劇場公開日 2017年10月7日

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「群像劇は良い。」アウトレイジ 最終章 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5群像劇は良い。

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ヤクザ映画はある種の群像劇である。本シリーズはそのおもしろさを存分に見せてくれる。

本作の主人公は大友(ビートたけし)ではなく西野(西田敏行)と見れば、本作のおもしろさは際立ってくる。

神山繁が存命なら、またちがった展開があったのだろうが、関西花菱会も代替わりになっていて、元証券マンの野村(大杉漣)が跡目を継いでいる。
映画は、野村VS西野の様相を呈してくる。

北野武の映画は当初、ストーリーよりも映像に力を入れているところがあって、少しとっつきにくいところがあった。
が、物語を語るというほうへシフトチェンジして、ずいぶん見やすくなった。

西田敏行はパーソナルイメージとは違う役で光っていたし、きちっと出演していた白竜もよかった。
北野武の映画は役者はいつもいいのだが、本作はふたりだけでなく、みんなよかった。

で、続編は、?

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mg599