劇場公開日 2017年4月22日

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スウィート17モンスターのレビュー・感想・評価

全107件中、1~20件目を表示

4.0こじらせ女子にヘイリー、最高のキャスティング

2017年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

知名度のあるスターで近い世代ではほかにいないでしょう、この主人公にぴったりの女優。日本の青春映画だと往々にして、暗い、地味、イケてなくて友達もいないという設定の主人公に平気でイケメンや美少女を起用して嘘くさくなる。でも本作のヘイリー・スタインフェルドは、まずルックスからして(ファッションも含め)イケてない感を醸し出している。それに、「トゥルー・グリット」で感じさせた実年齢以上の精神年齢の高さが、この映画ではネイディーンの中でいろんな思考や感情が空回りしている感じとうまく結びつき、「ああ、こういう子、本当にいそう」と納得できる。

ヘイリーの演技は本当に素晴らしい(あと、ウディ・ハレルソンもいい味出していた)が、脚本はちょっと甘いだろうか。ストーリーに大人の目線で心から共感できるかというと、微妙かなあ。

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高森 郁哉

3.5ヘイリーのブスっ子ポテンシャルが咲き乱れる快作

2017年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

ヘイリー・スタインフェルドが『トゥルー・グリット』で姿を現した時、西部劇の薄汚れたタフな少女役があまりにも似合っていて驚いたが、その後のティーンスター路線には、演技も歌も申し分ないけれど、どこか違和感のようなものも感じていた。

平たく言うと、今のヘイリーはあまりにも10代の女の子そのものなのある。持て余しているように見える成長著しい身体、メイクや衣装で磨かれても消し切れていないイモ臭さ、自信がありそうでなさそうなアンバランスな佇まい。そんなヘイリーの属性がこの映画ほどピタリとハマった先例はなかった。

あのダサいジャンパーも含めてこの映画のヘイリーの思春期こじらせ感は完璧である。描写だけを連ねると面倒くさくて甘ったれた女子でしかないはずなのに、人間力とでも呼ぶしかない一本の芯が通っていて、やはり魅了されずにいられない。まだまだ未来はこれからの女優だが、現時点でのベスト・ヘイリーでありましょう。

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村山章

3.5ヘイリー・スタインフェルドあってことの青春物語なのでは?

2017年4月23日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

自分の感情に忠実過ぎて周囲から距離を置かれてしまうあまりにも憎めない17歳が、久しぶりに、ヘイリー・スタインフェルドによって返ってきた感じだ。SEXやドロップアウトに逃げず、結局は家庭と学校という枠内でかすかな突破口を見出していくという物語のフォーマットに、巧く収まるだけの説得力と演技力を持った少女スターは、もしかして、モリー・リングウォルド以来登場していない気がするから。だからか、映画の端々に懐かしい匂いが漂うのは。懐かしいと言えば、ウディ・ハレルソンが演じる愛ある無関心を装う先生も、今は多分、ほぼ絶滅危惧種。昔はいたんだよなぁ、こーゆーせんせー。

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清藤秀人

4.0【”自分何て、大嫌い!”今作は、可なりイタクていけてない自意識感情な17歳の可愛らしい女子の、クスクス笑えてラストは沁みる素敵な青春映画であると思います。こういう映画好きだなあ。】

2024年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

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幸せ

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NOBU

5.0拗らせて拗らせて、ある日スルッと解ける

2024年2月16日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

0.5教師の年収が42000ドル♥  日本は終わりだ。

2023年8月13日
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鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

2.5もっと磨いてほしかった

2022年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

かなり期待したものの、内容はありきたりで想像の範囲を一歩も出ません。

主演の女の子を子役として見れば天才みたいな評価もできるようですが、特に難しい演技をしているでもなし、きわどい表現で、自分を削っている事は認めますが、それと映画の面白さは別物ですから。

「THIS IS US 36歳これから」というドラマにハマったので比べてしまいますが、ファミリードラマ、特に10代の成長を描いたヒューマンコメディはたくさんありすぎて、何かにエッジを効かせないと埋もれてしまいます。

この映画では、女の子の性格と、周辺をていねいに、掘り下げて描いてあり、年が近いほど共感できるのかも。ただし、イタすぎて見てられないという意見もありそうですけど。

これほど周りを不快にさせる主人公も、なかなかいない、という意味では際立っているかもしれませんね。私がハマったドラマほどには、セリフも磨かれておらず、展開もチープですけど。

何しろ、人種、キャリア、出自、自尊心、生と死を残酷なほどフォーカスしたドラマに比べて、この映画にはティーンエイジャーの心の傷しか出てきませんから。

だったらもっとシンプルに短くまとまったはずなんですよね。キーラ・セジウィックの演技が健在だったのは拾い物でした。彼女もかなり身を削っていて、二の腕をプルプルさせたり、娘に恥ずかしい秘密をバラされたり、子供と心が通わないことに悩む母親像を赤裸々に演じていました。

映画としては面白味に欠けますが、国産の、チープなジュブナイル映画に比べれば、遥かにマシ。スキップしないで最後まで見られる映画ですけどね。日本の若手女優は「泣き」の演技さえできれば女優扱いされるとでも思っているんじゃないでしょうか。この映画を見て勉強してほしいです。こんな下ネタ満載の映画、事務所がOK出すはずありませんからね。それだけ主演の女の子は身を削っているし、予算がなくたって面白さは追求できるお手本です。

2018.1.22

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うそつきカモメ

4.0セリフのセンス

2021年11月3日
PCから投稿

主人公のセリフのセンスがいい!
くすっと笑える映画。

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ももた。

2.5バランスが・・・

2021年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前半・中盤・後半で考えたら、
前半面白かったけど、
中盤からマジで病んでる印象で、
それまでと落ちのつながりが弱く、
最後全く納得いかずもやもやする。
バランスが悪い感じがした。

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胃袋

3.5鉛筆削りヴィーンのとこくらいしか笑えなかった。邦題にモンスターとは...

