ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のレビュー・感想・評価
全55件中、21~40件目を表示
贔屓目なしに
良く出来ていたと思います。
セリフやストーリーもほぼ原作に忠実で、一部違う部分はあったけど、映画という時間制約がある中では仕方ないのかな。スタンドのCG再現も素晴らしかった。
今までの実写はを遥かに凌ぐデキだと思います。
しかしジョジョを知らない人が観ても面白いと思えるのかなあと思いましたが、他のレビューを見る限りでは楽しめるみたいですね。
キャスティングも抜群だったかと。
岡田くんの形兆が一番かな。
意外と観月ありさもハマり役だと思います。
たしかに街並みが綺麗で良かったですが、わざわざ海外でやる必要はあったのかなとちょっと思ってしまいました。あまりにも日本では見ない景観だったので。
↓ここからガッツリネタバレ↓
仗助が杉本家の事件の内容をたまたま見た体の時点で続くんだなと確信しましたが、形兆がレッチリではなくシアーハートにやられるのは意外な展開でした。ついでに弓と矢も壊したのはなんで?とか思ったけど。
細かい点ですが、倫子が既に「トラサルディ」に通ってるのもツボです。次出てくるのかな?
吉良の配役が誰になるのか。第2章はそこが注目ポイントになりそうですね。玉木宏あたりか?重ちーも出てくるのかな?由花子はスタンド能力発揮するタイミングなさそうだけど...康一が覚醒する時かな?
既に妄想が止まらないぐらい続編楽しみにしてます♪
109シネマズ木場にて観賞
連載開始時より第7部まで原作を読んでいた者として語り口は多い。以下、箇条書きにて。
壱、
衣装から髪型まで原作を忠実に再現した結果、コスプレ劇感が出てしまった。
学生達はともかく、条太郎は歴とした社会人である変換が必要だった。仗助より条太郎の髪型の方が変。
弐、
プロットは基本的に原作トレース。この害が一番出たのは脚本。
原作そのままに進行と台詞をなぞった為、説明セリフが多くなり、かなりテンポが悪くなってしまった。
特にクライマックスは説明漬けで、原作に忠実故に先読みが出来て退屈してしまった。
脚色家、話を編成するだけで仕事をしてないに等しい。
参、
脚本について、もう一つ。
数少ない脚色箇所として、山岸由花子が冒頭から広瀬康一に纏わり付いている点があるが、これは全く不要だった。
仗助が虹村兄弟と交戦する動機の強い部分として、康一との関係があるはずだ。
虹村兄弟と出会うまでに、二人の関係を作っておく必要があったが、由花子が存在するために康一と仗助はロクに会話もなく、少なくとも仗助からは「転校生の誰か」程度の認識しか無いまま虹村兄弟との戦闘に入っているはず。仗助は「康一!」と親友のように名を叫んでいるが、どういう奴かも分かっていないはずだ。
由花子はスタンドを発動することなく、全シーンをカットしても支障が無い。
小松菜奈が勿体ない限りが、宣伝のため主要キャストに女性が必要だったのだろうか。とすれば、脚色家以上に製作者マターの案件だろう。
スクラップブックとオチを考えると悲劇の幽霊少女・鈴美こそ出すべきじゃなかったのか。
四、
スペインのロケーションで異質な雰囲気を出そうという発想は面白いし、コストや効率面でも良いのだろうが、店の看板など細部の作り込みが安くノイズになってしまった。
最後のショットで後ろにスペイン的衣装の集団が居るが、あれは映り込んだのか、わざとなのか。
伍、
演技について。
主演の山崎賢人については、お世辞にも演技が上手いとは言えず、佐藤健=るろうに剣心 の再現は無いが、高校生故にこれもありかと思えば悪くない。母親役の観月ありさのテレビ演技と比較したら名優の域だ。
他キャスト、悪役3名は適切な演技だと思うが、神木隆之介のクドカン的リアクションは古臭い。悪いクセが付いたな、という気がした。
六
