PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星のレビュー・感想・評価
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映像がショボい
他の方のレビューにも書いてある通り、とにかくCGがショボすぎる。
それに話の設定にも無理がある。
エンディングで自由の女神やマンハッタンの高層ビル群が海に浸かっていたが、あそこまで水位が上がるには、普通に考えて何十年、何百年という歳月がかかる。
それを考慮すると、地球の93パーセントが海水に浸かっている訳だから、石油も掘れない、森林もないから木材も確保出来ないという環境下にも関わらず、木製の建築物やボート、ヘリコプターまで登場。
子供だましには向いている作品かもしれないが、大人が鑑賞するには観るに耐えない。
日帰り温泉施設のVODで鑑賞したため、ほとんどのシーンは早送りで鑑賞しました。
1度見るだけなら満足できる!
分かっていても「猿の惑星」と言ってしまいそうになる
「鮫の惑星」を見た。
アメリカのB級映画制作会社大手の「アサイラム」が製作した映画だ。
時は近未来。地球温暖化の影響で地表の98%が海に覆われてしまった世界。
マンハッタンの超高層ビルも、自由の女神も、
全てが水没してしまっている。
人々は海上にコロニーを築いたり、船上で寝泊まりしたりして
生活することを余儀なくされた。
人間に変わり地球を支配したのが鮫。
そう。B級映画ではお馴染みのキャラクターだ。
ビーチ・シャーク、メガシャークVSメカシャーク、シン・ジョーズなど
鮫を題材にした作品は数知れず。
アサイラムでもシャークネードという竜巻の鮫が
街を襲うという大胆な映画を製作している。
今回の映画では、突然変異でロレンチーニ器官という微弱な電気を
感知し、獲物の位置を把握する高感度センサーが進化した鮫を中心に、
地球上の鮫たちが人間を襲いまくる!
私は初めてB級映画なるものを見た。
ちなみに私が定義するB級映画とは、
オリジナル作品をパクっ・・・、
いや、オリジナル作品を讃辞し、オマージュを捧げた作品のことだ。
正直、もっと笑えるか退屈するかと思っていた。
が、個人的には、思ったほど悪いものではなかった。
確かにCGはショボい仮面ライダーの方がクオリティが高いくらいだ。荒波のシーンでは、自然の力強さを一切感じなかった。鮫自体もつくりもの感がハンパなく、鮫に捕食されるシーンはスーパーファミコンのグラフィックのようだった。
それでも、見所はある!
ネタバレを避けるために多くは言えないが、
1シーンだけ紹介する。
ある女性キャラがカイトボードで海上を走るシーンがある。
カイトボードとは、凧上げの要領で糸のついた帆を空に浮かべ、
その推進力で海上を進むというシロモノだ。
足元にはスノーボードのようなボード装着している。
海中には鮫がウヨウヨ。
その鮫たちがイルカショーの輪っかくぐりよろしく襲ってくるのだ。
右へ左へ、時にはジャンプして華麗にかわしていく女性キャラ。
しかし、なんども避けているうちに
ボードが足から外れてしまう。
絶体絶命だ!
・・・と、そんなシーンがあった。
どうなるんだろう?とハラハラした瞬間だった。
ここら辺の演出は監督のなせる技なのかもしれない。
今回メガホンを取ったのは、マーク・アトキンス監督。
デスノートをオマージュしたイーブルノート、
ジョンカーターとアバターを組み合わせたアバターオブマーズなどを
撮った監督だ。
主演はエリジウムにも出演していたブランドン・オーレ。
このサイトの出演欄を見てもらえれば
他の俳優たちの名前もわかるが、
何せB級映画だ。情報が少ない!というかない!
検索してもWikipediaすら出てこないのだ。
日本でレンタルされるくらいの映画なのに
情報がないのには驚いた。
見終わった感想は、何度も見る映画ではないなということ。
内容自体はすごくシンプル。
地球温暖化に歯止めをかける。
そして鮫の侵略を阻止する。
この2本の目標に向かってまっすぐに進んでいくことで
余計な枝葉のストーリーがなく分かりやすい。
その分、モノ足りなさを感じる人もいるかもしれないが・・・。
私は情報がありすぎると、一度見ただけでは理解しきれないので
そういう意味でもありがたかった。
お酒でも飲みながら疲れた頭を休めるのにちょうどいいと思う。
時間も90分とお手ごろ。
普段テレビ番組をなんとなく見ている時間を使って
たまには映画に時間を使って見るのにいいのではないだろうか。
だまされた!
シャークネードよろしくサメが縦横無尽に暴れまわる荒唐無稽な映画だと思ったのに!もっとサメに焦点を合わせてくれ!サメも海なんか泳いでないでもっとやる気を出して空へ出てきてくれよ!!!
サメ:ヒトの割合が3:7くらいの映画。もちろんCGはチープなのでそういうのが好きな人にはうってつけ。でもそういう人はサメの大活躍を見たいんじゃないの?サメはちょっと人間を蹂躙したらあとは解析されて対策されてしまう程度の存在。まあ、その対策も大したことないからどっこいどっこいなんだけど。
だからサメが大暴れする映画を期待してはいけない。ポンコツ人間の科学の粋でトンデモモンスターを駆逐する映画が好きならば、観よう。オススメはしないけれど。
B級感も振り切ると清々しい。考えずに楽しみたい、人類最後の戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:サメや海の脅威を前に、残された人々が知恵を絞って立ち向かっていく姿が痛快。
否:サメを始め、ほとんどがCGと丸分かりの描写なので、チープ感が非常にあり、思わず興ざめしてしまうかも。展開や理論等、ツッコミどころも多数あり。
サメは勿論、町もほぼCGなので、B級感はメチャメチャあります。設定も展開もかなり無茶苦茶で強引ですが、それでもここまで振り切った世界観は、ある意味スゴいです(笑)。
迫り来るサメの脅威や、刻一刻と迫る人類終えんの時に、残された人々が持てる叡智を結集してどう対抗していくのか、注目です。
登場する理論は難解で、正直よく分かりませんが、とにかく深いことは考えずに楽しみたい作品ですね(笑)。
詰め込みましたw
シリアスに真面目にパニック映画を作ったけれど、バカバカしくて笑われちゃいました。という作品。
ある意味予想通りの仕上がりなんだけど、次から次に問題が起こり、次から次に浮かぶオンリーワンでノーモアワンの代替え案。
とりあえず何でもかんでも詰め込んじゃってて何でもありで、稚拙過ぎて酷過ぎて笑える仕上がり。
多分?真面目に作っているけれど、真面目にみてはいけません。
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