2021年5月11日
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鉛筆削りヴィーンのとこくらいしか笑えなかった。邦題にモンスターとは本当よくつけたものだと思った。
ウディハゲルソン先生凄く良い。パッケージのフローズンヨーグルトも先生が奢ってやったものだったのね。

内容全然違うけれど屈折した女子が主人公ということで「ゴーストワールド」を思い出したけど、あれは本当に声出して笑ったし無害だし可愛いさがある。

このネイディーン自分に正直で憎めない系ヒロインなのだろうけど本気で何だよコイツと思った。ゴネかたが可愛くない。この女優がスゴイではあるけど、内容は好きじゃないし終わり方もなんだかなぁだった。

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collectible

5.0最高

2021年5月2日
iPhoneアプリから投稿

主人公は皆に嫌われて唯一の親友も兄に取られ。。ヘンリースタインフィールドの魅力一杯の映画。
脚本が兎に角素晴らしく、所々で笑わせ泣かせ思春期の不安定さも画面一杯に溢れて。会話がリアル過ぎて脚本家にも拍手。兄も家族の犠牲になってての場面は泣けてくる。またトイレでのシーンも好き。何度見ても飽きない上質の作品でした。

先生役のウッディハレルソン、凄い良かった。

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ken

4.0アメリカ版の『うっせぇわ』

2021年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人付き合いが不器用な女子高生が家族や親友との関係をどんどん拗らせてしまう話。
多くの人が大なり小なり経験するような事を良い意味で薄く描いているので重くない。だからこそ、エンディングにかけては、観ていて自然と笑みが溢れた。
ウディ・ハレルソンが何気に良い味出してた。こういう役も似合うんですね。

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Iwarenkon

4.0最高で最低の年頃

2021年4月2日
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ある一定の年頃は最高かつ最低の思想犯であると思うが、まさにその最高かつ最低をきっちり描いた主人公とそれを見守る大人たちがとてもよかった

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tete@cinema

4.0地味にリアルで痛々しい

2021年3月26日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

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ジュリエッタ

4.0スウィート17モンスター

2020年12月29日
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鑑賞方法:VOD

前半、アーウィンとの遊園地デートが最高だった。2人とも会話が下手で噛み合ってない感じ。

何もかもうまくいかない女の子は、兄の気持ちを知ることで自分を見つめ直し前向きに。
先生はそこに至るまでのキーパーソン。誰よりも彼女を理解していたのは先生だったのかも。彼はなにも特別なことはしていないが、確実に意味のあることをしていたように思えてならない。その1つが、彼女に家庭での父親としての姿を見せたこと。
人は自分のこと・自分の本当の気持ちを隠したがる。
だからこそ大切なのは身近な人のことをもっとよく知ろうとすることだと教えてくれた映画。

母親との問題をあの『Ok』2文字で解決させるのはおしゃれ。
ネイディーンとアーウィンの未来に幸あれ。

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ABCD

なんか想像違ったけどこれはこれで面白い

2020年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

なんか見る前は気軽に見えるけど、みたら結構重いコメディ
だけどこれはこれであり

面白い

あと主演マジで役にはまりすぎ

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もんじろう

4.0過去は関係ない

2020年4月11日
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ある本で、こんなことが書いてあったのを思い出した。

女の子はもともと色々なことに男の子よりも気づきやすい脳を持っていて、でもその意識はどんどん自身に向いてしまい、自意識過剰・自己中心的となってしまいがちになる。女の子が成長するということは、そのスパイラルから抜け出し、外に意識を向かわせることにある。

この映画は、まさにその過程を見せてくれた。

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nobuosan

4.04

2020年3月20日
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地味でイタくてめんどくさいこじらせ17歳、
でも単純で素直で憎めない主人公役を
ヘイリーが絶妙にリアルに演じていて、
観ていて飽きないし、共感できる部分もあって
懐かしい気分にもなりました。
他作で気になっていたヘイリーとウディハレルソンが
やはり良い味を出しすぎていて、観て良かった!

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さあああん

3.5すき

2020年2月21日
iPhoneアプリから投稿

思春期に通らなきゃならない、自分の汚い部分というか欠点を直すきっかけがやっぱりこういうことなんだなと思った映画でした。
大袈裟なくらい性格が曲がっている主人公だけど、その気持ちもわかっちゃうというか
誰しも共感してしまうブスの部分を、恋愛や友情を通して素敵になっていくっていう感じで
わたしは好きでした。
嫌になると甘いものを食べたりしているのもベタな感じが好きですし、流暢に先生に悪口を言うシーンも好きです。

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ももせ

4.0これがリアルなアメリカのティーン!?

2020年1月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

青春映画が大好きなので鑑賞。
今まで観た青春映画とはまた違った映画で、とても面白かった。
主人公のネイディーンは常に空回りしてしまい、家族や親友、教師とも関係をこじらせてしまう。やりすぎではないかと思えるほど、ネイディーンはクレイジーでわがまま。しかし、鑑賞者は繊細でどこか憎めない彼女に寄り添いたくなる。
そんな彼女を演じたヘイリー・スタインフェルドは今後大きく活躍していくであろう。
これがアメリカのリアルなティーンなのかと考えると少し大げさなのかなとも思うが、青春コメディ映画としての出来は非常に良いと思う。

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ジンジャー・ベイカー