またしても製作が確定していない続編の前振り満載の映画。
最近、洋画邦画問わず数多いが、いい加減カッコ悪いし意地汚い。ちゃんと完結した一作を作り、当たってから次を考えましょうよ。
七、
スタンドについて。
先ず説明が乏しい。特に主とスタンドのダメージの関係、位置関係など基本的なルールや制約については原作を知らないと呑み込みづらいのではないか。
本作のメイン・ヴィランのスタンドであるバッド・カンパニーは基本的な人型と比して特殊なタイプであり、やはり呑み込みづらいだろう。
CGなどは違和感なく見れたが、シアハート・アタックの青いカラーリングは安っぽい。
八、
Gレイティングで誰でも観られるはずだが、三池監督らしく結構グロテスクな描写がある。
『寄生獣』の成功例もあるがリスキーな選択だ。少なくとも『寄生獣』には原作を映画に変換しようという工夫があった。
原作ファンの声を恐れ、忠実な原作トレースの道を選んだ苦衷は察するが、『ジョジョ』は恐れが過ぎて製作陣の創造的な声が聞こえてこない。
以上
原作ファンも第2章応援しています!
原作大ファンの個人的感想です。
まず夏休みに公開したの間違い!
少年達は現在ジャンプ掲載中の銀魂に行くに決まってる→収益下がる
中身もシリアスで大人向けだから観た少年達もがっかりでしょう→評価下がる
ジョジョファンは主に30代以上ですしね。
三池監督だからなのか、シリアス過ぎ。
挿入音楽もクラシックよりエンドロールのようなエレキ入ったパンクやロックぽいのが良かったかな。
ジョジョのテーマは「人間賛歌」ですのでもっと前向きさや明るさ楽しさが欲しい。
少しポップさがあっても良かった。場面切り替えに星使うとか。
エキセントリックゥな表現も必要かと。
特徴ある擬音にもっとこだわって欲しい!
2章作るなら監督変えてもいいんでは?
ハリウッドでもシリーズ物の監督変えるのは普通だし。
他は、静かに暮らしたいのに突然出てきたラスボスに違和感あったけど、ラスボスまで原作長いからしょうがないのかもね。
虹村兄弟良かった。特に億泰、巻き舌ぽい話し方も子分ぽい態度も理想通り。原作ないけど虹村兄弟シリーズをドラマとかで作って欲しい笑
仗助も一途なキャラ出て良かった。
承太郎も良かった。シークレットブーツ履いていいからも少し背が欲しい所。(仗助は180cm、承太郎は195cm)
ロケーションは海も綺麗でとても良かったですね。原作のカラー版では部屋の内装もポップだからジョジョぽさ出てた。
本当はマーヴェル作品のように長いシリーズ物にして欲しい。2章は気合い入れて作ってしっかり宣伝して頑張って下さい!
やはり…
これは、どうなんだろう?
好感は持てる。
原作にある風景を再現する為、海外に渡り、日本色を現地に組み込む。エキストラを多数使っていたり、そのエキストラ高校生の年齢が若干高かったり。この作品を、このキャストで成立させる為の下準備は整ってると思える。
だけど…拭え切れない違和感はどおしようもない。
ジョジョじゃなければ楽しめるのかと思い、観ようとしてみたのだが…。
バトルアクション的な。
そう思いながら観てもあまりアクションがあるわけでもなく芝居のテンポも遅けりゃ、話しの展開もなんだかダルい。
得体の知れないスタンドが出てきても背後霊のようであり、迫力もなければ凄みもない。
そもそも…ジョジョじゃなければ観に来ないよな、との結論に至る。
意外にも億泰が1番親しみを持てた。
頑張っているのだ。
最初から諦めてははいないのだ。
三池監督以下、スタッフ&キャストは受けて立ったのだ。
なのだが…なのだがっ!…どおにもならない壁はある。
なんか芝居が噛み合ってなかったりもしてるように思える。
作品自体は、海外では受け入れられてるようだが、どおにも割り切れない。
「実写化」これが1番の戦犯だと思う。
吉良の登場も匂わせ、どおやら続編をとの目論見なのだろうが…勝算はあるのだろうか?
