「医者の視点から描いた移民問題。」午後8時の訪問者 Stockholmさんの映画レビュー(感想・評価)
医者の視点から描いた移民問題。
医者の主人公は、診療時間がとっくに過ぎたころに訪ねてきた少女を無視した。翌日、少女は遺体で発見。なぜ、少女は亡くなったのか、なぜ訪ねてきたのか、少女は一体誰なのか。
物語が進むにつれて、今まで無関係だった人達も、少女の死亡に関係していることが分かる。人を救うことが仕事の医者が、救うことができた命を救えなかったことをきっかけに、物語は進んでいく。
移民問題がテーマらしく、所々で移民問題の深刻さが実感できる。
BGMが少なくて、エンディングもBGMはなし。珍しかった。BGMがないことによって、重たい雰囲気でストーリーは進んでいく。
これから移民問題はどのようにして解決していくべきなのか、問われている気がした。深い内容。
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