劇場公開日 2017年8月26日

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パターソンのレビュー・感想・評価

全169件中、81~100件目を表示

4.0何があっても日は上り、日は沈む。

2018年2月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

客席からは思い思いのシーンで心地の良い笑いが起きていて作品の穏やかさをより体感することができました。
久々の目黒シネマにぴったりの作品だった。

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yuki

4.5詩も毎日も同じ 272-6

2018年2月11日
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鑑賞方法:映画館

毎朝同じ時間に起きて嫁にキスしてバス運転して犬の散歩してっていうルーティン化した毎日。そんな変わり映えしない日々に幸福を感じる男の一週間を切り取った話。変わり映えしない日々って悪くない、毎日が微妙に違うんだから。って映画。

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もやし

3.0久々のジム・ジャームッシュ

2018年2月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

知的

ジム・ジャームッシュは大好きな監督。「ダンバイロー」や「ナイトオンザプラネット」などの映像や印象深い言葉に憧れていた。このパターソンは、市バスの運転手に取り巻く繰り返しの日常の中で一喜一憂する様を、ユーモラスな面も入れながら、丁寧に映像にする。中でも各俳優の表情は素晴らしく、一つ一つの言葉も魅力的。そんな空間に接することができ、僕にとっては間違えなく楽しい時間を過ごせた。

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にっしん

5.0ジャームッシュ作品の中で一番好きかも

2017年12月21日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

なめらかな映像。なにも起きないイベント。詩的なセリフ。

ジャームッシュが1周回って更に円熟味が増してきた。

自分的にはジャームッシュのベスト作品かもしれない。

この映画を映画館で観れてよかった。

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osan

5.0ルーティンの中の小さな変化

2017年12月12日
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鑑賞中、気がついたらニヤニヤ、いや、ニコニコしていたことに気付いた映画なんて初めてだった。
「空白から始まる可能性もある」という長瀬正敏演じる詩人の言葉がこの作品の全てを言い表しているように感じた。
毎日が平々凡々と過ぎていくような、単調な生活であるようだが、感性のアンテナを研ぎ澄ましていれば、いろいろなことに発展していく芽が育っていることに気付く。
ローラの生活はまさにその象徴であるし、バーのマスターもそんな日常を楽しんでいる。
そんな心持ちでいると、喪失もまた出発に感じられる。
a〜ha!だからニコニコしていたんだ。

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Masa_king01

4.5人を幸福にさせる映画。

2017年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

 これぞ、映画!
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
「ダウン・バイ・ロー」
「ナイト・オン・ザ・プラネット」
「デッド・マン」
「オンリー・ラバーズ・レフト・アライブ」
 そして、
「パターソン」
 ジム・ジャームッシュ。大学生の頃からずっと観続けています。この人、本当にいい映画を撮ります。今後も宝石のような映画を撮り続けてほしいものです。「映画界の良心」、ですね。

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bashiba

4.5これは、映画だ

2017年11月20日
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鑑賞方法:映画館

19) 観た人が幸せを感じるのが映画だとすれば、これは、映画だ。 … とここに記しているこの行為が、自分が主人公になったような気がする。素敵な映画だった。
驚くことは何も起こらず、平凡な毎日が過ぎていくのだが、たしかに主人公は幸せに生きている。自分は詩が好きなわけではないが、この映画を観ると「人生は、詩なんだなあ」と素直に思える。
「毎日が過ぎ去るということ」が、「あたりまえと思っている毎日」が、いかに光や音にあふれていて、感じることがどれだけ多いものなのか。それを映画に教えられるとは思わなかった。
淡々とした月~日の同じような繰り返しの中に、だんだん見えてくる瞬間瞬間の幸せや発見。繰り返しに飽きていくのではなく、逆に観ているこちらの感性がだんだん上がっていっているために、発見したりわくわくしたり感動したりしている自分を感じる。映画が、自分をかえてくれる、素晴らしい体験をした。

誰にも推薦したい映画だ。(その意味で、観に来るのが遅すぎた)

「人は自らの役割を選ぶことができる」(ジム・ジャームッシュ監督)

すべての人に、幸あれ。

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CB

5.0すべてに完璧

2017年11月14日
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ここまで細やかな気を使って映画を仕上げるとは!流石ジャームッシュ。
4回見にいきましたが、まだまだ発見が止まりません。

永瀬正敏さんが3つの「a-ha」を解釈して使い分けているのには感銘を通り越して驚愕。
監督が永瀬さんありきで脚本を書き進めたのには頷けます。

主演のアダム・ドライバーのわずかな表情の作り方も絶妙です。口角だけで感情表現したり、視線で虚ろさを出したり。本物の役者です。惚れ惚れ。

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mikublue

5.0堪らない。この世界観良い。

2017年11月13日
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鑑賞方法:映画館

堪らない。この世界観良い。

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ogi-aki

4.5何気ない日常を綺麗な詩にできる。

2017年11月12日
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詩を作るのと、人生を重ねて、最後の一言へ続く。とても哲学的な感じがするものの、軽く見ても、ほのぼのとするジャームッシュらしい映画。3枚目の男性が出て来ず、今回は犬がそれを担っている。ほんといい映画。

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ゾイ

4.0主人公パターソンの何気ない日常を静かに淡々と描いている。 愛する妻...