ボクは好きですよ🎵
夢にまでみたジョジョの実写。興奮しかない。今でこそ、ジョジョ芸人のおかげで、世の中に広まってはいるものの、昔は友達でさえ、ジョジョ好きであることを黙っていました…あの面白さを分かち合える人はいるとは思わなかった幼き日の自分がいたからである。
その話しは終わりにして、感想としてはかなりよかったと自分では感じます。外野は外野です。やはり、マニアックすぎるのか、観客は少ないです。しょうがないです。それでも関係ない。
ストーリーもどのように持っていくのか、気になってました。虹村兄弟のラストはあのように持っていくのはなぜか、なぜ殺す必要があったのか、あの方は、静かに暮らしたいはずなのに…次のシリーズでは、康一はどのように成長するのか、どのスタンドが出てくるのか、料理人は出てくるのか、個人的に好きなんです、あの料理人🎵楽しみです🎵
原作を全て読んでいる者として
想像以上に出来がよくて満足しました。
街並みの美しさと、奇妙さを演出する音楽、映像...素晴らしいッ!よくぞここまで頑張ってくれた、といった感じです。
最も懸念した配役ですが、皆ジョジョを理解してきちんと読み込んで演じていると感じました。よかったと思います。とくに億安は、原作や好評だったアニメの億安のイメージを壊さないよう研究されて演じている印象でした。
アンジェロの悪役ぶりは原作の漫画より映画の方が楽しめました。映画オリジナルで、ワインを肉の骨でかき混ぜるという意味不明な動きがあるのですが、個人的にはツボでした。山田孝之さん、グラッツェッ!
スタンド覚醒前〜覚醒初期の康一君の腑抜けた感じも神木隆之介さんがいい感じに演技してくれており、奇妙と恐怖感がある中に、穏やかな空気感を持つ康一君という中和剤が上手く入っている点も4部らしくて良かったです。
スタンドのCGも、荒木飛呂彦先生が仰っていた通り、格好良く、しっかり作られており満足でした。特にバッドカンパニーやアクアネックレスは見応えありで、漫画やアニメでは表現しきれないスタンドの魅力が、今回の映画では観れるかと思います。億安のスタンド、ザ・ハンドの登場シーンのポーズも、原作通りです。シアーハートアタックは最後の最後で予算が足りなかったのでしょうか...ちょっと質素というかおもちゃ感があり、恐怖度が下がってしまったのが残念でした。第二章では頑張ってもらいたいです。
この作品を観ることをおすすめできないのは、原作を知らないで「山崎賢人を観たくて観に行く」という人や「ジョジョリオンやSBRは知っているけれど4部は読んだことがない」という人でしょうか。正直、原作を知らないと内容についていくのが難しいだろうな、と思う点がいくつかありました。
初見は「立禁止」といったところでしょうか。やれやれだぜ...。
逆に原作が好きな方にはぜひ観ていただきたいと思います。
これはジョジョに限らず、漫画原作を映画にしている作品全てに言えることですが、個人的には漫画は漫画、アニメはアニメ、映画は映画、ゲームはゲームで、乖離した目線で観るべきだと考えております。もちろん、原作ありきのアニメ化やゲーム化、映画化であるから、原作を原点において評価せざるを得ないとは思いますが、媒体によって魅力を表現する手法は異なるという点で、何も全てが原作に引っ張られる必要性はないかと。
今回の実写化も批評が数多く見受けられますが、「漫画原作を映画化したらこうなってしまう」という目線ではなく、「漫画原作を映画化したらこういう付加価値を生み出す」という目線で観た上で、感想を述べてもらえると、否定的な考え方は軽減するのでは、と思います。
また、映画化することで「ジョジョ」というものがより多くの方に周知されることで、ファンが増えたり、認知度が上がるという点においては、ジョジョファンとしてとても嬉しいですね。
はてさて、吉良の部分はどのようなストーリ構成、演出をされるのか...楽しみであり、原作ファンとしては怖くもありますが、第二章も公開されたら観に行こうと思います。
ゆらぎ
映像を見ながら思い出してました。
ジャンプで初めて読んだときの
印象…
人物がゆらぎながらスタンドを
繰り出す際のセリフに
画面一杯に表現された擬音語が多い!
