ダークレインのレビュー・感想・評価
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全員髭面になる設定はぶっ飛んでたw
全員髭面になる設定はぶっ飛んでたし、絵面がシュールで面白かった。ただ、それだけかなw
ずっと登場人物たちが慌ただしく動いてるから画面がうるさい。バカらしさ全開で映画というよりコントを見てる感じだった。
髭ウィルス
冒頭から爺さんがエロ本を読んでいる、それだけでもうB級映画宣言でしょう。
予算の関係か密室化したバスステーションが舞台、集まった乗客が皆んな髭面に変身してゆく、人間ばかりか犬迄人面化、髭ウィルスかい?
豪雨の中にウィルスなんてラジオで言うからコロナにかこつけたパンデミック・ホラーかと思ったら、宇宙人なのか魔法使いなのか得体の知れない少年の読んでる漫画が現実化するという突飛な妄想パワーによる異変劇でした。(撮ったのは2015年だからコロナ以前でしたね、軍が秘密裏に開発した生物兵器やウィルスものだったら先見性を褒められたかも)
メキシコ系ユダヤ人のアイザック・エズバンが脚本・製作・監督と独壇場の妄想劇、生き物が皆、同じ顔になる、原題はLos Parecidos、スペイン語で類似者、近年の人々の没個性化と言うか、画一化傾向に風刺を込めたのか、作家性が強すぎて理解不能、妄想に振り回されて、ホトホト疲れました。
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自宅にて鑑賞。メキシコ産、原題"Los Parecidos(英題:"The Similars")"。深夜零時過ぎ、一向に止まない土砂降りの中、バス停留所に取り残された八人の男女、下界から遮断されたソリッド・シチュエーション・スリラー。全篇、彩度を抑えた色調にケラレが出ており、紗がかかったソフトフォーカスっぽい画面──まるでぼんやりとした夢を見ている様な雰囲気に統一されている。そして迎える田舎道を走るバスと拡がる青空と云う打って変わった鮮やかなラストショット。風変わりで奇妙な人を喰った一作。50/100点。
・緊迫した雰囲気の連続だが、起こっている事象はコメディっぽくこちらの反応を試されている様な感覚に陥る。半ば過ぎから何が起こっているのかと云う関心より、どう結ぶのかに気が行った。有態なホラーを期待すると失望するかもしれない。
・進行するつれ、どんどん不条理に陥るが、終始離人症を思わせる展開である。BGMは往年のA.ヒッチコックを髣髴させる調べだし、クロージング・クレジット("FIN"表示直後の)表示もヒッチコックのを思わせた。ラスト近くのシーケンスでは『パラドクス('14)』との繋がりを匂わせる箇所がある。
・昨今では殆ど見掛けられない妊婦による喫煙シーン有り。監督・脚本に(共同)製作を兼ねるI.エスバンによれば、本作は'50年代・'60年代のB級映画の影響下にあると云う。
具体的にはR.サーリング、R.マシスン、P.K.ディック、M.クライトン、S.キングの諸作品であり、『ミステリー・ゾーン('59~)』や『アウターリミッツ('63~'64・'95)』、『FRINGE/フリンジ('08~'13)』の各TVシリーズ、『SF/ボディ・スナッチャー('78)』、『遊星からの物体X('82)』、『“アイデンティティー”('03)』、『運命のボタン('09)』、『クラウド アトラス('12)』を挙げている。
・鑑賞日:2018年1月21日(日)
B級映画
パッケージに偽りあり。
大雨の日のバスステーションで起こる惨劇。
男女8人に感染していく不思議な症状。
互いに感染源を疑い争いが起こる。
また1人また1人と死んでいくのだが、本当の犯人は美少年イグナシオ。
彼には特殊な能力があり、彼はマンガのダークレインの世界を現実に変えてしまった。
なぜあの顔に…
髭面の男が大量に映るひどい映画。
産まれたばかりの赤ちゃんも、犬も、グラビア女性も…キモい。
個性を無くした人間の顔は皆同じ。
蟻を見てそれぞれ違うと思わないように彼らから見た人間もまた同じ顔。
美少年イグナシオだけは髭面にならなかった。
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