2017年11月12日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

主人公パターソンの何気ない日常を静かに淡々と描いている。
愛する妻ローラと愛犬との暮らし。

彼の視点から感じられる
この世界の美しさを静かに表現していた。

「普通で温もりのある愛しい毎日」

ルーティンな日々のなかで生きる私たち。

特別な映画ではなく
私たちの日々の暮らしと重ね合わせ
観賞することができる。

そんなパターソンのポエム(詩)は
彼の生きる世界の美しさを表していた。

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Misato

3.0幸福の証

2017年11月11日
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鑑賞方法:映画館

いつもと変わらない日々は幸福の証であることを改めて感じることが出来た作品であり、何気なく過ごす毎日でも少しづつ進歩している事を気付かせくれる。また愛犬の演技と存在感が何とも良かった。
2017-156

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隣組

5.0澄みきった美味しい水

2017年11月10日
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人工的で過剰なリズムに疲れた、心身に、細胞に、効く。懐かしく、そして新しい。全編にわたりよどみない。実際、このような人物は非常に稀ではないだろうか。未来への希望として、理想像が、意識的にか、無意識的にか、描かれたように思う。稀有な清らかさ。単純に見えるが、奇跡の奥深さ。

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heaven0

3.0何にも起きないということが起きている

2017年11月8日
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日常。
誰にでもある平凡な繰り返しの毎日。
ただそれをどうみるか、
何も起きてないとみるか、
その中でも昨日とは違うことが起きてるとみるか
自分しだい。

激しいことは起きないけど、
日常というものをどう受け止めるか。
それがこの映画かなと、

永瀬正敏がいいスパイスになってた。

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えみんこ

4.0「無意味」な映画

2017年11月8日
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知的

今作はおそらく作品から何かを受け取るタイプのものではなく、作品の日常風景を媒介に自身の生活へ反転させて、いかに思考空間に浸れるか、そこで何か気づけるかというものだと思われる。

いわゆる普通に映画をみる姿勢で挑むともったいない。画面を通して、いかに自身のなかを見渡せるかだ。

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ぱんだまる

4.0詩とニュージャージー州パターソン

2017年11月8日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

知的

バスの運転手パターソンの月曜日の朝から翌月曜朝までの変わらない8日間
双子と詩がたくさん。
何故か重低音が効いてゾワッとさせるけど何も起こらない。
でもどのシーンも絵になる。
白と黒が好きなフリーダムな奥さん。
チーズと芽キャベツのパイはおいしくないらしい。
カーテンのかかった煙たくないバー。
マーヴィンと名付けられたブルドッグは撮影後に死んでしまったみたい、ネリーというなのいぬ。

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公開しない

4.0憧れる日常

2017年10月27日
iPhoneアプリから投稿

派手さドラマチックさを一切排除した作品。
ただただ、日常が映されてゆく。
スマートフォンも持たない、特別華やかなことをするわけでもなく(他の女性を知ってみたいけど、やっぱり君が誰よりも大切だからと綴ってしまうくらい)…一見地味に見えて、淡々とした、でも愛がちゃんとあるパターソンの生活って、なかなか現代人には手にしづらいのかも。パターソンと同じ生活をしてみて、満足できないかもしれない。でも、パターソンはその生活を愛し安らかに暮らせているのだ。
そんな姿が、きっと刺激に満ち溢れた生活をしている私たちを羨ましくさせる。
この夫婦は決して似た者同士でもなければ、色々とズレているかもしれないけども、それを軽々と乗り越えるほどの愛情とリスペクトをもってる。お互い、ありがとうと言い合うところ、とても良かった。わたしも気をつけなきゃな、とか思ったり。
じんわりと、いい作品でした。

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のん

3.5同じことの繰り返しと思える日常にも、目を凝らせば色んな事件や感情が...

2017年10月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

同じことの繰り返しと思える日常にも、目を凝らせば色んな事件や感情がたくさん散りばめられているのだなぁ、と。
それらを感知できる繊細さや優しさを忘れずに生きていたい、何の変哲もない毎日をもっと愛してあげたいと思える素敵な作品でした。

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ナミ

4.0マーヴィン

2017年10月21日
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鑑賞方法:映画館

最後のクレジットで
なんとも溢れるものが
名優が一人(匹)旅立った

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まる

4.0羨ましい。理想の生活。

2017年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

近くの映画館では
上映していなかった。

わざわざ電車に乗り継いで
梅田まで出てきたのは
外国映画の中の
永瀬正敏を見たかったから。

結果。

この映画の全部を理解することは
できなかったような気がする。

決して負け惜しみではなく
結果的にはそれでもいい
と思えた映画だった。

あたかも、自分が
パターソンという街に紛れ込み
少し離れたところから
パターソンという男の生活を
覗き見しているといった印象。

独特のカメラワークや
一見無意味に見えるカット割り。

でもそれがボディブローのように
じわじわと効いて来る。

見終わった直後よりも
見終わった翌日、
見終わった翌週と
時間が経つごとに
より印象深くなる作品。
余韻が深くなっていく感じ。

なのでこのレビューも
あえて少し時間をおいてみた。

登場人物も独特で、どこかユルい。

かなりマイペースで
料理の腕前も微妙だけれど
誰よりも旦那を愛する嫁さん。

そんな嫁さんに
振り回されながらも
全てを受け入れて
誰よりも嫁さんを愛する旦那。

そんな二人を
少し離れて見守るワンちゃん。

見終わった直後はわからなかったけど。
だんだんわかってきた。

そうか。これって。

私が憧れる理想の生活、そのまんまだ。

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だいきつ
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