スウィート17モンスターのレビュー・感想・評価
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人生を良くするのもが悪くするのも自分次第
まぁ、今更17歳の女の子から学ぶ事は何もないわなと思って観たけど、こういうコたくさん居そう。
父親目線で言うと17歳って宇宙人。何考えてなんで怒ってるのか全く分からない。
主人公は自分勝手で、自分が上手く行かないのは全部周りのせい、一方何でわかってくれないんだという構ってちゃん。自分で自分をコントロール出来てないようにも見える。
だけど、何かほっとけないと言うか気持ちが分かる部分もあった。
僕には友だちも居たし、学校は居心地良かったけど本当の親友となると1人。
そいつが自分の嫌いな姉さんと…となったらやっぱり何か取られた感がして嫌な気もするし、負けたくないから変な女と付き合って失敗したしそうだなと思った。
彼女は悩んで悩んで、暴走してダメな答えを導き出すけど、最後は本心を兄に言った事で、周りの世界が一変するけど、
なんとなく、あら?簡単に正直になれたな、
と変わるきっかけのエピソードが少し弱い気もした。それからの彼女の表情も、ぎこちないどころか、イケてる女の子の笑顔や対応で、変わり過ぎじゅないかなぁとはと思った。
特別じゃない17歳の姿
自己評価の低い17歳女子のこじらせ物語。
いけてない女子を演じた主人公役の女優のためにあるような映画だ。自分のことが嫌いで、でも自分を愛してほしい。そんな姿を自然体で演じていて好感が持てた。
ウディ・ハレルソン演じる教師のスタンスもいい。深入りせずに見守る姿勢、好きだな。
でも、若干盛り上がりに欠けるのも確か。そんな無理をしなくてもいい映画なのかもしれない。
アメリカの高校生
アメリカの高校に通ってました。私はアジア人なのでヒエラルキーのかなり下で、上位クラスの美男美女白人の皆さんからは話しかけられることなく、この主人公みたいなこじらせ系オタク女子とよくつるんでいました。メチャクチャ懐かしい!アメリカはパーティーとかイベントは、基本パートナーと行くから、彼氏や彼女がいないと行動範囲も広がらず引きこもりがちになってしまいます。
共感しまくりで、とても面白かったです。初めはダサかったのに、最後のシーンはとっても美少女に見えました。エンディングもとても幸せな気持ちになれました。
女子はもちろん、男子にもぜひ見てほしい!
人は何かに気付いたとき大人になる
一人ぼっちの女の子が自分を知り大人になっていく話
周りだけが幸せだと自分が惨めにみえる
それを乗り越えるには自分が幸せになればいい
そんなお話。笑
最初見ていてイライラしたけど最後はなぜかほっこり
あの頃私も、若かった。
「自分なんて大嫌い」「自分だけが一番不幸だと思っている」。
ドッキーン。いい所ついてくるなあ。
自己中最高。他人の事なんか思いやれる17歳の方が、おかしいゼ!
なんてことがわかるのは、大人になってからなのかもしれない。
SNSの誤爆なんて、私の時にネットがあったら私も絶対やってるし。
最後で母がメール?の返事を迷って、簡単に済ませるあたりは。
それでいいんだな。
ウディ・ハレルソンの教師役が、地実に味わい深い。
お節介じゃないけど、気にはかけてくれている。
ナイスアシストな演技でした。
究極の拗らせ、でも愛しい
まさに自分の思春期もこんな感じだった。
きっと誰もが心当たりがあると思う。
だからこそ、主人公の行動一つ一つが目を覆いたくなるくらい恥ずかしいし痛い。
でも、傷ついても前に進んだ彼女がすごく愛しくなる。
全てのこじらせティーン必見
17歳の自分を持て余してるこじらせ女子が、空回りしつつ周りも自分も傷つけながら成長していく物語。
主演がヘイリー・スタインフェルドっていうキャスティングが絶妙。
彼女が直面する問題は全て自業自得で観ていてホントじれったいけど、どこか懐かし気持ちにさせてくれるし、どうにも憎めない愛嬌があるんだよね。
最初は、ぶっきらぼうで嫌な大人かと思ったクラス担任が、丁度いい距離感で主人公を見守る超良いセンセーだったり、ほかの脇役もみんな、基本いい人ばかり。
現役こじらせティーンだけでなく、元こじらせティーンも楽しめる可愛らしい作品。
認められたい病と 自虐観の二つを併発した若者の成長を描いた青春映画...
認められたい病と 自虐観の二つを併発した若者の成長を描いた青春映画
ヘイリーの個性と演技がドンピシャで、
ハラハラとニヤニヤが尻上がりに募って
ラストに用意されてた成長の兆しが気持ちよかった
未来は明るい!と予感させてくれる
モラトリアム・ヘイリー
登場したときの仏頂面からしてヘイリーにやられる。下品な台詞を軽快に言い回す。歌手としてのイメージがついていたので、この落差は大きい。散々、やらかした挙句、最後はしっとりとした顔になる。いやはやすごい。
いい人達に囲まれていて、全然恵まれているが、そこはポップな青春映画、これはこれでいい。下手に現実味を出せば、陰鬱なものにならざるを得ない。逆に浮いたヘイリーのコントラストが効いて、思春期の自意識過剰ぶりがよく示されている。
最後の母親のメールのシーンが素晴らしい。よくある風景。親娘共に一歩前進したことを示す締めに相応しいシーン。
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