劇場公開日 2017年1月21日

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太陽の下で 真実の北朝鮮のレビュー・感想・評価

全19件を表示

3.5ドキュメンタリーを超えたフィクション装置

2017年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「アクション!」で演技が始まる。「カット」で終わる。だがその後のカメラを回しっぱなしにしておくといろんな映像が映りこんでしまうものだ。北朝鮮側としてはおそらく「イメージビデオ」的な位置付けで本作の製作を許可したのだろうが、しかしそれにしても、家庭内の家族団らんの食事シーンでいきなりフレームの外側から奇妙なおじさん(北朝鮮側の演出家)がふらりと入ってきたりするのだから、その異様さのインパクトは計り知れない。

事実に即した映像をドキュメンタリーと呼ぶならば、これらの「意図された虚構性」のもとに成立した映像を私たちはなんと呼ぶべきなのか。そうやって考えていると、いつしかこの映画、そしてこの国の国家像までもがまさに「劇映画」であり「フィクション」そのものであることに納得がいった。もっともこのフィクションは、カットがかかっても終わらない。そこに最大の怖さがあるわけだが。

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牛津厚信

1.0ちょっと卑怯な気が

2022年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

北朝鮮で暮らす平均的な日常を撮る、という名目ながら隠し撮りを多用したドキュメンタリー。
当局の規制や演出はわかっていたことで驚きはなく、むしろ出演者や関係者に何もなかったのか、これが気になってしまった。
特に子どもたち。

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いやよセブン

3.0日本をこんな国にしてはならない。

2022年6月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

2.0それでも太陽の下で?!

2021年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

萌える

内容は、北朝鮮の中で作る映画内映画。終始寒そうな印象が強い。創作物が全て意図したエゴの産物であるように、音楽の情動性を高める様なヴァイオリンを使用していた事が映画の方向性を示唆しているのだなと感じた。国民全員がタレントでタレントである事がこの国でのサバイバルなのだ。戦中の日本も似た様なものだ。どちらが良いとは言えないが、最後の主役の子供の涙にはタレントに染まりきれない悔しさと情け無さが溢れ出した様に思えてならない。壁も白で雪が積もり氷が張る中太陽の下で温かさを感じれる日が来るのだろうか?!それでも挙手はウルトラマンっぽくて気に入った。

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コバヤシマル

4.0 一度行ってるので、シェルター用の長い地下鉄など懐かしい。  教室...

2021年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

 一度行ってるので、シェルター用の長い地下鉄など懐かしい。
 教室での挙手のしかたが可笑しい。学校はこんな教育だと、思考力、批判力は生まれないなー。
 子どもはキムチが嫌いなんだろうか。
 ピョンヤンだから、階層の高い人たちが住んでる。食事も豪華。
 地下鉄の駅とか結構お金かけて細部作ってる。確か、大理石とかよく取れるんだったか。
 映画は、主席ら好きだったし。巨大な映画スタジオに行った。
 リアリズムやドキュメンタリーという概念がない。メイキングの部分こそがドキュメンタリーなのだ。メイキングのときは、あの張り上げた声でもないし。
 通訳の人と話したことがあるけど、ウイットがあり、賢かった。
 パフォーマンスの日常のせいか。
 満面の笑みは作り笑いなのがわかる。
 勲章の数の多さが滑稽で、軍人の話は全くお馬鹿でしかない。寝かかって続きを読む

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えみり

1.5ウンザリしてくるね

2020年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

我々は報道を通じてそこそこ北朝鮮の裏側を知っている。金王朝の下、言論や行動の自由はなくすべてが嘘くさい、もとい、嘘以外がないということだ。
人民すべてが演技者であることを要求され、当局の演出家のイメージ通りにならないと何度もリテイク。これがダラーッと続くもんで観ていて飽きた。
いやはや、よくもこんな国が現在まで内乱も起きずに残っているもんだ。ドイツもベトナムも統一したのに、朝鮮半島は未だ化石である。

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さすまー

2.0空疎な劇場のドキュメンタリー

2018年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

「やらせ」の有様を描いた、ある意味では貴重なドキュメンタリーなのだが、それがかえって人々の素顔を教えてくれている。
しかし、最後の場面は考えさせられるものがあった。