でした。
強調するために
漫画調のアニメ挿入のような
セリフの映像があったら
嫌だなと思ってたら
それは無かったので安心。
スタントの表現も溶け込んでいて
凄いです。
アンジェロのスタンドを
閉じ込める時に
初めのガラス瓶は先にワンショト見せて
ゴム手袋はそんな映像見せずに
あとで種明かしする
ところなどは対比が好きです。
役者の皆さんは独特の衣装を違和感なく
着こなし、
映像には凄さを感じつつ
面白いし、好きなんですが、
何故か入り込めず。
やっぱり
躍動感や逼迫感が足りない?
間延びしたシーンが多く
展開が遅く感じます。
最近は、
ストーリー展開や撮影方法で
時には難解な
同時推進展開や時間空間の構成を
駆使している作品で目が肥えて
しまっています。
もうちょと心理的盛り上がりがないと
題材がもったいない気がしました。
悪役はもっとワルに、戦闘は徹底的に
カタルシスが欲しいですね。
あ、
対象が未成年だから限界あるか。
世界観は好きな作品なんで
次回も楽しみです。
まあまあ
ジョジョ原作ファンです。
これまで様々なアニメ及び漫画作品の実写を見てきました。ジョジョの実写化では特にキャストの方々が原作に忠実なるべく近づくように演じてくださったのだろうと思います。
アニメや漫画をかなり見て、独特な話し方のテンポや雰囲気を近づけてくださったことか感じられます。
この設定の変更必要?と思う小さなこともありましたが、全体的には綺麗にまとまっていたのではないでしょうか。
ただ、ラスト5分辺りが原作ファンとしては解せない部分があり、次に出てくる人物の設定が揺らぐなぁ……と。争いを避けて生きてきたはずのキャラクターであるのに、なぜか自分から向かってきてる……と思ったり。
原作未読の方はスタンドとは何なのかということを映画を見る前に知っておくと内容が理解できると思います。
私のようにジョジョのなかでも4部が好きな方は特にラスト5分でびっくりされると思います……。
全体としては綺麗な仕上がりだったと思うので、次にあの展開をどうつなげるのかを見に行きたいと思います。
期待はしていなかったが意外とよかった
人気漫画が実写映画化され、その度に期待どおりの出来でまた肩落としてきた。
今度はジョジョが標的かと思いながら一応ジョジョとして映画館に足を運びましたが、これが思っていたよりは意外と良かった。
もちろん骨太なジョジョキャラへの謎キャスティングや、山岸由花子の存在、終盤のペースダウンなどツッコむところは多々あったが、期待していなかった期待以上は良かった。
特に虹村形兆のバッドカンパニーが放つ弾を弾くシーンなどのスタンドバトルは上手く実写化され迫力があった。
3部作の続編への繋ぎとして最後にシアーハートアタックが登場し、あーそう繋げるかの〜とジョジョファンとしては納得したが、ジョジョを、もしくは4部を知らない人からしたら完全においてけぼりの展開だったでしょう。
もちろん謎をとくために続編を観にきてほしいという動機づけになるかもしれないが、せっかくキャラクターを深堀りされた虹村形兆があっけなく謎のおもちゃに爆破されて死んだら映画として後味の悪い結末でしょう。
