「じわじわくる」パターソン mintoさんの映画レビュー(感想・評価)
じわじわくる
コーヒーアンドシガレッツのジム・ジャーッシュの新作。描いているのは変哲のない日常なのだが、ぞわぞわする恐ろしさも感じる。日常は地獄の薄氷の上に成り立っていると感じさせる。人生は夢のようで、僕らの感じる日常も決して確実ではない。ふわふわとした感覚の中どのように光を見つけるのか。主人公は淡々としかし確実に格闘しているように見える。観終わった後にじわじわくる詩的な作品だった。
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コーヒーアンドシガレッツのジム・ジャーッシュの新作。描いているのは変哲のない日常なのだが、ぞわぞわする恐ろしさも感じる。日常は地獄の薄氷の上に成り立っていると感じさせる。人生は夢のようで、僕らの感じる日常も決して確実ではない。ふわふわとした感覚の中どのように光を見つけるのか。主人公は淡々としかし確実に格闘しているように見える。観終わった後にじわじわくる詩的な作品だった。