劇場公開日 2017年1月28日

  • 予告編を見る

特捜部Q Pからのメッセージのレビュー・感想・評価

全38件中、1~20件目を表示

3.5信仰心とは

2025年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ボトルの中に秘められた一通の手紙から特捜部Qが奔走する中、やがてトレクヴェという少年が見つかり、兄ポールは誘拐犯に殺されたと語る。「神の弟子」という教団の教区に問題がありそうだとわかる。

 農場売ったイリーアスは4人家族でつつましく生活していたが、イケメン神父ヨハネスがこの地に戻ってきてからおかしくなった。彼らの娘と息子が誘拐され、身代金を要求されたのだ。犯人はヨハネスだと分かっていたが、信仰心が邪魔をする。マークとアサドが訪れたときも、明らかにムスリムだと分かるアサドだけが拒絶されたりする。

 メインとなるのは誘拐犯ヨハネスが電車での身代金の受け渡しを強要したところから普通の誘拐ものサスペンスアクションとなったが、それぞれの信仰心についてのウンチクが繰り広げられる。元々マークは無神論者、アラーの神を信じるアサドと対照的なのが面白い。

 邪神教なのか悪魔教かよく分からないが、幼い頃に悪魔のような母親に姉の眼を奪われたことから自分を「悪魔の子」と信じてやまないヨハネス。とは言っても、ただの連続殺人犯で、悪魔と信じていたからこそ誰でも殺すし、悪魔の子としての後継者を捜し求めているような男。終盤はかなり緊迫感があったけど、相変わらず無茶するマークと冷静なアサドの対比が面白かった。ローセも現場で活躍するほどになっていたし、課長をはじめとした刑事たちが進んで特捜部Qに協力していたことがうれしい。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
kossy

4.0悲しみ

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ボケ山田ひろし

3.5カール病みすぎ

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今作は最初から主役のカールがそんなに病んでいて大丈夫か?と思ったが最後まで元気がなくギリギリのラインで頑張る姿に観ているこっちまで病みそうだった。殺人犯が幼い頃から母親からの酷い虐待を受けて悪魔の子に育ってしまったという背景があり、犯人に少し同情してしまうストーリーが上手くもありずるくもある。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆうき

3.5信仰心と悪魔の子

2025年2月22日
iPhoneアプリから投稿

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
たろぽん

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年2月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ティム2

3.5【”メッセージ・イン・ア・ボトル。そして、悪魔の子が生まれた訳。”今作は狂信的な母親により心に傷を負った少年が犯した事と、現代の事件とを結びつける展開に引き込まれる作品である。】

2025年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

■海辺でボトルの中に「助けて」と書かれた手紙が発見され、特捜部Qに送られてくる。7〜8年前に書かれたと思しき文面は滲んでほぼ読めず、唯一の手掛かりは差出人の頭文字「P」。
 Qのチームはなんとか解読しつつ行方不明者を割り出し、過去の少年少女誘拐事件を突き止める。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・北欧の陰鬱な雰囲気はそのままに、今回では”神とは何であるか”という根源的な命題を描いている。

・狂信的な母親に、祈りを強要され、拒んだ姉は硫酸を顔に掛けられる。それを見ていた少年ヨハネスは神を憎み、長じてからは牧師に化けて、神を信じる家族の子供を海沿いの小屋に誘拐しては、殺害を繰り返して来た。
 それが、彼にとっての神に対する復讐だからである。そして、彼は罪を犯すときには、必ず母親を殺した凶器と同じ鋏を使う所に、ヨハネスの心の闇が見て取れるのである。

<成人したヨハネスを追うカールとアサドのコンビ。カールは変わらずに精神が不安定な中、人生肯定感の大きいアサドに今作も助けられつつも、最後は犯人と対峙していくのである。このシリーズは、この二人のコンビネーションにより、変わらずに安定した面白さを保っているのである。>

コメントする (0件)
共感した! 8件)
NOBU

4.0キャラクターの魅力による安定した面白さ

2023年11月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

本作が、というか特捜部Qというシリーズが面白い理由は、特捜部が窓際部署であり、事件かどうか分からないけれど一応捜査するかみたいな案件を扱うため、そもそも事件なのかどうかから物語が始まるところだ。つまり、ミステリージャンルでありながら犯人探しや動機探しをするわけではなく、事件探しをするのである。

事件ではなかったら物語が成立しないので事件であることは間違いないのだが、調べていくうちに事件として確定していく様が面白い。
なんというか、事件なんだけど事件の内容、全貌が見えない暗闇の中を勘を頼りに進む特捜部の二人を見る楽しさがある。

今回は信仰についての物語で、信仰をくじきたい神を信じる男、違う神を信仰するアサド、そもそも神を信じないカールという三つ巴で面白くなりそうだったが、残念ながらそうはならなかった。

それでもキャラクターの良さで楽しむことはできる。
少々病み気味のカールのことはあまり好きではないけれど、まあそれなりに優秀なんだろうなとは思うし、なによりアサドのキャラクターはいい。
デンマークにおいてはその信仰も人種においてももちろんマイノリティで回りからは厄介者のように扱われているが、とにかく優秀。
そして、カールだけはアサドを無視せず一人の人間としてぶつかり合う関係性がいい。
一見仲が悪そうな二人だけれど、しっかり見てくれるカールはアサドにとって少しだけ特別なんだろうなと思う。そこがアサドがカールを「友人」と呼ぶ理由だろう。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
つとみ

3.5これも面白い

2023年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
吉泉知彦

5.0信仰に対して、鋭く切り込む

2023年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
moon-yoko

3.0カール、どうした?

