PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星

劇場公開日:

解説

「シャークネード」シリーズなどでおなじみのアメリカのB級映画製作会社アサイラムの製作で、獰猛なサメの大群に支配された近未来の地球を舞台に描いたSFパニックアクション。温暖化で氷河が融解し、地表の98%が海に覆われた近未来。今や獰猛なサメたちが生態系の頂点に立ち、生き残ったわずかな人類は基地や船上で細々と暮らしていた。しかし、さらなる水温の上昇で海中までもが食糧不足に陥ったことから、サメたちは人間を狙いはじめる。人間はサメとの対決を前に準備を進めるが、その一方でサメたちは次第に統率のとれた行動をとるようになっていく。監督は「ビーチ・シャーク」のマーク・アトキンス。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。

2016年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Planet of the Sharks
配給:「PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星」上映委員会
劇場公開日:2017年1月14日

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映画レビュー

5.0傑作

2019年1月29日
PCから投稿

幸せ

「マッドマックス」を超える活劇。

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ミツクリザメ

0.5映像がショボい

2017年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
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金太郎

3.01度見るだけなら満足できる!

2017年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

分かっていても「猿の惑星」と言ってしまいそうになる
「鮫の惑星」を見た。
アメリカのB級映画制作会社大手の「アサイラム」が製作した映画だ。

時は近未来。地球温暖化の影響で地表の98%が海に覆われてしまった世界。
マンハッタンの超高層ビルも、自由の女神も、
全てが水没してしまっている。
人々は海上にコロニーを築いたり、船上で寝泊まりしたりして
生活することを余儀なくされた。
人間に変わり地球を支配したのが鮫。
そう。B級映画ではお馴染みのキャラクターだ。
ビーチ・シャーク、メガシャークVSメカシャーク、シン・ジョーズなど
鮫を題材にした作品は数知れず。
アサイラムでもシャークネードという竜巻の鮫が
街を襲うという大胆な映画を製作している。

今回の映画では、突然変異でロレンチーニ器官という微弱な電気を
感知し、獲物の位置を把握する高感度センサーが進化した鮫を中心に、
地球上の鮫たちが人間を襲いまくる!

私は初めてB級映画なるものを見た。
ちなみに私が定義するB級映画とは、
オリジナル作品をパクっ・・・、
いや、オリジナル作品を讃辞し、オマージュを捧げた作品のことだ。
正直、もっと笑えるか退屈するかと思っていた。
が、個人的には、思ったほど悪いものではなかった。

確かにCGはショボい仮面ライダーの方がクオリティが高いくらいだ。荒波のシーンでは、自然の力強さを一切感じなかった。鮫自体もつくりもの感がハンパなく、鮫に捕食されるシーンはスーパーファミコンのグラフィックのようだった。

それでも、見所はある!
ネタバレを避けるために多くは言えないが、
1シーンだけ紹介する。
ある女性キャラがカイトボードで海上を走るシーンがある。
カイトボードとは、凧上げの要領で糸のついた帆を空に浮かべ、
その推進力で海上を進むというシロモノだ。
足元にはスノーボードのようなボード装着している。
海中には鮫がウヨウヨ。
その鮫たちがイルカショーの輪っかくぐりよろしく襲ってくるのだ。
右へ左へ、時にはジャンプして華麗にかわしていく女性キャラ。
しかし、なんども避けているうちに
ボードが足から外れてしまう。
絶体絶命だ!
・・・と、そんなシーンがあった。
どうなるんだろう?とハラハラした瞬間だった。
ここら辺の演出は監督のなせる技なのかもしれない。

今回メガホンを取ったのは、マーク・アトキンス監督。
デスノートをオマージュしたイーブルノート、
ジョンカーターとアバターを組み合わせたアバターオブマーズなどを
撮った監督だ。
主演はエリジウムにも出演していたブランドン・オーレ。
このサイトの出演欄を見てもらえれば
他の俳優たちの名前もわかるが、
何せB級映画だ。情報が少ない!というかない!
検索してもWikipediaすら出てこないのだ。
日本でレンタルされるくらいの映画なのに
情報がないのには驚いた。

見終わった感想は、何度も見る映画ではないなということ。
内容自体はすごくシンプル。
地球温暖化に歯止めをかける。
そして鮫の侵略を阻止する。
この2本の目標に向かってまっすぐに進んでいくことで
余計な枝葉のストーリーがなく分かりやすい。
その分、モノ足りなさを感じる人もいるかもしれないが・・・。
私は情報がありすぎると、一度見ただけでは理解しきれないので
そういう意味でもありがたかった。

お酒でも飲みながら疲れた頭を休めるのにちょうどいいと思う。
時間も90分とお手ごろ。
普段テレビ番組をなんとなく見ている時間を使って
たまには映画に時間を使って見るのにいいのではないだろうか。

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Trinity

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