劇場公開日 2017年10月7日

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「前作からの落差が大きすぎる。」アウトレイジ 最終章 zippo228さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0前作からの落差が大きすぎる。

2021年4月5日
iPhoneアプリから投稿

前作までの、北野映画とは思えない緻密さを醸した作風が、最終章になって突然陳腐になった。しかもその陳腐さというのが、良い意味での北野作品らしいという陳腐さでもなく、例えるなら連載末期のジャンプの漫画に見られるような、モチベーションの枯渇ぶりが見受けられた。
前作までの刑事片岡を演じた小日向文世の存在は大きく、片岡なき今はもう物語が続けられない状態だったとも思える。結局二大勢力の抗争という、前作の繰り返しをしただけだった。

zippo228