批判も多いがジョジョファンは実際に観て評価を下してほしい。
ジョジョファンには観てほしくない出来…
漫画がすごすぎる上にアニメも良かったので、期待はしていませんでしたが観に行ってきました。
結論からいうと駄作でした。
内容はダイジェストですか?と思うくらいの内容の薄さ。
ジョジョを知らなくて観に行った方は話の流れなど確実に違和感を覚えると思いますし、わからないことだらけ。
原作を知ってるからまだいいですが、二時間にまとめるにはアンジェロで終わらせて内容を濃くした方が良かったんじゃないかと思いました。
いろんなところで突っ込みどころ満載で衣装やヘアメイクも明らかに手抜きだし、冗談なのかと思ったくらいです。
演技もあ~こんなもんか…ジョジョの世界観わかってないんだねって感じで残念でならなかったです。
俳優陣、監督、スタッフの人たちは原作ファンが見ることを想定してもっと期待に応えてほしかったです…
あと、演出やスタンド以外のCGの使い方は苦笑をするしかないレベルで残念だらけの映画でした。
こんなに二時間が苦痛だと思った映画は初めてで、一人で見てたら30分で帰ってたと思います。
こんな実写しか出来ないんだったらやらなきゃ良かったのに…
ダメ元で観に行ったし、荒木さんにお金が落ちるならいいやと思ってますが、次回作は絶対に見に行きませんし、DVDでも観たくない作品です。
悪くないです。
原作のファンです。
世界観がちゃんと再現されてました。海外でロケしたそうですが、雰囲気が合っていたし、CGのスタンドも違和感無かったです。
でも仗助は山崎君じゃない方が良かったかな。顔が可愛いめなので仗助っぽくないし、ガタイもイマイチでちょっとイメージが壊れる…もっと男らしい人がやったら良かったのに。
あとストーリーを多少変えるのはしょうがないとして、キャラの設定とか、大事なエピソード部分は変えないで欲しかった。
形兆の死に方が気に入りません。
第1章って書いてあったから多分続くと思うけどレッド・ホット・チリ・ペッパーはもう出ないだろうし、そうするとジョセフも出ないのか…
原作好きなのであれこれ細かいところで言いたいことはありましたが、全体的にはそんなに悪くは無いです。
続編も多分観に行くし。
不思議な世界で魅せられました
原作は未読ですが変わった世界で引き込まれて凄く面白かったです
若い俳優さんが表現するのが難しそうな役になりきっていて、きっと役作りに試行錯誤して作り上げていったのだろうなと感動しました
國村さんの正義感が強くて怖くて優しいおじいちゃんに癒されました
仗助がおじいちゃんを凄く好きで大事に思っているのが伝わってきたのに残念で涙が出ましたね
山田孝之さんのアンジェロは心底恐かったです
スタンドがどういう物なのかわからなかったのですが迫力があってでも綺麗でした
予想以上に凄くて面白くて次々に襲ってくる敵と戦う息もつけない迫力は是非一度見て欲しいですね
思ったよりも良い!
原作を読んでから鑑賞しましたが、CGもなかなか良く出来ており、キャラクターと役も違和感なく見ることが出来ました。
次に繋がる終わり方で次回作がとても楽しみです。
話の展開が少し遅く感じたので、4.5です!
悪くないから、第2章に期待!
