「戦争とは何か」ハクソー・リッジ ホープさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争とは何か
戦争の意味を理解しながらも、人を殺める事を頑なに拒絶し、信念を貫いたデズモンド。
大きな、大きな仕組みの歯車のひとつでありつつも、その中で自分の出来る事を全うした。米国視点の作品だけれど、事実に基づく内容に尊意を感じました。
そして戦争って何のか、わからなくなってしまった。。。
家族を守る為。自尊心の為。人を殺したい為。追い込まれた為。
一瞬で消える命。ただただ恐ろしかった。
オバマ前大統領が、この国の若者をもう死なせないと戦争をしなかった選択。
あれは間違いだと思っていた。でも違うのかもしれない。。。
私の祖父は海軍だったが、こう言う戦禍をくぐり抜けたのか。
もっと話を聞きたかった。
祖父が生きていたら、昨年のアメリカ議会での安倍首相の演説、
そして和解、どういう風に聞いてただろう。祖父に思いを馳せずにいられなかった。
排他的議論がいかに愚かで、危険な事かがよくわかる、価値観を揺るがす映画でした。
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