LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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そして父になる
渋い!ヒュー・ジャックマンがかっこいい!
ヒュー・ジャックマンのためのウルヴァリンのためのローガンのための映画。
ヒュー・ジャックマンが今までよりさらにかっこよくなていて、とても渋い叔父さんになっていて、今流行りの枯れ専(?)好きにはたまらん映画になっていました。
何らかの病にかかってしまって、不死の体だったはずがどんどん弱っていく姿とそれでも敵に立ち向かっていく姿がほんとにかっこよくてよかったです。
老いを感じさせる演出とそれに立ち向かうヒュー・ジャックマンとも言えるのかもしれません。
でも正直これからもっとアクションやってほしいです。年をとったというと聞こえが悪いですが、今回のように叔父さんがアクションやる映画はほんとにかっこいいです。
最高の幕引き
受け入れねばなるまい。
Xメンシリーズを見て来た者として悲しいけれど受け入れねばなるまい。
若く元気で粗暴なウルヴァリンとして登場し長い年月を経て年老いた姿に哀愁を漂わせ、その姿を見るだけでヒュージャックマン版ウルヴァリンのラストを感じて寂しくなった。
Xメンの番外編と思って観てたら、ボケたプロフェッサーに老いたウルヴァリンが出て来た時は見たくなかったよ、こんな姿!とただただ悲しかったけど、留まってたら先には進めないんだ、と言う強い意志をローラからも感じて最後はポジティブに現実を受け止める事が出来た。
とにかくヒュージャックマンありがとう。これだけだ。最初はもさいむさ苦しい主人公だと思ってたけど最後は大好きなキャラになってました。
みんなが居なくなったミュータントが絶滅して行く話は本編でやってくれるのかしら?
卑怯すぎる外伝
X-MENのシリーズとしては別に見たくなかった。
ウルヴァリン(ローガン)を、MARVELシリーズから完全にスピンアウトして家族愛に焦点を当てて作られている。
ほかの方のレビューだと人間ドラマとして評価されているけど、私にはそんな風には受け取れなかった…。
唸りをあげてアダマンチウムの爪と不死身の体で敵に飛びかかるウルヴァリンの姿はなく、薬漬けで不死の能力を失いかけメンヘラと化したローガンが、ちょっとの運動量でヒィヒィいいながら戦っている。プロフェッサーは90代になり、ボケて能力の制御が効かない上にトイレすら1人で出来ないもうろくジジイ…。本編シリーズでは鋭い爪で戦ってもほとんど出血すら見られなかったのが、この映画では頭や首を普通に串刺しのように刺して血ブシャーするので、やたらとハード。
自分のDNAから産み出され同じ体質を持つローラを守ろうとする事で家族の温かさを知り、子の為に自分を大事にしようと再生に向かうストーリーの方が救いがあって良かったのでは、と思う。家族愛に溢れるエンドカットは美しいが、結末としては収束が見えなくて「うーん、何だったんだろ?」感が残る。
感想を一言で述べるならX-MENファンが観て喜ぶ映画ではないと思うが、かと言って(駄作だとかそういう事ではなく)誰が観ればこの映画は面白いのだろう。シリーズの未来の1つを描くパラレル設定だとしても、観て楽しかったりローガンの違う一面がみられて嬉しい、という感覚には私はなれなかった。
NEW WOLVERINE
まさか泣くとは思いませんでした。
いやいや嘘やろ?ほんまに終わり?
ウルヴァリンが死んだ瞬間、今までシリーズを通して観てきたあの時々の彼が走馬灯の様に頭を駆け巡りました。
ショックでした。
プロフェッサーの死も。
ただまあこの2人でさえそりゃ死ぬか、と。
多くの仲間の死を見続け、ただ最後にこの2人が残っただけなんやな、と。
ミュータントにとって新たな希望も見つかった事やし、ニューミュータンツが楽しみですぁなぁ!
しっかし、ローラの不気味な空気感めっちゃ好きや。
あと、やっぱ爪でバッサバッサ切り裂いていくんは爽快やなぁ。
クソ悪党どもなんか容赦無く殺っちまえ。
ぶっ殺せ。
ローラ頑張れ。
どうもマーベルものは苦手
主要人物の退場の仕方だけが不満
今までのXメンシリーズの派手さを覆すほどの地味な映像表現で、チャールズのサイコキネシスの暴走や子供たちの能力発現シーンが無ければホントにXメンやブラザーフッドがいた世界なのか疑いたくなる。
特にチャールズとローガンの関係性は泣けてくる。
泣けてくるが故に、どちらもX-24に串刺しにされてあっさり退場というのが悲しすぎる。致命傷だったにせよ、何かしら遺言を告げて息絶えて欲しかった。チャールズはXメンが無くなったのは自分が原因だみたいな後悔の最中で殺されてしまった。ローガンもパパと呼ばれて(あのパパ呼びも唐突で戸惑った)父親の気持ちを噛みしめながら死ぬんじゃなくて、ローラに「俺の人生もロクなものじゃなかったが、それでもここまで生きてきた、お前も何があっても生きろ」みたいな人生を振り返るような遺言を残してくれればさらに泣けたんですが・・・
敢えて言うなら、ローガンを殺す役はX-24じゃなくて、最後までしつこく追っかけてきた義手の傭兵(タダの人間)に殺される方が哀愁があった(そこまでいうのはイチャモンかもしれないが)
ぶっちゃけ敵にこれ以上利用されまいと自爆したキャリバンの散り様のほうが爽快に思えました。
などと不満ばかり書いたが、ズタボロになりながら最後まで立ち止まらなかったローガンの生き様はかっこいいと思うし、ひたすら暗い世界観が、この映画の全体的な物悲しさとラストの子供たちの希望をより引き立ててるのは良かった。なので評価としては高くつけさせていただきます。
マンゴールド
X-MENって変
冒頭からウルヴァリンは死んでる。もうどうしようもないくらい死んでる...
マーベル版キタノ映画
ウルヴァリン最高の幕引き
17年の重みと、スタッフの愛を感じた
チャールズとローガンに花を持たせる見事な演出とシナリオ。
要所に心に刺さる場面を残してるのも素晴らしい。長年演じたウルヴァリンになりきっているヒューの演技にも心酔。最後には深く頷き、言葉も出ず唸るほど最高の締めくくりだった。
徐々に不死身の能力や体力に限界が近づいているウルヴァリンの目の前に...
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