物心ついたときから愛読しているいわゆる原作ファンです。長い物語の中でも特に第4部が一番好きで一番読み返しています。アニメも素晴らしかったので、映画にももしかしたらという期待感が多少ありました。
ただやはり全編観てみると、ビジュアルや予告から感じていた違和感は払拭できませんでしたね。ジョジョというあの奇妙な世界観をそのまま頑張って実写映像化するということ自体に無理があったのだと思います。あの世界観の再現はティム・バートンやジュネくらいしか出来ないと思います。
レビューを見ていると、高評価もあって良かった良かったと思いましたが、原作を知らない人たちは、承太郎の帽子や杜王町の町並みをどう受け止めたんでしょうか。
実写化するなら、マンガ的なジョジョ独特のビジュアルはある程度切り捨てて、物語やセリフ回し、スタンドなどの面白さを映画化する気持ちでやるべきだったと思いますが、ファンが多く投資も多い状況でそういう決断は難しいのでしょうね。うーん。
ただファンとして感慨深いものはあります。戦闘シーンも格好良かったし、何より虹村兄弟の父のシーンは泣けました。エンターテイメント映画としては悪くなかったので、頑張って続きも作ってもらいたいです。
頑張ってた
ジョジョは小さい頃から読んでいてジョジョ展に行ったり全巻漫画を揃えたり思い入れのある作品です。
ジョジョの魅力はキャラクターだったりファッションやスタンド能力。
やっぱり荒木先生の発想力に脱帽という点が一番大きいかな。
今回は、その実写化という事で、、、
実写化は色々批判されることも多いですが、はじめて予告を観た時の私の感想はキャラクターをかなり似せてきてるなと。
これなら、なかなかいい出来なんではないかと密かに期待してました。
実際に観てみましたが、なかなか良かったですね!
ジョジョは長い歴史がある大河ドラマなので色んな舞台がありますが、やっぱり横文字の名前を日本人が演じるのは無理があると思います。
なので日本という舞台が描かれた第四部、杜王町を実写化に選んだのは良かったと思います。
キャラクターは予告を観た時から思ってた通り、漫画にかなり似せて来ていて仗助がキレるとこだったり億泰の喋り方だったり細かなキャラクターの表情も頑張って似せようとしてる熱意が伝わってきて、それぞれの役者さんがキャラクターに想いを込めて演じてるんだろうなと感じました。
特に良かったのが真剣佑くんですね。
彼は「ちはやふる」をみてから好きな役者さんですけど好青年も演じられてこういう役も見事に演じていて見応えある役者さんですね。
撮影場所は日本ではないと思うのですが街並みや標識など背景もジョジョ感がしっかりと再現されていたように思います。
本当に漫画が飛び出した感じがあってロケ地選びとかも苦労したんじゃないかと思いましたね。
スタンドはCGで描かれていましたが出現も消え方もアクションも申し分なかったです。
物語の大筋は原作通りでしたが少しショートカットされている部分もあったりと、映画なので、ある程度の改変はあるだろうなと思ってましたが、そこまで変わってなかったので安心しました。
個人的にはいいまとめかたをしているなと思ってますが今後に期待したいですね。
原作とは少し違う様なので今後どいう展開が待っているのかわからないですが個人的に端折って欲しくないのは康一が由花子の顔を選ぶ話ですね。
この話は第四部で一番好きな話なので削って欲しくないな。
評価がよければ続編があるようですが荒木先生も好評価ということですし、このクオリティなら杜王町編を最後まで描き切って欲しいです。
なかなか良かった
レビューの評価が悪かったので映画館で観るか迷っていましたが、大昔からの大のジョジョファンで、第4部も2番目に(1番は3部)好きな章なので思い切って観に行きました。思ったより良かった。杜王町がそれらしい感じで世界観がジョジョっぽくて良かった。仗助もなかなか仗助らしく、億泰が1番似ていると個人的には思いました。自分の1番好きな承太郎がなんかイマイチ似ていなかったのがマイナスでした。女子高生に啖呵を切る承太郎に違和感大でした。自分のイメージと違うんだよな〜。あと康一くんも始めんんっ?て感じでしたが後半はあまり気にならなくなっていきました。神木くんの演技力の高さなんだろうな多分。スタンドは透明感があって良かった。ザ・ハンドがカッコ良かった。クレイジーDはもうちょっと全体像を見して貰えると良かったのにと感じました。全体的にテンポも流れも良く、世界観、キャラに近づけようとする努力が垣間見え、ジョジョファンとしては満点とは言えませんが80点という感じです。次回作も是非観たい。音石、シゲチーは是非登場させて欲しい。音石明は勿論大槻ケンヂで。吉良吉影は北村一輝しか考えられない。シゲチーはCGでも可。
実写ジョジョ4部 第1章
いともたやすく行われるえげつない実写映画。
展開が早すぎて原作未読の人は、おいてけぼりなんだろうとは思った。原作ファンはそもそも実写版とかいう「吐き気を催す邪悪」自体観たいと思わんだろうし、狙ってる層がよく分からん。山崎賢人とかの俳優ファン層狙いかな?
