「毎日が新しい」パターソン 23さんの映画レビュー(感想・評価)
毎日が新しい
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パターソンという街で暮らすバス運転手のパターソン
映画では彼の日常の一週間が描かれる
乗客の話を耳にしたり、詩を書く少女に出会ったり、バーで周りの人の事情を垣間見たり
大きな事件はないが彼の日常は詩となる
対照的に描かれるドニー毎日パターソンに挨拶をする
調子を聞くと最悪だと言う
誰しも日常を過ごす
家ではローラとマーヴィンと暮らす
賢くはないがとても人間的で小さな喜びに溢れている
ローラにはたくさんの夢があり時々身を結ぶ
週末には映画を観に行き感想を話し合う
パイが口に合わなくても何も言わずに食べたり、小さな事にも感謝を伝えて過ごす
週末にマーヴィンがパターソンの詩集ノートを破いてしまう
落ち込むが怒るわけでもなく散歩に出かけた先で日本人の男性と出会う
彼はパターソン出身の詩人の故郷を訪ねてきた
少し会話を交え、ノートを贈られて詩を認める
絶妙な距離感、日常の起伏
日日是好日
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