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ブースカちゃん

3.5無事なんだろうか

2017年7月24日
iPhoneアプリから投稿

ドキュメンタリーの裏側をカメラで撮影していた

内容に関しては宣伝用の映像を伸ばしたような感じで
「まぁ北朝鮮だしなぁ」という見慣れた北朝鮮映像

ところどころ映る子どもたちの素の表情が可愛らしい

ひとつ心配なのは
北朝鮮にとっては都合の悪い舞台裏を写し続けたカメラに
何故気付かなかったのかと
主人公含め映っている人が処罰されなかったのかということ

無事でいて欲しいけど
あの国にいる限り無事じゃないよね

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さくこ

5.0日常を撮ることさえ難しい国

2017年6月28日
PCから投稿

監督が身の危険を覚悟のうえで隠し撮りして作られた映画。日常を撮ることさえ難しい国で、日常を撮ろうとした…これだけでも評価に値する。

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フェネック

2.0よくあるメイキング版の様だが

2017年4月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

そもそもドキュメンタリー何てみなこんなもんじゃないの?!宣伝されてるような衝撃の映像迫力緊迫感は無しこの作品自体が意図的なヤラセっぽいけど

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ゆたぼー

4.0言葉に表せない

2017年2月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

この映画を観終わった後、言葉には表すことが出来ない感情が芽生えました。
こういう映画が本当に撮らなければいけない映画です。
観たらこの感情がわかります。ぜひご覧ください。

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ryuichi

4.0やばーっ!

2017年2月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

北朝鮮での隠密な撮影と検閲逃れは、革新であり繊細とも!映画解説者から聞いた、検閲逃れるのに音声の検閲でごまかし後で、字幕の解説使う方法も使ったと聞いてたから、納得の描写。社会主義クタバレ!☆☆☆☆★

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たかナナ

2.5小さなドキュメント

2017年2月14日
iPhoneアプリから投稿

見てよかったと思います。
開始5分でしっかり引き込まれました。
北朝鮮のことを全く知らない私にとって、この作品はとてもワクワクさせられるものでした。

この映画を撮ることが、どれだけ大変だっただろうなと思います。
北朝鮮の許可をかいくぐって、よく放映できたと思います。
映像に映し出されたこと全てが真実だとは思いませんが、少しでも近づくことができてよかったです。

この作品を「映画」と期待して見に行くと、つまらないという印象を受けるかもしれません。
大きな事件も何もなく、淡々と日常が流れます。
しかもそれはヤラセの日常。
しかし、隙間で見せる彼らの素の部分がいろいろ語っているのだと思いました。

北朝鮮は笑顔がない国だと思っていました。
あったとしても、それは作り笑いなのではないかと思っていました。
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ハクタカ

2.0監督の思いはわかるけど…

2017年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

監督は旧ソ連で同じような統制社会を経験し、崩壊するのを見てきた人。変化の前後を知っているからこそ、思い入れを持ったのは当然だと思います。

ただ、ここに出てくる北朝鮮の現役住民は、崩壊後を知らない、仮に知る機会があったとしても、誰も口にできない。むしろ、比較対象を知らないほうが幸せでしょう。すべてが「そういうものだ」で済ませられるから。

北朝鮮が送り出す情報が体制に向くよう装われていることは、彼らも私たちも百も承知なのではないでしょうか。そして、外にいる私たちは、それを異様に感じるし、中にいる彼らは、体制に合わせて装うのが、ごく自然で普通のことだと思っている。年端の行かない子供ならば、それはなおさらです。周りの言うように信じ、そういうものだと思うのは、日本の子供たちだって同じです。

だから、映像はともかく、悲壮感溢れる音楽は余計でした。監督の思い入れ続きを読む

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カナカナ

4.0少女の涙は美しい・・・

2017年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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NobuNaga

3.5人をものすごく選ぶ作品

sさん
2017年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

良くも悪くもドキュメンタリーです。

まず、この映画は北朝鮮の知識がない人は見ない方がいいです。なんとなく興味があるだけの人もおすすめしません。苦痛な時間が待っています。加えて、あまり抑揚がないため、とても眠くなります。(観客の半分くらいが寝ていました)

一方で、北朝鮮の知識がある人は、とても興味深く見ることができます。

この映画は、基本的に北朝鮮関係者が撮影を認めている範囲と認めていない(すなわち本来は撮ってはいけないのだがビデオをまわし続けている)範囲の対比で成り立っています。

最後のシーンは、その対比のクライマックスなわけですが、実像と虚像、その虚像の部分がいかに大きいかというのを実感させられました。

万人受けはしないでしょうし、そもそもこの映画を見に行く人はそれなりに北朝鮮に興味がある人でしょうが、それでも半分くら続きを読む

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s

3.0徹底したドキュメンタリーです

2017年2月5日
iPhoneアプリから投稿

何も語りがないからこそ、余計に監督の想いがビシビシ感じる。鑑賞後の不思議な気持ちは、多分それこそ監督が求めるもので、なんともいえない気持ちは到底理解出来ない考え方を頭は理解したくても、気持ちが理解出来ないという不条理から生まれるのではと。
それこそが今よく言われてるグローバリズム疲れの根本である気もします。

どんな状況でも
日常はただ淡々と過ぎていくのです。

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Taiko

5.0映像美

2017年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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poyu

2.0わかっちゃいるけど…

2017年1月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ちょっと単調だったかな。ドキュメンタリーだからあたりまえだけど。
思想教育が信じられないくらい怖い。怨みつらみを子孫代々伝え生きる国民性ってなに?一生先に進めないね。ラストの少女の涙が胸にしみる…。

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peanuts