「白紙のページに広がる可能性」パターソン くりさんの映画レビュー(感想・評価)
白紙のページに広がる可能性
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詩人のバス運転手が
妻と犬と一緒に暮らす
一週間の話。
作中に流れる時間の早さが
ここちよくて、
まったりします。
休日の昼に
ビール片手に
ゆっくり味わうような
テイストです。
眠っている時に
手を伸ばせば
触れ合える安心感と
浮かんだ言葉を
すぐ話せる距離感が
ありながらも
沸き上がる言葉を
文字にして残すことで
自分の世界観を
つくる行為がいいし、
共に暮らしながらも
それを認め、
無理に覗いたりして
ベールを剥がさない
やりとりがいいです。
お互いが
大切にしている価値観を
尊重しあっているのが
素敵に思いました。
おすすめ。
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