バーチャル・レボリューション
劇場公開日:2016年12月25日
解説
ほとんどの人間が仮想世界で暮らすようになった近未来を舞台に、テロリストを追う探偵が巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いたSFサイバーアクション。2047年、パリ。仮想世界と現実世界を行き来するハイブリッドの探偵ナッシュは、仮想世界のシステムを脅かすテロリストたちを追跡・暗殺する仕事を請け負っている。いくつもの仮想世界を駆け抜けながら事件を追う彼は、テロリスト集団や多国籍企業、インターポールまでもが入り乱れる危険な戦いに巻き込まれていく。主人公ナッシュ役に「マキシマム・ブロウ」のマイク・ドプド。シネマート新宿、シネマート心斎橋で開催の「アルティメット・ムービー・フェスタ2016」上映作品。
2016年製作/92分/アメリカ・フランス合作
原題:Virtual Revolution
配給:ミッドシップ
スタッフ・キャスト
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2022年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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2047年のパリの近未来、街並みはさながらブレードランナーのような既視感満載。
面食らうのはプロットの設定、人々の75%がネットゲームのような仮想現実ゾーンに現実逃避しているという。
働きもせずどうやって生きているのかというと政府からベーシックインカムが払われているらしい。そんな世界ががどういう生産、経済システムで維持されているのかさっぱりわからないから世界観自体が呑み込みづらい。
仮想世界では何でもできるし現実との差は無い、脳内ホルモンの分泌も同様だと豪語しているが医学的に理解不能。劇中ででてきたのはまるで忍者のような扮装での殺し合いやレスビアン・プレーくらい、ディストピアものとしては珍しくも無いがもはや人間は闘争と快楽にのみ生きる下等生物に退化、アナーキーですね。
主人公ナッシュは陰ある私立探偵で仮想空間の運営会社シンタニスに雇われている。
仕事はサイバーテロを仕掛ける黒魔術師と呼ぶグループの調査と抹殺、サイバーテロと言っても殺すのはアバターだけでなくプレイヤー自体も殺すテロリスト、どうやら仮想世界自体を壊滅させ人々を現実に戻すことが目的らしい、手段は犯罪だが考えは理解できる。
調査を進めてゆくと悪は黒魔術師集団かシンタニス社か揺れるに揺れる、インターポールと呼んでいるサイバーポリスらしき連中も絡んでくるがこれまた企業にたかる汚職デカの臭いだし、民衆の選択は仮想現実に留まる方、黒魔術師グループは暴徒に殲滅させられる。主人公ナッシュも葛藤の末、仮想世界で生きてゆく・・。
昔流行ったノワール調の探偵ものとネット依存の高まる現代病を混ぜ込んだリブート狙いでしょうか。
2017年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
アメリカ・フランス合作映画?
2047年の近未来、人類は過酷な現実に耐えられず、バーチャルゲームの世界に現実逃避していた。という設定。
ビジュアルは完全にブレランオマージュで、「ブレランやりたかったんだろうなー」って感じ。
設定自体は面白いけど、ストーリーの方は説明が足らないし語り口も上手くない。
あと、アクションシーンがひどいw
ファンが少ない予算でブレランを再現しようとした情熱を観る映画。
2017年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
バーチャルゲームにはまっている男が、ゲーム会社に呼ばれ、バーチャルの世界でテロが起きているので、これを制圧するように、と依頼される。
こんな話はこれまでも見ているので、新鮮味なし。
2016年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
165本目。
近未来な話で実際に起こりうる事かな~何て思いつつ観賞。