2022年9月23日
iPhoneアプリから投稿

 冒頭、カールが出勤拒否?何か悩んでいるのか、鬱なのか?ぼーとした感じでどうした?事件の事になると、刑事の感はさえてるようで、相変わらずのマイペース。アサドが上手くカバーしつつ、絶妙なコンビ感。
 今回の犯人もなかなかのサイコパスで子供にも容赦ない。
 今作もなかなか面白かった。しかし、カールが何故ぼーっとしていたのかはっきりしないし、犯人の心の闇がもう少し描かれていたらもっと面白かったかも。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
アンディぴっと

3.0悪魔の子

2022年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

大人は汚い醜いものを知りすぎている。
知らなすぎるピュアな子供達のほうがマシ。
世の中には悪魔の子の仕業としか思えない凶行が多すぎる。
悪魔は居ても、神は居ないのだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
上みちる

1.0期待はずれ

2022年6月25日
iPhoneアプリから投稿

パート1が面白かったため、間髪開けずにパート2へ。

ところがどっこい、カールの勢いはどこかへ行ってしまい、アサドとのコーヒーネタすら出てこない。

サスペンス要素は薄く、とにかく子供が苦しむシーンの連続で見るに堪えない。

いいコンビなだけに、残念。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Atsuc

4.0ハズレ無しのQシリーズ

2022年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

このシリーズはハズレが無いねぇ。
犯人の犯行理由が解ってくると、「そりゃあそうなっちゃうよね」と。
もちろん全然許せないんだけど。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
キブン

3.5なんだかんだで観てしまった

2021年12月9日
iPhoneアプリから投稿

原作未読。
映画1作目のみ鑑賞済み。2作目は見つからなかったのでこちらを鑑賞。

1作目で北欧チックな重くてどんよりとした雰囲気に心が重くなりつつ、結局観てしまった。

今回は前回以上に緊迫感が常に漂っていて目が離せない。
アサドとカールの宗教観についてのやり取りが非常に興味深かった。自分の根本となる信心を馬鹿にされても、きちんと対話しようと試みるアサドはどこまで人間が出来ているのかと感心する。
ただ、最後のシーンでは確かにカールの心に響く何かがあったようで、カールの心が少しでも救われればいいなと思ってしまう。

なんだかんだで次回作も観てしまうのかも。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
かっちゃん

3.0物語の悲愴感を映像美の中に表現

2021年4月30日
PCから投稿

映像の風景や街の美しさの中に、孤独や寂しさが常に漂い、その中で物語が進んでいく。
作品の世界観を示すかのような雰囲気が、全編を通して視覚的にちりばめられている気がした。

主人公など登場人物の背景を説明するようなセリフはほとんどなく、見る側に想像力を求められるところが多い。そのため、他の作品を見る時よりも、人物の表情や言葉の抑揚を気にしながら見ることになり、いや応なしに物語に引き込まれていく。

一方、宗教への感覚が日本社会とは違うせいか、共感度がいまひとつ高まらなかった。頭では理解できても、心理的にどう扱ってよいか分からない、そんな感覚が残った。
ストーリ展開で少々おおざっぱな感じだったことと、終盤で「普通そう展開はしないでしょ」と思う場面が多かったと感じた。

人物の心理状態や背景に、大いに想像力をはたらかせながら、見る人それぞれが自分なりの解釈を加えて楽しむことができる作品だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ぶらっくパンダ

0.5子供が酷い目に合う映画は苦手

2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
odeonza

5.0息するのも忘れそうなくらい観入っていまいました!

2021年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

久しぶりに夢中になって観入ってしまった…。

やっぱりこのシリーズは凄すぎる。

1分1秒が、行き着く暇もなく緊張感を漂わせながら進んでゆく。

今回は信仰宗教の話。

エホバの証人の家族を襲った誘拐事件。

神を信じて生きていた家族に襲った不運に、毎度お馴染みのカールとアサドの凸凹コンビが事件を調査する。

今回は早くから犯人が分かっているけれども、その犯人の手強さが強靭すぎ!

警察が足掻けばあがくほど、犯人の思う壺なものだから、誘拐された家族が不運すぎます。

自分を悪魔と呼び、神を信じる家族を悉く苦しめる姿はやはりサタンそのもの。

彼自身の悲しき過去がこんな最悪な人格を創り上げたみたいですが…。

やっぱり育ってきた環境って子供にとってすごく大切だと痛感させられました。

現在子育て中の自分にとっては、他人事とは思えない事件。

特捜部Qやっぱり取り上げるテーマといい、内容といい本当にミステリー好きには堪らない作品。

凄すぎる作品を本当にありがとう!って言いたい(笑)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ガーコ

4.0独特のキャラクターに、緊張感漂うサスペンス

2020年12月27日
iPhoneアプリから投稿

ミステリー要素はかなり弱いけど、サスペンスのハラハラ感は強い。
主人公の、常に怒ってるの?って顔と、無口なのか人嫌いなのか謎な性格、相棒のアラブ系の方、
なんかみたことない感じの独特の雰囲気のある映画

殺人鬼の小賢しく狂気じみた雰囲気もすごい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
夢見る電気羊

3.0タイトルなし

2020年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
KEI

4.5淡々とした流れの中にスリルがある。

2020年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

漂流した手紙から警察が捜査開始。
手がかりは、「P」というイニシャル。
手探りの捜査の中、新たな誘拐事件に辿り着く。

宗教と連続殺人事件との絡み。
3部作の中で、一番スリルがあり面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
April
PR U-NEXTで本編を観る