「生活から詩が立ち現れる」パターソン ジャパニーズ先住民さんの映画レビュー(感想・評価)
生活から詩が立ち現れる
勤務中にふと気になった会話、家やバーでのやり取り、何気ない生活全体が詩歌の創作になり、そして詩歌が生活になる。細部が全体と照応しながらパターソンと共に刻一刻と変貌し、詩と生活が紡がれる。
みんなこーいう映像を撮りたいけど、ほぼ全員が失敗している中でジャームッシュは、映像体験が翼を得て羽ばたいていく、そんな夢のような映画をつくってくれた。
ひとりひとりが異なった想像を膨らませ、そして大切にしたくなる作品だと思います。
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