ゴースト・イン・ザ・シェルのレビュー・感想・評価
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原作もアニメも大好きだが実写は実写で良い
公開初日の金曜日に3D吹替4DXで鑑賞しました。素子の自分探しの話にこじんまりまとまっているが映像が良いしお話も悪く無い。ビルの屋上にいるスカヨハ演じる少佐の所まで、都会の街並みをすり抜けていく映像なんかが序盤から圧巻。本当に映画館で3D4DXで観て良かった。最低でも3Dで観るべきです。オススメですね。吹き替え陣も最高ですよ。今度はIMAXでも観たい。
アニメには疎い私ですが攻殻機動隊S.A.Cシリーズのアカデミックなヒューマンドラマでありまた、実際に社会で起きた事件や社会問題をモチーフにストーリーは作られてる社会派サスペンスでもあり、SFならではの設定を活かしトリッキーでスタイリッシュでクールな展開の傑作アニメは出会えてよかった別物だ。ハマりにハマった。
しかし原作があるものを映像化しようとなると比較する輩が多いが、作り方や作り手が違うんだから違うものにしかならないので比較はしない。
それでも唯一の失敗は荒巻をビートたけしに演じさせた事。相変わらず滑舌が悪いし迫力も無い。真田広之さんにでも演じて欲しかった。
この世界観の映像化は素晴らしい。
狐を狩るのに兎をよこすな
まず、攻殻機動隊というアニメを見たことのある人とない人で評価は変わると思う。
既に一通り見ている自分には、 今回の話は、90年代の映画版とSAC2のほんの少しを混ぜて2時間でまとめたような内容で、新鮮さがないと感じた。
とはいっても、映像のリアルさ(特に芸者ロボットやビル)、立体感、戦闘シーンの迫力はアニメを遥かに上回っていた。
そして、スカーレットヨハンソン演じる草薙素子の完成度、アニメで出てくる場面・構図の再現性の高さが、この映画の最大の魅力なのだろう。
わりと抽象的な部分をほぐして、誰にでも理解できるように見せようという意気込みも伝わる。特にゴースト関連。全身義体の草薙素子の心理状態の描写はよくできてる。
しかし、既存の枠にとらわれすぎてる部分もあり。もう少しエンターテイメントな要素をとり入れたりして、オリジナリティのある展開が見たかった、というのが正直な感想。
あと、荒巻だけが日本語でメンバーとやりとりしているシーンにはかなりの違和感を感じた。ビートたけしの戦闘シーンはかっこよかったけど。自分は「狐を狩るのに兎をよこすな」(うろ覚えw)の一言が好き。
エンディングはまさかのあの曲。
どうしてもね(TT)
原作を結構知ってるので違和感が否めませんね、確かに細かなネタは押井監督へのリスペクト感有るのは分かりますが感覚のズレなのかな?、ちょっと違う感じに思えました。
正直観た後はスカヨハが可愛いしか覚えてません(^_^;)、多分原作読んでなければもう少し楽しめたのかな?、兎に角色々な話がごちゃまぜで気持ち悪い印象でした(*_*)。
キャスティングって難しいんですね、もし自分が制作するならば監督はリドリー・スコット、この監督以外考えられません。
主要キャストするならば、20年前なら間違いなく素子は天海祐希、バトーはスティーブン•セガール(合気道は少し控えめで)、トグサはジャッキー•チェン(カンフーは少し控えめで)、荒巻はマコ岩松、イシカワは根津甚八、サイトーは渡辺謙、ボーマはCGで(^_^;)、こんな感じですかね。
攻殻機動隊の歴史がまた1ページ
IMAX3D字幕版と4DX吹替版を鑑賞。
想像以上に良く出来ていますね!
特にクゼと人形使いを入れ替えて「失われた記憶」にフォーカスを当て、草薙素子へと至る物語としてきちんと収束させているのが見事です!