キャスティング評価
山崎賢人→〇 髪型とかはまぁ良し「ドラララ!」が思ってたのと違った。
伊勢谷友介→× 承太郎としては歳とりすぎ。「オラオラ」が変
岡田将生→〇 髪型とかはまぁ良し 形兆って感じあった。
真剣佑→× 馬鹿っぽさが足りない。
山田孝之→〇 とりあえず安定感ある。
観月ありさ→◎ バッチリ
まぁ良くも悪くもあった。
スタンドのCGもしっかり見せて欲しかったなー。バッドカンパニーの弾をはじくクレイジーダイヤモンドのシーンは何やってるかよう分からん。
なんだかんだ2章も観ておきたい感じはする。
丁度いい落とし所
[良かった点]
ジョジョ成分少なめで、例えばジョジョ立ちは無かった。
実写でジョジョ立ちなどを前面に出すとコメディっぽくなり4部序盤の重々しい雰囲気とミスマッチになりそうなので、これはこれで良かったと思う。
それぞれの俳優さんも素晴らしいし、スタンド表現もかなり良い。
実写で原作要素全開にするとかなりおかしな事になると思うので、このくらいのバランスが丁度いいと思った。
[イマイチな点]
複数の話を詰め込んでテンポが少しおかしい気がするけど、これはジョジョを映画化する上でもう仕方ないか。
それとジョジョを全く知らない人にとってはあまり面白くないかもしれない。原作を知っていると先の展開が分かるので「よっ、待ってました!」みたいな、よく知っている演劇や歌舞伎を観るような楽しみ方ができる。というかソレが大部分を占めていると思う。
駄作でも良作でもない
ジョジョの中で4部が一番好きな原作ファンです。
マンガの実写化に抵抗もなく、オリジナルにする事もそれはそれで良くなっていればいい派の人間で、期待して見に行きました。
物凄く賛否両論わかれる出来だと思います。
ジョジョのような漫画でしか表現できない独特の世界観の作品を実写化した割には頑張った方だと思います。スタンドのCGが良いです、特にバッド・カンパニーが良かった。
前半は殆どオリジナルです。何故原作通りにやらなかったのかが分からない出来でちょっとチープでした。原作では描写されていなかった部分の違和感はあまりなく、楽しめた。
個人的に虹村兄弟が良かったです。顔が億泰らしくない億泰ですが喋り方や動き方など、億泰に似せようとしてくれているのが分かります。あの父親のCGも良かったです。後半は大体原作をなぞってくれていましたね。
ただ、これについては酷評させてほしい。カメラワークとセリフのテンポがとにかく気になる。全体的にキャラの口調がクール、やたら間があって遅いし言葉数が少ない。カメラワークが顔ばかり映すアニメみたいだから息苦しさを感じる。
それと仗助と承太郎のこれじゃない感が凄い。棒読みでクールな仗助とニヤケ面で社交性がありそうな承太郎って感じです。ちゃんとそのキャラの事を理解して演技してくださってるのだろうか…?主役級の二人がこんな出来で残念です。康一くんの世話係になっていた由花子ちゃんは世話係の必要性を感じないし、ただの片思いしてるヤンデレ女子でよかったのではないだろうか。
今作一番ビックリしたのはレッドホットチリペッパーがシアーハートアタックになっていたところですが、
削り方としてはいいんじゃないかなと思いました。
シアーハートアタックの恐ろしさも充分伝わりましたし。
省略の仕方が大胆すぎる気はしますが文句はないです。
続編ができたらまた映画館まで行きます。なんだかんだで、ファンとして気になりますからね。吉良吉影役をどの俳優さんがやるかが一番の鬼門でしょう。
スタンド超かっこいい。
25年以上の原作大ファンのおばちゃんです。
期待しないで観に行きました。
☆よかったとこ
・スタンド、超かっこよかった!!!
