「小さな診療所に勤める医師ジェニーと助手のブライアンが残業中に入口の...」午後8時の訪問者 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
小さな診療所に勤める医師ジェニーと助手のブライアンが残業中に入口の...
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小さな診療所に勤める医師ジェニーと助手のブライアンが残業中に入口の呼出ベルが鳴った。診察時間を過ぎていた為応答しなかったが翌朝近所の工事現場で身元不明の女性の遺体が発見され、その女性が前日の夜に診療所の呼出ベルを鳴らしていたことが防犯カメラの映像から判明する。あの時応答していれば女性を助けられたかも知れないと自戒の念に囚われるジェニーはその女性の身元を調べ始めるが、そこには予期せぬ闇が横たわっていた。
サスペンスというよりも、自分なりに真摯に医療と向き合ってきたジェニーが、救えたかも知れない命を追いながらも自分の患者達に寄り添う姿を淡々と描く静かなドラマ。主人公を演じるアデル・エネルの透き通った瞳が印象的な美しい小品でした。
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