桃井かおりさんの見事な英語の演技を堪能出来るのは字幕版ならではなのですが、やはり吹替版の田中さんと大塚さんのやり取りは実家のような安心感がありますねw
ちょっと面白いと思ったのは吹替版でもたけしの台詞に英語字幕が(字幕版と同じように)出ること。恐らく電脳を通じた同時翻訳機能で処理されていると監督さんは表現しているのでは?と推測してみましたがどうなんでしょうね。
個人的には野良バセットがでた時点でこの映画に対して優しい気持ちになれましたw
私はとても面白かった
アンバサ、それはコカ・コーラのカルピス飲料
カルピスウォーターを初めて飲んだ時は飲みやすくて驚きました。子どもの自分には瓶のカルピスをちょうどよく水で割るのは結構難しかったもんです。カルピスウォーターのヒットにより、カルピスソーダなんて商品も出まして、スコールより喉越しが良くて好きでした。ライバルのコカ・コーラも競合品としてアンバサという商品をだしたのですが、このアンバサって商品が本作の立ち位置だなと思うわけです。
つまり、押井版は濃縮原液を1時間半ずっと飲まされ続けていたのだ!と今になって気づいたわけです。
リメイク作品としてシナリオはある程度わかり易く作られていました。士郎正宗ファンも押井濃厚版ジャンキーも、既に詳細な設定を脳内にダウンロードしているので、新しい事をやるのではなく初見の方向けにまとめ直したのは個人的には成功だったと思います。
特にその独特な世界観を構成する退廃的でテクノロジカルな都市の表現は素晴らしかったと思います。多くのシーンで美術セットとVFXが高度に融合していたのではないでしょうか。照明も格好良いシーンが沢山ありました。
ただ、このような作品になると役者さんの選択はやっぱり好みがでますね。トグサ役の方以外の芝居はあまり好きではありませんでした。吹替版でみたほうが満足したかもなぁと思います。あと本作のファンとたけしさんのファンはマッチしないと思うので、不思議な感じをうけました。
しかし、ネタバレしまくっている20年前のリメイク作品で3以上の評価がでているのは凄いことだと思います。
リアルが追いついた未来。
期待を裏切らない実写版
これは頑張ったよ
押井版をベースにしつつ、TVシリーズをも含めたオマージュに満ちた作品。
押井版からのテーマの微妙な改変に戸惑う、もしくは不快感を持つ人もいるだろうが、これはこれで悪くない脚本だと思う。
特に少佐のキャラ設定が受け入れられない人にはツライ作品かもしれない。そこが許容できるかどうかが本作の評価の分かれ目かも。正直、自分も少々蛇足気味に感じたのは否めない。また、課長のキャラも賛否分かれるしだろう。
しかしながら、押井版と神山版を足したようなお話からはアニメシリーズに対するリスペクトや愛が十分に感じられるし、決して散漫にならず巧くまとめてある。
意外とポジティブな結末に驚いたが、後味はよかった。
自分にはこのハリウッド版のはキャラクター達もとても魅力的に映ったし、笑い男事件も観てみたくなった。
マイナスポイントとしては、元ネタをリスペクトするあまりにディテールひとつひとつにロジックが無いところか。押井版同様タイトな尺を意識したのかもしれないが、いかんせん説明不足だしご都合主義的に見える場面もある。
最低、押井版の予習はした方が楽しめるが、総合的にはハリウッドリメイクとして上々のデキだし、劇場で観る価値がある作品だ。
アニメを意識し過ぎでは?
なんとも言えない
内容が・・・
ハリウッド大作としては、内容がかなり地味で物足りなく感じます。
しかし監督のオリジナルへの「愛」は凄く感じます。
劇場版第1作のシーンを、そのまま再現しているシーンが多々あります。
どうせなら第1作をそのまま実写化すればよかったのに・・・
あ、オリジナルも地味かぁ(苦笑)
キャスティングに関しても色々言われていますが、
それより問題なのはキャラの性格付けだと思う。
オリジナルの少佐は、勝気で高圧的でかなり男勝りな性格なのに
ハリウッド版は、なんか大人しく、ただの女って感じ。
他のキャラも、同じような違和感を感じました。
たけしに関しては、活舌の酷さはもう分かっていた事だが、
皆さん言われているように、一人だけ日本語だという違和感!
日本人が皆、日本語で統一されているなら分かるが、
桃井かおり演じる役は、英語喋ってるし(苦笑)
とりあえずオリジナルの劇場版第1作を観て、
好きな人には、それなりに楽しめますが、
ダメだった人は、絶対についてこれないと思うので
観るのは止めた方が無難かと思います。
悪くない。
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