スタンドバトルが、こんな風に実写で見られるなんて、往年のファンとしては最高&感動としか言いようがない。今回、お気に入りはザ・ハンド。初めて映像が出た時は鳥肌もんだった(*゚v゚*)
・康一くんが普通の高校生で、とぼけた感じがよかった。一般ピープルの代弁者って感じで。たまに言う「え?」なセリフがめっちゃ笑えました。
・由花子さん、しょっぱなからあの雰囲気、よかったです。この先のヤンデレ→シンデレラの話が楽しみ!!
・億泰くん、おバカ加減がよかった!!公開前、ビジュアルどうかなーと思ってたけど、最後は違和感なし。(今回、私の中でコスプレ感が消えたのが億泰。)
・形兆もよかったよ。お父さんの話のとこ、よかった。DIO様の話はなかったね。ジョジョ知らない人のための配慮?(ややこしくなるから?)
★残念なこと
・コスプレ感が否めない、、、。特に仗助くん、地毛でリーゼントにして欲しかった。億泰くんも形兆も、自分の髪にして欲しかった。承太郎さんも、普通にスーツ&帽子でいいと思う。もっと言うなら、みんな衣装、普通っぽくていいよ〜〜っ!最後まで、仗助&承太郎ペアは違和感が残りました。
原作を大事にしてるからなのは良く分かるけど、じいちゃん&朋子さん、アンジェロもビジュアル普通だし。康一くんと由花子さんは原作でも普通っぽいから、まあそのままなんだろうけど。
スタンドがかっこいいから、そこを押さえてくれたら、実写映画なんだし、本人の髪型や服装は雰囲気だけ似てるくらいでいいんだけどなぁ、と思いました。
(暗殺教室だって、みんな普通の髪の毛だったやんかー。)
・そしてあのラストは、、、まさかのシアハートアタック、、、、!!レッチリ出ないのね、ポッポポッポハトポッポは聞けないのね、、、。
原作と違うとこもあるのは、それでいいと思います。漫画と違うよさがあるのが映画なんだから。もっとそこを追求してほしいと思いました。
髪型と服装の違和感、それを気にならなくなるくらい、第2章はテンポよく作って欲しいです。
スタンドかっこよかったのと、第2章に期待して、おまけの星4つ。
長く愛されているジョジョ、ファンそれぞれにいろんな思い入れもあるし、大変だけど、実写ジョジョ、頑張ってほしいです。
しかし、
露伴先生の髪型と服装が気になりすぎる。不安しかない。
吉良吉影、髪の毛金髪かな。アニメはそれでよかったけど、金髪サラリーマンじゃあ静かには暮らせないと思うなぁ。ラスト吉良、白黒のあの髪型だったらどうしよう。
↑やっぱり不安しかないー。゚(゚´Д`゚)゚。
いや、それだけ期待してるってことですよッ!!!
いっぱいマイナスの感想書いちゃったけど、映画、面白かったし、スタンドかっこよかったです、はい。
高校生&中学生の我が子たち(アニメ第4部見ています)と観に行ったけど、まあ面白かった&スタンドかっこよかったって言ってました。
追伸
仗助、もうちょっとお茶目な明るいキャラだと思うんだけど、なんか硬派だったなー。
全55件中、21~40件目を表示