「MADE IN JAPANのトンデモ日本」ゴースト・イン・ザ・シェル ぬしさんの映画レビュー(感想・評価)
MADE IN JAPANのトンデモ日本
アニメ版をかなり昔に観て、内容はほぼ覚えていない状態で鑑賞。
「キル・ビル」や「リザとキツネと恋する死者たち」に出てくるような外国人が想像で作った日本=(トンデモ日本)が舞台になる映画はもともと大好物。
原作では”(日本人が考えた)空想上の未来のアジアのどこか”みたいな設定だったような気がするけど、ハリウッド実写版となるとさらに”トンデモ日本”のエッセンスが加わった感じがする。
細かいところにも手を抜かずに世界観を作り上げていて、安っぽさを感じない。さすがハリウッド。
日本人キャストで北野武と桃井かおりが出ていたけど、武さんは日本語、桃井さんは英語を話すっていうのがカオス感があって雰囲気出てた。
全体的にテンポ良くまとまってる感はあるけど、心に残る大切な部分もあっさり流されてる感じがする…VFXもロボットの動きはかなり残念。
個人的には割と好きなので、星4つ★★★★
これだけのものができるのであれば、「ブレード・ランナー」のリメイクにも勝手に期待しちゃうな…
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