「最後に父性が芽生えたローガンのニヒリズム、ダンディズム。」LOGAN ローガン 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
最後に父性が芽生えたローガンのニヒリズム、ダンディズム。
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アメコミに興味がないので、X-MENシリーズは一切見ていない。しかし、この予告を見たとき、そそられた。
案の定の泣けるラストだった。
まるで西部劇に出てくるようなニヒルでダンディなローガン。死相が出ている彼の行く末は、十分想像ができた。ローラをエデンに連れていくことになった道連れ三人旅。信頼や尊敬に裏打ちされた愛情が、ローガンとチャールズ、ローガンとローラ、そしてローラとチャールズの間の絆となっていく。
ローガンが、自らの死を前にして家族というものを知った場面には泣かされた。それもローラ役の好演あってこそ。
ラストに彼女が墓標をその形(ある文字)に変えたのは、ヒーローへの感謝の意なのだろう。
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