劇場公開日 2017年1月28日

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特捜部Q Pからのメッセージのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

4.0キャラクターの魅力による安定した面白さ

2023年11月30日
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鑑賞方法:VOD

本作が、というか特捜部Qというシリーズが面白い理由は、特捜部が窓際部署であり、事件かどうか分からないけれど一応捜査するかみたいな案件を扱うため、そもそも事件なのかどうかから物語が始まるところだ。つまり、ミステリージャンルでありながら犯人探しや動機探しをするわけではなく、事件探しをするのである。 事件ではなかったら物語が成立しないので事件であることは間違いないのだが、調べていくうちに事件として確定していく様が面白い。 なんというか、事件なんだけど事件の内容、全貌が見えない暗闇の中を勘を頼りに進む特捜部の二人を見る楽しさがある。 今回は信仰についての物語で、信仰をくじきたい神を信じる男、違う神を信仰するアサド、そもそも神を信じないカールという三つ巴で面白くなりそうだったが、残念ながらそうはならなかった。 それでもキャラクターの良さで楽しむことはできる。 少々病み気味のカールのことはあまり好きではないけれど、まあそれなりに優秀なんだろうなとは思うし、なによりアサドのキャラクターはいい。 デンマークにおいてはその信仰も人種においてももちろんマイノリティで回りからは厄介者のように扱われているが、とにかく優秀。 そして、カールだけはアサドを無視せず一人の人間としてぶつかり合う関係性がいい。 一見仲が悪そうな二人だけれど、しっかり見てくれるカールはアサドにとって少しだけ特別なんだろうなと思う。そこがアサドがカールを「友人」と呼ぶ理由だろう。

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つとみ

3.5これも面白い

2023年4月26日
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鑑賞方法:VOD
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吉泉知彦

5.0信仰に対して、鋭く切り込む

2023年3月7日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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moon-yoko

3.0カール、どうした?

2022年9月23日
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 冒頭、カールが出勤拒否?何か悩んでいるのか、鬱なのか?ぼーとした感じでどうした?事件の事になると、刑事の感はさえてるようで、相変わらずのマイペース。アサドが上手くカバーしつつ、絶妙なコンビ感。  今回の犯人もなかなかのサイコパスで子供にも容赦ない。  今作もなかなか面白かった。しかし、カールが何故ぼーっとしていたのかはっきりしないし、犯人の心の闇がもう少し描かれていたらもっと面白かったかも。

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アンディぴっと

3.0悪魔の子

2022年8月2日
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鑑賞方法:VOD

大人は汚い醜いものを知りすぎている。 知らなすぎるピュアな子供達のほうがマシ。 世の中には悪魔の子の仕業としか思えない凶行が多すぎる。 悪魔は居ても、神は居ないのだろうか。

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上みちる

1.0期待はずれ

2022年6月25日
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パート1が面白かったため、間髪開けずにパート2へ。 ところがどっこい、カールの勢いはどこかへ行ってしまい、アサドとのコーヒーネタすら出てこない。 サスペンス要素は薄く、とにかく子供が苦しむシーンの連続で見るに堪えない。 いいコンビなだけに、残念。

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Atsuc

4.0ハズレ無しのQシリーズ

2022年5月8日
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鑑賞方法:VOD

このシリーズはハズレが無いねぇ。 犯人の犯行理由が解ってくると、「そりゃあそうなっちゃうよね」と。 もちろん全然許せないんだけど。

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キブン

3.5なんだかんだで観てしまった

2021年12月9日
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原作未読。 映画1作目のみ鑑賞済み。2作目は見つからなかったのでこちらを鑑賞。 1作目で北欧チックな重くてどんよりとした雰囲気に心が重くなりつつ、結局観てしまった。 今回は前回以上に緊迫感が常に漂っていて目が離せない。 アサドとカールの宗教観についてのやり取りが非常に興味深かった。自分の根本となる信心を馬鹿にされても、きちんと対話しようと試みるアサドはどこまで人間が出来ているのかと感心する。 ただ、最後のシーンでは確かにカールの心に響く何かがあったようで、カールの心が少しでも救われればいいなと思ってしまう。 なんだかんだで次回作も観てしまうのかも。

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かっちゃん

3.0物語の悲愴感を映像美の中に表現

2021年4月30日
PCから投稿

映像の風景や街の美しさの中に、孤独や寂しさが常に漂い、その中で物語が進んでいく。 作品の世界観を示すかのような雰囲気が、全編を通して視覚的にちりばめられている気がした。 主人公など登場人物の背景を説明するようなセリフはほとんどなく、見る側に想像力を求められるところが多い。そのため、他の作品を見る時よりも、人物の表情や言葉の抑揚を気にしながら見ることになり、いや応なしに物語に引き込まれていく。 一方、宗教への感覚が日本社会とは違うせいか、共感度がいまひとつ高まらなかった。頭では理解できても、心理的にどう扱ってよいか分からない、そんな感覚が残った。 ストーリ展開で少々おおざっぱな感じだったことと、終盤で「普通そう展開はしないでしょ」と思う場面が多かったと感じた。 人物の心理状態や背景に、大いに想像力をはたらかせながら、見る人それぞれが自分なりの解釈を加えて楽しむことができる作品だと思う。

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ぶらっくパンダ

0.5子供が酷い目に合う映画は苦手

2021年3月29日
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odeonza

5.0息するのも忘れそうなくらい観入っていまいました!

