジが3部作品で終わるなんてもったいないようなきがします
さよなら
ついに最後でしたね、3作品の中だとビヨンドが一番話が入り込んでて面白く感じました。
最終章で山王会が全然出てしませんでしたね。
もっともっとややこしくいざこざするかと思って居たら以外と全然しなくて、ラストはズゴイ人数が死んだ上で大友さんも自殺。
中国のマフィアみたいな人たちがかなり生き残って終わる感じでした。
また続き見たいなーってなるけど、大友さん死んじゃったから本当にラストなのでしょう。
シリーズ完結するために無理やり駄作にした
アウトレイジシリーズを完結させるために無理やり駄作を作ったのか?
と思うぐらい、たけしらしくない映画でした
豪華な出演者を集めたは良いけど
もうなんか出演者がみんな一人歩きしててちぐはぐ
うまく統率取れてない感丸出し
まぁ仲良しクラブで作ってたのかもしれないけどね
出演者に緊張感がないから、
これまでのアウトレイジシリーズを引っ張ってきた、暴力、罵り合いシーン、等の見せ場での迫力が無くなっちゃってる
脚本、構成も、もうネタ切れなのか、展開に無理やり感出まくりで、
手を抜いてる、というか、出演者に配慮しすぎたのかな。
ちょっと許容できないレベル。
まあ本作が駄作だから、次回作はもうないね。
これでたけしも安心して眠れるんじゃないか?
アウトレイジシリーズお疲れ様でしたということで
数年充電して
また、自分のやりたいように好きな映画を撮ってください、たけしさん
塩見
三省が抜群。ままならない身体というか、ほとんどイーストウッドというか、武自身のひきつるはにかみというか。初期の表情の剥ぎ取られた無貌aka柳ユーレイの系譜で考えると、いかにハードボイルドな身体実験を映画の中で行なっているか分かる。
それが漫才師の身体感覚なのかは分からないけれど。
おじさんたちの顔がみんな生々しく、ギラついている。西田とか岸部の涙袋の主張やら、韓国フィクサーのあの舌足らずな佇まいたるや。まるで、戦場のメリークリスマスや御法度みたいで。
で、こんなカッコいい車の見え方は、KTとかグラントリノ以来っていうか、前回のアウトレイジ以来っていうか。車寄せに次々と止まる黒い車と黒いスーツの執拗な繰り返しとか、冒頭の済州島の歓楽街のバーに向かう車へのネオンの映り込みとか、もうベンツとかレクサスのCMは武に監督してもらった方がいい。
おもしろかったけど・・
アウトレイジは初代が一番よかったですね。次にビヨンドかな~。
最終章はおもしろいけどなんか物足りない。
片岡(小日向文世)と城(高橋克典)は最後も出てほしかった。
片岡は3つすべてに出演してもいいキャラじゃないかと。
初出演としては大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳はよかった。もう少し若手のチンピラ役を考察してほしかったですね、原田泰造は合わないような・・前作の桐谷健太と新井浩文みたいな切れ味のある人達が好ましい。
あとあれだけ派手に殺しておきながら警察は何やってるんだと思うシーンがたくさん。逃げ切りすぎ(笑)
全254件中、81~100件目を表示