「1日1日を大事にね。」パターソン せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
1日1日を大事にね。
パターソンという町に住むパターソンという名前のバス運転手の1週間をたんたんと描いた話。
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ジム・ジャームッシュの作品だから、当然派手なことは起こらない。ほんとうにある男の1週間の様子を描いただけ。奥さんと目覚めて(時には1人で)、バスの運転をして、詩を書いて、夜には犬の散歩がてらBARに行く。
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BARのマスターが客の女に気を取られて全く相手にしてくれない日もあるし、奥さんが作った謎の昼ごはんが美味しくなかったり、毎日少しずつ色んなことが起こる。
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これって私たちの日常そのもの。毎日一緒のようで違う。ちょっと嫌なことがあったり、ちょっと良いことがあったり。毎日が繰り返しなんて思わず大事に生きていこうと思った。
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この映画の最後に、「詩の翻訳はレインコートを着たままシャワーを浴びるようなもの」って言うセリフが出てくるんだけど、その瞬間今まで劇中で出てきた詩の字幕を必死に呼んでた時間はなんだったんだと思ったね(笑).
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だから字幕は無視して英語の韻とかに注目してみるのが良いかな〜
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