ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章のレビュー・感想・評価
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如何にも短期間と小予算で作られた映画
三池氏の映画の特徴を一身に集めた映画。
短期間・小予算。結果、話の作り込みが雑になり、設定にチグハグさが目に付いた映画。
映画という媒体上、原作より短くしないといけないのはわかる。形兆の殺害者を彼にしたのも以外性があって良かったかもしれない。でも、ラストのカットで殺害者の性質を入れていたが、これは余計。
彼の行動と思考が矛盾するんでよ。目立ちたくない彼がわざわざ、自分のスタンドの性質を表すような殺し方をするハズ無いのにね。
ほかにも、映画の冒頭5分でもいいから第3部のDioの説明を入れていたら、虹村オヤジについても説明がいくのに。
まぁ、年に3本以上映画を作る「映画屋さん」はそこまで、頭まわらないでしょうね。
役者も殆ど全員がダイコンに見えるし、スタンドのCGもテレビのヒーローものとたいして変わらないほどショボい。格闘シーンもチマチマとして迫力がない。
1800円の価値もなく、100円でレンタルもしたくない。
Gyao か Amazon でタダで見れるまで待っていても、全然、損じゃない。
「悪くない」んじゃあない。
原作大ファンです。
だからといって、この作品を頭ごなしに否定するつもりはない。
観ている最中は、「悪くないな」と思って観ていたが、終わった後には、悪くないどころか、「良い」と思えた。
原作を知っていれば、どうしても、偉そうに、なぜこうしない、ああすればいいのに、と思ってしまうのは仕方のないことではあるが、色んなものを排除して見れば、「おもしろかった」と素直に思えた。
スタンドの迫力、演者の演技、敵味方の家族の在り方、映し方。
人は、大切な人が大事にしているものを、自分のことのように大事に思える。
失って気がつくもの、失う前から大事にしていたこと、大切な人の気持ちを大事にしようとすること、それでも、自分の生き方を貫くときがやってくること、そして、その大切さ。
守ろうとするとき、傷つけなければならない対象と対峙せねばならないこと。
それぞれのキャラクターが原作と同じくらい立っているような気がして、次が気になりました。
どうだろう?
続きがきになる
実写化ということで気になっていましたが、前評判があまりよろしくないので、できるだけ期待値を下げて鑑賞しました。
■映像
序盤で杜王町の街並みとして映された引きの絵がどう見ても海外のそれだったので、え!違和感が…と思いましたが、最初だけでした。
場面が街中での映像になると特に違和感なく、特に屋内などは程よく杜王町の世界観に合っていました。
また、基本的にダークな感じにアレンジされていましたが(ストーリーも原作やアニメのコミカルな部分は除外されています)、ジョジョには合っていたと思います。
■ストーリー
原作の展開を知らない方でもわかるように加えられたオリジナルの脚色が良かったです。
特に東方巡査のバックグラウンドの肉付けは後々の展開に疑問を感じさせない流れになっていました。
原作で、なぜアンジェロが東方巡査の習慣まで知ってるんだ?と謎だった方は、映画版だとすんなり納得できるのではないかと思います。
終盤の展開は賛否あると思いますが、下手に大風呂敷を広げて畳めなくなるよりは、あれでも良いのではないでしょうか。
ただ、ストーリー自体は先にも述べた通り、原作を知らない方でもわかるように脚色をしつつわかりやすくまとめられていますが、それでもやはり最低限スタンドの知識くらいはないと、全く知らない人は映画の世界観に入りにくいんじゃないかと感じました。
それと、ストーリーに関係ないですが、個人的にはやりとりの合間合間でちょこちょこ入る間のようなものがすごく気になりました。なんでそこで一呼吸置くんだろう?と感じることが数回ありました。
■役者さん
レビューなどを調べていると、ちらほら不評を聞く山崎さんの仗助は、前出しのビジュアルで見たときこそ、これはどうかなぁと思いましたが、実際に鑑賞したら特に不満を感じませんでした(特に個人のファンではないので、贔屓目はありません)。
原作仗助と比べれば華奢で外見が頼りなく見えますが、原作に寄せた肉体だとそれはそれでどうだろうと思いますし、どこかで拝見した感想ではただのヤンキーに見えるというものもありましたが、一般人から見たら仗助はヤンキーにしか見えないナリをしているので、それで良いのではないかと思います。演技に関しても、そんなにひどいとは感じませんでした。特に東方巡査とのやりとりは良かったです。
伊勢谷友介さんの承太郎も原作の年齢を知っていると、若干上に見えてしまうんですが、オラオラッシュが大変素晴らしかったですし、小松菜奈さんの山岸由花子は出番こそ少ないですが妖艶で美しかったです。
特に良かったと感じたのは、新田真剣佑さんの億泰でした。
アニメ億泰の独特のトーンを上手に演じておられ、億泰ファンとしては嬉しかったです。
■総評
見て良かったです。
続きが気になる終わり方だったので、ぜひ続編も作って欲しいです。
素直に楽しめた☆
めっちゃ興奮しました!!