2021年2月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

久しぶりに夢中になって観入ってしまった…。 やっぱりこのシリーズは凄すぎる。 1分1秒が、行き着く暇もなく緊張感を漂わせながら進んでゆく。 今回は信仰宗教の話。 エホバの証人の家族を襲った誘拐事件。 神を信じて生きていた家族に襲った不運に、毎度お馴染みのカールとアサドの凸凹コンビが事件を調査する。 今回は早くから犯人が分かっているけれども、その犯人の手強さが強靭すぎ! 警察が足掻けばあがくほど、犯人の思う壺なものだから、誘拐された家族が不運すぎます。 自分を悪魔と呼び、神を信じる家族を悉く苦しめる姿はやはりサタンそのもの。 彼自身の悲しき過去がこんな最悪な人格を創り上げたみたいですが…。 やっぱり育ってきた環境って子供にとってすごく大切だと痛感させられました。 現在子育て中の自分にとっては、他人事とは思えない事件。 特捜部Qやっぱり取り上げるテーマといい、内容といい本当にミステリー好きには堪らない作品。 凄すぎる作品を本当にありがとう!って言いたい(笑)

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ガーコ

4.0独特のキャラクターに、緊張感漂うサスペンス

2020年12月27日
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ミステリー要素はかなり弱いけど、サスペンスのハラハラ感は強い。 主人公の、常に怒ってるの?って顔と、無口なのか人嫌いなのか謎な性格、相棒のアラブ系の方、 なんかみたことない感じの独特の雰囲気のある映画 殺人鬼の小賢しく狂気じみた雰囲気もすごい。

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夢見る電気羊

3.0タイトルなし

2020年11月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.5淡々とした流れの中にスリルがある。

2020年6月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

漂流した手紙から警察が捜査開始。 手がかりは、「P」というイニシャル。 手探りの捜査の中、新たな誘拐事件に辿り着く。 宗教と連続殺人事件との絡み。 3部作の中で、一番スリルがあり面白かった。

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April

3.5俺もハマった

2020年5月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

3作目にして、終わりに光があったかな

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JK

4.5ハマってます。

2019年9月16日
PCから投稿

相変わらず野暮ったさがあるものの、見慣れたせいか主人公にも味が出てきて、ますますのめり込んでいます。小説が原点とあって、丁寧な描写です。監督の力量あってこそなのでしょうけど。 新作待ちきれないですね。

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miharyi

4.5何を信じるかは人の自由

2018年9月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

カールとアサドの関係性がさらに深まったシリーズ3作目。 ミステリーとしての伏線の複雑さなどは1,2作目に比べてやや解消されてきた感があるが、その分信仰やアイデンティティーの問題が深堀されている。 終盤、PTSDに悩み、信じることそのものを放棄したカールに、その意義を呼び起こしたのが、犯人とその被害者である少女だったことに、とてつもない皮肉と悲哀を感じる。 アサドは相変わらずのアサドであった。 教義的な理由から被害者の父に疎遠にされながらも、最後まで寄り添うのはアサドだし、犯人との対決の最後は、アサドが犯人に洗礼を施しているかのようで印象的だった。 彼の深い愛情がどこから湧き出ているのか、いずれその出自とともに明らかになる作品が制作されることを願う。 デンマークの美しい情景の中で繰り広げられる凄惨な出来事に、人間の果てしない業を感じる。美しくも物悲しい作品だった。

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Masa_king01

3.5人それぞれ信仰してるものを否定はできない。けど行き過ぎた信仰はやっ...

2018年8月20日
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人それぞれ信仰してるものを否定はできない。けど行き過ぎた信仰はやっぱり怖い! あー三部終わってしまった。悲しい!

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まこと

4.0コールドケースを扱うシリーズ

2018年8月7日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

私は無神論者なので ピンと来ない部分はあるものの、盲目的な人はこんなペテン師に騙されるんだろうなーとか思いながら観ました。 続編、どんどん出して欲しいですね。 とにかく観て!面白いから。 カールは若干病的、アサドは良い奴! 2人が真逆の性格だからこそ、相手を尊重しあい 見えないものが見えてくる。

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m@yu-chan

3.5人は悪魔の子ではない

2018年5月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

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近大