原作は1~3部、ジョジョリオン最新巻読了、アニメは4部のみ鑑賞済みの者です。
一部の原作ファンからネットで酷く叩かれていたけれど、やはり自分は気になったので劇場に足を運びました。
鑑賞前主人公役に山崎賢人さん、億泰役に真剣祐さんはちょっと違うのでは(顔が)…と思っておりましたが、実際鑑賞してみるとかなりアニメに寄せてくれていて、何の違和感もなく鑑賞することができました。やっぱり山崎さんも真剣祐さんも演技力ありますよね。
スペインの町並みはやはり外国感が半端なく、最初は違和感がありましたが、見ている内に全然気にならなくなりました。自分は逆に日本でジョジョの撮影をする方がよっぽど違和感しかないだろうなと思うので、監督の判断は素晴らしかったと思います。
内容はほぼ原作に忠実で、どんどん引き込まれました。笑える所も随所にあり、原作よりシリアスな空気が漂う時もあり、原作の良さが昇華されていた印象です。
スタンドの表現も素晴らしかったです!バッドカンパニーは特にリアルでした。あの感じは少年には堪らないのではないかと思います。
家族揃って楽しめるエンターテイメント大作だと思います!第2章が見たくなりました!
変な偏見さえ持っていなければ、原作ファンにも納得のできだったと思います。
家族みんなで鑑賞しました☆
魂が原作に合致
思ってたよりは、
思ったよりは‥
とは、あまり言うのは好きではないですが、当にその通りなので。
ハードルを思いっきり下げた結果、思ったより良かったよ、て意味ではなく、予想を軽々と越えて来たよって割と肯定的な意味で思ったより良かった。
言い出せば言いたい事は山ほどあるんだけど、面白いか面白く無いかと問われれば面白かったしキャストもハマってた。
特に億泰!イケメンの真剣佑が本当に勉強して億泰になりきってるのが解るしあれはリアルに億泰だった。後ろ姿なんか当に(笑)
それに比べて山崎くんの仗助はもう一頑張りってところでしょうか。
本人のせいだけではなく、脚本や演出の影響もあるのでしょうが、ちょっとツッパリ過ぎて原作の超フレンドリーな仗助とはイメージ合わないし、周りとの関係(特に康一との)が少し変になってるのも残念。
一点だけ原作と違う展開になって残念なシーンがあったが、(あのクオリティのCGであのスタンドが見たかったので)それ以外は上手くまとまってたと思う
意外といけます!悪くない!
酷評が多いのは承知の上で覚悟して見てきましたが、そんなに悪くなかったです。むしろよく実写化できていて、おもしろかったです。原作は何年も前に読んだきりで、内容をほぼ覚えていなかったのがよかったのかもしれません。というのも、ジョジョの家系やスタンド能力といった基礎知識があったおかげで、作品世界にすんなり入ることができ、展開を忘れていたおかげで、ストーリー改変に不満を抱かず、本作の脚本を素直に受け入れることができたからです。
また、キャスティングもうまくはまっていたと思います。神木くんも岡田くんもよく演じていましたし、中でも山田孝之さんのアンジェロはまさに怪演でした!さすがすぎます。加えて、スタンドもCGでうまく描かれ、違和感なく溶け込んでいました。ジョジョの世界を実写化できるところに、ようやく技術が追いついたんだなとうれしく思いました。
そんな中、唯一もの足りなかったのは、山崎賢人くんの仗助です。がんばっていたとは思いますが、やはりイメージというかオーラというか、仗助のそれとは違う気がしてしまいました。演技力がないわけではないので、第二章以降で山崎流仗助を完成させて、最後にはハマリ役だったなと思わせてくれることを期待しています。
ヨーロッパ雰囲気最高!
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